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テクノロジーを活用し、社会の課題解決やビジネス創出をしたいー行動力の高さで道を切り拓く事業開発リーダー中山ー【メンバーインタビュー#2】

皆さま、こんにちは。高校生インターンのまーくんです。
INDUSTRIAL-X(以下、IX)に入って4ヶ月の事業開発部リーダーの中山に、自身が大切にしていることやこれまでの経験、入社のきっかけなどを聞いてきました。


1. 学生の頃に注力してきたことを教えてください。

国内・海外の宿泊施設で働いたり、湘南地域の地元企業へのビジネス提案や長野での地域活性化プロジェクトに参加したりしました。一番印象に残っているのは世界三大仏教遺跡であるミャンマーのバガンにあるリゾートホテルで業務改善のインターンシップをしたことです。そこでの主なミッションはドリンクとフードの売上UPでした。売れている食事を押し出したメニューの提案や、夕方にBARでのドリンク提供開始を提案するなど、毎日MTGと提案を繰り返し、売上UPを目指しました。。また、ホテル内で1週間ごとに、ハウスキーピングやレセプションなど様々な部門での業務をしながら課題の洗い出しを続けた、とても印象深い1ヶ月でした。

ーきっかけ

大学に入ってイギリスに1ヶ月留学した際に、多様な価値観と出会い、もっともっと色々な国を見てみたいと思うようになりました。しかし、留学で語学学校に行って机に向かって勉強するのは少し退屈だったので、次は海外で主体的に動くことで現地の人ともっと関わりたいと思い、たまたま見つけたミャンマーでの業務改善インターンに応募しました。

ー海外留学&インターンの気づき

学生の頃はスマートフォンが無い中での旅だったので、フランスで予約サイトの不手際でホテルの部屋がダブルブッキングで泊まれず2〜3時間ホテルのレセプションの人を捕まえて意地でも別のホテルに泊まらせてもらうように交渉に次ぐ交渉をしたり。インドでは詐欺集団に目を付けられてあらゆる方法でコンタクトされ、親切にしてくれる人たちがほぼ全員詐欺師かもしれないということに身の危険と心の疲労を感じたり(手口としては、どこかのタイミングで睡眠薬を飲まされ、金品を盗まれたり暴行を受けたりする)。海外では、「生きていく」ことすら大変だということ、自分で自分の身を守るしか無いことを感じ、雑草魂のようなものを身につけたように感じています。同時に「生き抜いていく力」が過酷な環境で生きてきたアジア人の友人などに比べて圧倒的に弱いことも認識しました。
また、高校時代から和食レストランで働き、バイトリーダーをしていたこともあり、サービス業が好きで観光業界で働きたいと思っていましたが、業務改善型のミャンマーのホテルでのインターンを通じてフロントでの接客よりも、ビジネスでの課題解決の方が好きだということを認識するようになりました。

2.今までどんな仕事に携わってきましたか?

新卒から9年近く、国内外の製造メーカ・発電所など向けに水処理プラントエンジニアリング企業・水ingでの営業をしていました。大きくいうと建設業の一種です。数ヶ月〜数年かけてプラントの仕様検討、設計・見積、契約交渉をし、受注に向けて顧客へ提案していました。また、IoT・AIを用いた、水処理設備の遠隔監視・水処理設備で利用する薬品量の最適化・消耗品交換頻度の最適化の事業開発・拡販プロジェクトに営業として携わっていました。

ー日々の挑戦とやりがい

私の業務は主にお客様への提案営業とプロジェクトマネジメントの二つがありました。私が仕事をしている中でいちばん楽しいと感じる時は、技術のプロや営業のプロであるチームメンバーの知識や経験の掛け算により最適なソリューションをお客様に提案することができた時です。
プラントエンジニアリングは電気、土木、設計、積算、調達、工事部など多岐にわたる部門のプロフェッショナルな方々が協力して成り立っている仕事ですが、そのメンバーの歯車が上手く回る状態をいかに作るかということが日々の挑戦でした。
自身より遥かに経験がある職人気質の技術者を前に全員が多忙な状況において困難な状況も多々ありました。他方、お客様と社内メンバーの信頼を得て一丸となってプロジェクトを進められていることを実感できた時は、プラント事業ならではの泥臭さと面白さを味わえていると感じられる瞬間でした。お客様の事業や工場に対して水処理を軸にコンサルティング提案・プロジェクトマネジメントをする仕事はIXの業務と共通する部分も多いので、そこで得た経験や知見をIXでも活かして貢献していきたいです。
また、全国の水インフラを支えていくというプライドと熱い想いを持った人々が集まる会社で働けたことと同時に大きな組織ならではの課題を感じたことは、今後IXのお客様に対して共感することができる基盤になったのではと、そのような環境で働かせていただいたことに感謝しています。

ー印象深い現場

印象に残っているプロジェクトは、ベトナムの現場で1ヶ月程PMO
(Project Management Officer)をしたことです。暑さ、事務所内で走り回るネズミ、資材が到着する予定日に到着してなかったり壊れて届いたり、作業員が40人の予定が20人しか来ないなど...海外でのビジネスならではの過酷さにも直面しました。それでも、(営業は普段は現場に長期滞在することはないため)現場の一番近くでチーム一丸となって業務に取り組んだことはプラントエンジニアリングの醍醐味を感じられる瞬間でした。

3.IX入社の理由、IXでチャレンジしたいことは、なんですか?

