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マネジメントは「人」 No.685

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2022年11月18日 「DAYONE日記」No.685
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

色々な組織を見たりしていると
様々な考えのリーダーの方々にお会いします。

その中でも、
リーダーのスタンスが
とても重要だと感じるのです。

それは、
現場のリーダーが営業最前線の中で
営業に対して慎重になったり
ネガティブな感覚をもつと、一目で
そのチームの士気が下がります。

モチベーションが下がるという事です。

営業に慎重なリーダーであれば、
ある部下が前向きに営業して仕事をとってきても

「これはダメだ。
 こういうリスクもある。
 だから、やめておこう」

という反応が返ってくると
部下はどう思うのでしょうか?
しかも、それが続くと…。

そうなると、部下の中には…

「どうせ仕事をとっても文句言われるだけ。
 それなら、やらない方がマシ」

という気持ちになってしまうはず。

こうなってくると、
そのチームのパフォーマンスは低下し
当然、業績も悪化する。

そして、業績が下がっていると
雰囲気も悪くなり、コミュニケーションも低下。
全てが悪循環になっていくのです。

そして、一番恐ろしいのが
そのリーダーが悪循環の原因を自分だと思わず、
部下や周りのせいにしているケースです。
ほとんどの場合が、そうなっている気が…。

業績が上がらないのは、部下のせい。
部下が出来ないからと思っている気が…。

そんな他責思考だから上手くいかないのです。

逆に、今の逆をやれば上手くいくのです。

リーダーの方が
前向きで部下の気持ちを汲み取る。

コミュニケーションも活発で
部下も活き活きと仕事をしている。

自分のやっている仕事が否定されず
まずは受け入れてもらえるという安心感。

自分がチームから必要とされている感覚が
あるからではないでしょうか?

そんなチームを想像すると、
チーム内の雰囲気が良く、助け合いも
能動的に行なっている。
チームとして力を発揮されているはず。

これらの違いは、
リーダーのスタンスや心構えの違いです。

つまり、
そういう立場や肩書になれば
自分は言動や考え方が一定の影響力を
持つようになるのです。

それは、意識・無意識問わずです。

何も考えず
自分の好きなように取り組むこと。

それ事態間違いではありませんが
往々にして「自分」が主役になってしまうのです。

大事な事は、
仕事を前に進めていくことであり
「仕事」を主役にすること。

そのために、リーダーとして
自分はどのような役割を担うのかを
考えることです。

それは、
意識的に人を動かす必要がある
という事です。

だから、
リーダーは、ある意味で人を動かすため、
そして、「仕事」を主役にするために
リーダーとして演じる必要があるのです。

自然態で出来る人はいるかも知れませんが…。

マネジメントをするというのは
影響力を意識的にどのように使うのか、
そして、人をどのように動かし、
いかに仕事を前に進めていくのか。

それを考えることでもあると言えます。

P・ドラッカーは、
マネジメントについてはこのように
言及させています。

「マネジメントとは人のことである」

つまり、仕事や結果の成果は
人が共同することで生み出されるのです。

共同できるというのは
良いコミュニケーションが図れた状態。

組織においても、
大事になるのは、人間関係なのです。

仕事をこなすのは、「人」だという事。
そこに焦点を当てて、いかに動いてもらうか
そこがリーダーの手腕になるのです。

頭で分かっても行動となると…。
本当に、これこそ
言うは易く行うは難しです。

だから、
まずは常に意識しながら
少しでも実践できるよう
日々精進したいものです。

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