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お客さん、DXの読み方間違ってますよ。


少し前からDXという用語が流行り始めた。
略さず言うと、デジタルトランスフォーメーション

意味は以下の通り

DX=デジタルトランスフォーメーション

DXとは、デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革することを指します。

デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略で、直訳すると「デジタル変革」という意味になります。本来はビジネス領域に限った言葉ではなく、より広義な意味を持っています。

https://monstar-lab.com/dx/about/digital_transformation/#:~:text=


僕はIT系企業で働いているため
世間がこの言葉を知り始めるより、早い段階で知っていたと思われる。


ニュースや新聞でも
DXが取り上げられ始めた頃、こんな場面があった。


客先に訪問し、打ち合わせ後に
客先の上層部から呼び止められ、別室で打ち合わせを行った。


顧客「最近、デラックスという言葉が
出てきたが御社ではどんな取り組みをしているのか?」


…デラックス?



すぐ気づいた。


この人、デジタルトランスフォーメーションではなく、デラックスと間違えて覚えている…!


僕の中で葛藤が起こった。


①客先上層部に間違いを指摘する
②特に触れない

①の場合は自然な感じで間違いを指摘できれば、嫌な気分にもならないだろうし、もしかするとこのまま指摘しなければ、部下の前で間違えた呼び方でDXのことを言ってしまうかもしれない。


②の場合は、相手がいくらデラックスと間違い続けてもにこやかに、うんうんと頷くことだ。会話の中でこちらもDXの文脈の会話をしなければいけないときは、デジタルトランスフォーメーションとは言わず、DXとただ略せばよいのだ。


……


②を選択した。
適当に話を合わせておけば良いのだ。
わざわざ間違いを指摘して変な空気になるリスクを侵す必要は全くない。


すまんな顧客ぅ!
あなた間違えてるけど、適当に話を合わせておくぜ!


僕「ふんふん、なるほどですね」


こんな僕は


他人の間違い気にしない
自己保身第一人間


ということでよろしいでしょうか?

結局このお客さんはデラックスと3回は間違えていました。でもしょうがないです。そう読める気持ちもわかります。多分若手部下にも使ってしまったことでしょう。でもしょうがないです。恐らく裏で、あのひとデラックスって間違えてるよ。プークスクスと言われていると思いますが、しょうがないです。

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