もともと、人口減少の一途を辿っていく日本において日本の居心地の良さの基盤となっているインフラや事業をサスティナブルにするための仕組み作りに興味がありました。2年間、ビジネススクールに行った際に、代表八子がゲスト講師をした授業があり、IXを知りました。産業構造改革を目指しているIXに興味を持ち、このミッションに一緒に取り組みたいと思い、入社しました。

ー産業構造変革に興味をもった理由

子供の頃は起業に興味があったのですが、ビジネスを通して社会課題を解決したいと明確に思ったのは大学生の頃でした。3.11東日本大震災の時、地震発生の2週間後に石巻に行きました。
泥かきや遺品整理遺族の子供達への勉強サポートのボランティアをしましたが、その時に掻いても掻いても無くならない泥を目の前にし、また家族を亡くされた遺族の方の気持ちを私が心から理解することはできないと感じ、大きな無力感を持ちました。
きっかけは3.11のボランティアで感じてしまった無力感からの逃げだったのかもしれませんが、社会課題解決の手段としてNPOやボランティアではなく、ビジネスの仕組みづくりを通して貢献したいと思うようになりました。
また、私の祖父母は滋賀に住んでいて私たちが首都圏から頻繁にケアをすることができない中、老人ホームや病院にたくさんお世話になりました。人口が減り高齢化が進む中で、祖父母が受けたような手厚く温かいサービスを維持することができないか、尊い仕事をして下さる方々の仕事を何とか楽にできないか・・・という思いがあり、医療や福祉をはじめとした暮らしを支えるインフラビジネスを存続させるために貢献したいという思っています。

ー日本の魅力を広め、日本を盛り上げていきたい

たくさんの国に行くなかで日本と他国を比較することが多くあり、日本人としてのアイデンティティが高まるとともに日本がどんどん好きになっていきました。「日本はこのままじゃ生き残れない」「日本は海外に遅れている」という言葉を聞くことも多くありますが、世界には200程度の国があり、その中で日本は様々な指標において上位にいます。私は「こんなに治安が良くて、秩序があり、ご飯が美味しくて、住みやすい国は他にはない」と思っており、日本の良さをもっと海外に広め、日本を盛り上げていく(インバウンド観光客・移住者・輸出品の増加)活動もしていきたいです。

ー今後の目標

直近の目標としては、IT業界のベーシックな知識を一通り理解し、顧客のDXに貢献できるコンサルタントになることが目標です。前職・水ingでテクノロジーを軸に顧客課題の解決をしていたこともあり、顧客の課題解決やビジネス創出の道具としてテクノロジーの力を活用できるようになりたいです。また、テクノロジーを使って課題解決する仕事は一人ではできないことなのでチームワークを大切にすることを心がけています。
長期的には、社会課題解決の手段としてビジネスを創ることができるようになりたいです。
また、日本の魅力をさらに向上させるための観光に関するビジネス創出にも携わっていきたいです。

4.趣味はなんですか?

料理が好きで、実験的に色々なものを作ってみるのが好きです。お店で出てきた料理をまねして作ったり、スーパーや道の駅などで旬の食材を買ってきて食材に合わせて料理を作ったりしています。
また、海外の料理教室に行き色々な国の人と関わりながら違う文化の料理に触れるのも好きです。料理に合うお皿を探しに行くことにもハマっています。

ー大事にしていること

海外の知人や元上司などから「Life is too short!(だから人生を楽しもう)」とよく言われたこともあり、「この一瞬は今しか無いので一瞬一瞬を最高に楽しもう」と心に留めています。

5.プライベートでの目標や今後の抱負を教えてください。

「日本」と「食」が大好きなので、外国人に日本の食文化やお皿などを知ってもらう機会をつくりたいという夢があります。例えば、私は海外で料理教室に行ったりグルメツアーに参加することが多いのですが、日本で料理教室や釣り、グルメツアーなどのイベントを通して外国人に参加してもらうようなイメージです。
また、屋外にいることが大好きなので、自然豊かなところで食事を楽しめる場所をつくって友人やお客さんに楽しんでもらいたいという夢もあります。どちらもいつかこんなことができれば良いなくらいのふわっとした思いで、今は食をテーマに旅行したり世界各地のさまざまな食材を使った料理を楽しんだりしています。

---編集後記
高校時代からたくさんのことに挑戦をしてきていることに驚き、
行動力の高さで道を切り拓いてきた姿が印象に残りました。
お話の中で、とても強く感じたことはその行動力です!
自分のやりたいことや興味が湧いたこと、
疑問に思ったことにすぐに飛び込む
その力に、類まれな強さを感じました。

WRITER:MA-KUN
EDITOR:@enoy8977


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