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好きじゃない人からの視線は怖いぞぉ❗️

わたくし、院子(いんこ)は、なぜか昔から特定の男性にモテます。
それは「女子に慣れていない、特定の趣味を持っている内気な男性」です。
そして、私はそういう男性はタイプじゃないです。
「素敵だな〜!!」と思う男性には脈がなく、なんとも思っていない男性にはモテます。

今回はその中の1人であるO氏との出来事について、ぐだぐだぁ〜〜と書いていこうと思います( ̄▽ ̄;)

 まずはじめにO氏の簡単なプロフィールを紹介(私が知っている限りですが)
・男性
・私より2つ年上
・常にiPhoneをいじっている
・ライトノベルに研究関係の本の表紙を被せている
・実家暮らし
・恋人いない歴=年齢
・無愛想
・自分から挨拶をしない(そのため、社会人大学院生の先輩方から『あいつは挨拶もできないのか!』という苦情が、なぜか私の方にくる)
・柔軟剤もしくは香水の匂いがきつい
・院生室でイビキをかいて寝ていることが多い
・特に女性院生からの評判が悪い
以上!

 はじめてO氏と出会ったのは、大学院修士課程1年目の春。新入生歓迎パーティーの時。私は念願の大学院に合格し、新しい生活が始めることへの期待と不安が入り混じりつつ、(一部の)男性大学院生たちのマウントを取りたがる、無駄にプライドの高い野郎どもがいることを知らない、ピュアな心を持っていた修士1年生だったとき。パーティー会場で、各研究室の先生とご挨拶&雑談をしているなか、その中で1人ポツンと座っていたO氏。私は少し疲れたので、O氏よりも3つ席をあけて座りました。軽く会釈をして、少し雑談をしました。

後日、院生室で作業をしている最中、何か視線を感じるなぁ〜と違和感といいますか・・・・
直感といいますか・・・・・

何かを感じて、ふと後ろを振り向くと、O氏が視線を私の方から、さっ・・と、自分の手元に移す動作をしていました。

その時は、気のせいかなと思いました。しかし、その後も

何か物を取るとき、印刷機の前で資料が出力されるのを待っているとき、O氏の前を通り過ぎるとき、研究室で本を読んでいるとき・・・・・

振り向くと、そこにはO氏が視線を慌てて自分の手元を見る・・・・・
本当に何度も、何度も(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

もう本当に怖かったんです(涙)
なんだか、行動を監視されている感じがして。。。

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他にも、帰るときに「お疲れ様でした」と一言伝えると、

「あー、もう帰っちゃんだ・・・・」

と、ボソッと言うんですよ。
これが毎回だったんです。「えっ、私、帰っちゃいけないのかよ💢」と内心思いつつ、我慢、我慢。

他の院生さんと雑談している時に、「甘いものが欲しい!研究の必需品は糖分でしょ♡」と、甘いスイーツの話題になったときがありました。
後日、しばらくお菓子をやたらと院生室に置いたり、私にくれたり・・・・
私と他の院生さんの話を盗み聞きしていたんです😩

その他にも、私と他の院生さんが話しているとじーーーーっとこっちを見ているし、気になって視線をO氏に向けると、すぐにO氏は自分の手元を見るし、自分が話題に入れる内容だと分かれば、いきなり会話の中に入ってきて、会話が途切れて変な空気になるし・・・・・・・・

本当に、本当に、怖かったし、腹もすごーーーく立ちました。

視線に関しては、私の自意識過剰かなと思い、他の女性院生さんがO氏の目の前を通り過ぎたり、何か作業をしている時、O氏の視線はどこにあるのか観察してみました。結果、全然他の女性院生さんたちのことは見ないのです。
私だけに向けている視線だとわかりました。

よく「男性は好きな人のことを目で追ってしまう」と聞きます。仮にO氏が私に対して好意を抱いているのであれば、私はO氏が好きじゃないですよ〜ということを間接的に伝えるために、「Oさん、早く彼女でも作ったらどうですか?」と伝えたことがあります。

その日の夜、研究が終わり、帰宅の準備をしていたときのことです。使用したマグカップを洗うために洗面台へ向かう途中、O氏がすれ違いざま

「院子さん、みたいな人がいい」

とボソッと言ったのです。

もう、びっくり&頭の中が大混乱・・・・
パニック、パニック、パニックぅぅぅぅぅぅ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

その場から早く消えたいと思い、急いで身支度をして、院生室を出ました。
帰りの電車の中で手が震えていることがわかりました。後日、O氏と以前まで仲がよかった卒業生のEさんに色々と相談しました(Eさんの研究に対してO氏と揉めたみたいです)。その時に、「院子さんは、誰に対しても平等に接することは良いことだと思うよ。だけど、O氏のように女子慣れしていない人、むっつりタイプには『俺に気があるな』とすぐに勘違いしてしまうから・・・・『早く彼女でも作ったらどうですか?』っていうのも、『早く私に告白して♡』って勘違いしてしまうから、言っちゃダメだよ」と注意されました。

それがダメな行動だったと先輩院生さんに言われて反省しました。自業自得だと思いますが、この一言を伝えてから、さらにO氏から見られている時間が長くなりました。

私にとって、好きでもない人からの好意は「恐怖」そのものです

そんなある日。
修士論文提出2ヶ月前のこと。

会話分析がなかなか進まず、イライラが溜まっていた私。

研究終了後、昼間までたくさんいた院生さんが、気がつくと私とO氏の2人だけになっていました。早く帰ろうと思い、足早にO氏の横を通り過ぎ「お疲れ様でした」と挨拶しました。

すると

「あっ、もう帰っちゃうんだ・・・」

とボソッと言ったO氏。
ついに私は2年間溜まっていたO氏へのイライラが爆発し、

「はぁ?帰っちゃいけないばー?やー(沖縄の言葉で『お前』)何様だよ、ふらー(沖縄の言葉で『バカ』)。」

と、汚い言葉を吐いてしまいました。
もうそこから止まらない、止まらない(苦笑)
今まで溜まっていたO氏への不満を吐きまくる、吐きまくる!

院子:「やー、なんであたしが何か物を取っているときとか、本を探している時とか、あたしが何か作業をしているときにじーーっと見つめるばぁ??マジで、怖いし、キモいんだけだ」

O氏:「えっ、あっ、普通、見ない?何か動作をしている人を?」

院子:「それは私の『普通』ではないわ、ボケ。何か、やーにとって、私は面白い行動をする観察対象なのか?」

O氏:「いや、そうじゃないけど・・・」

院子:「あたしは院生室にいる間、やーに監視されている気分になって、2年間怖い思いしていたけど。やーはよぉ、何をするにしてもじーーーーーーーっと見られて嬉しいかぁ??あたしは、全然嬉しくない、怖い、キモい。研究室の人間関係を円滑にするために、やーのマウントにも我慢していたけど、もういいわ。マジで、やー、キモい。」

他にも汚い言葉で色々言いましたが、要約すると「O氏キモい」ということを連呼しました。
最後はおもいっきり舌打ちをして、院生室を出ました(笑)

後日、O氏からの視線は続きましたが、すれ違っても私の方から挨拶をしない、呼ばれても無視、O氏の存在は空気だとひたすら無視、これらを続けたおかげでO氏からの視線を感じなくなりました。

現在、私もO氏も同じ研究科の博士後期過程に在籍中です。その後も、O氏関係で間接的に色々と腹が立ったことがありました。それはまた別の機会にnoteへの投稿という形で愚痴ろうと思います✌︎('ω')✌︎

そして今も私はO氏のことを空気だと思いながら、研究活動を送っています。


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