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相手の質問を主役にする No.1240

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2024年5月26日 「DayOne日記」No.1240
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
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こんにちわ。

リアルで面談している時には
気づきにくいのですが、
WEBで話をしている時には、
気になることがあります。

結構な頻度で、
相手の「question」に対して
「answer」になってないことがある
ということです。

それは、相手の「question」が
上手く聞き取れていないのか?

もしくは、

最初から相手の「question」を
聞き間違えているのかも知れませんが
WEB会議時によく起こる気がします。

そんな場面を見ていると…

「質問者はそんなことを
 質問したんじゃないよな!?
 もっと、別の質問なんだけど…」

と思いながらも
リアルであれば修正できるものを
WEBではしにくく、そのまま放置に
なってしまいがち。

やはり、そこには
リアルと比べて無機質な場の空気に
なるからこそ、分かりにくい部分も
あるのでしょう。

そして、このQ&Aを考えた時に
これは決してWEB会議だけでなく
日常生活はあると感じます。

例えば、
仕事の場面で部下が上司に質問する時。

部下はA質問に対して
本当はA+の回答が欲しい。

でも、それを意図せず
上司はBやCという回答をする。

そして、部下の立場からすれば…

「BやCもありがたいけど
 そうじゃないんだよなぁ…」

と思いながらも、
上司の手前、「うんうん」と頷いてしまう。

そして、調子に乗った上司が
さらに自分の中心の回答となるDやEの
アドバイスをするのです。

こうなると、
完全に当初Aに対しての質問から
外れているのです。

でも、上司は
「良いアドバイスをした!!」
と満足しているのでしょう。

その反面、部下は…

「この人に相談してもまともに返ってこない。
 もう相談はやめよう…」

と思ったりもするはず。

これらのことを踏まえると、
何が大事になるのか?

それは、
相手のことに対して興味を持って
しっかり相手の話を聞く、ということです。

相手が話したいこと、相談したいことを
しっかりと受けとめる。

いい加減に受けとめず
聞き取りにくいのであれば、
もう一度確認する。

勝手に、自分で答えを想定しない。

そうしないと、
相手をこの人に話をしても
きちんと聞いてくれない人だと認識しまい
今後、ますます距離が開くのです。

大事なことは、相手の話を主役にする。
というスタンス。

これを間違えるから、
自分の話を主役にしてしまうのです。

そして、そんな場面は
日常を見渡せば結構あります。

だから、意識したいのは
コミュニケーションの起点は相手。

話をするなら
相手がどのように受けとめるのかを考える。

話を聞くなら
相手の話をしっかりと聞く。

この当たり前だと言われることも
人は忘れてしまいがち。

だから、何度も意識化にあげ
自分で意識できるようにしたいものです。

そうしないと、
日頃のコミュニケーションは無意識に
やってしまいがちだからです。

少し意識するだけで分かるはず。
それを忘れずに取り組んでいきたいものです。

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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