【2016年】自分の世界観と目的と役割について、またこれからやっていくことの整理
2016年
1年の計は元旦にあり。ということで
あらためて自分の人生をどう演出していきたいのか
何をするために生きようとしているのか、整理してみました。
WorldShiftのフレームがとてもわかりやすいので
まずはそれにまとめてみました。
以前よりよっぽどシンプルにまとめることができました。
でもこれで表現できています。
なぜ上の図のようになったのかというと・・
・資本主義競争社会は人間の技術と生活の効率を飛躍的に高め、時間の短縮、関係性の拡大、互いに凌ぎ合う構図により、技術的な文明は大きく前進してきた。
・一方で資本を生み出す上で必要な課題解決は、数多くのソリューションが生まれ、ほとんど飽和状態に近づいている。
・オープンデータにより明るみになってきたのは、格差問題や、自殺率、環境問題といった競争社会からは解決できない問題だった。
・命と向き合う機会を与える情報が増えた時代とも言える。働くだけ得をする時代はもう終わり、この平等な時間と命をどうやって使っていくのかを考えるようになった。
・資本主義→共産主義というシフトは分かりやすいが、既にこの時代の共産主義はステレオタイプを軽く凌駕する。何故なら学習と発信の機会がほとんどインフラとして整っているからだ。
・共通の課題認識とそれに伴うクリエイションを共にしていけることが現実的に可能だからこそ、地球の外から人間を見るように、全体感を感じることが、人類にとってベターな解なのだと思う。
以上のような理由があります。
そんなパラダイムシフトを僕は
と名付けてみることにしました。
人間の性善説を信じている立場でのネーミングです。
例えば、僕たちはそもそも「世界平和」を望んでいる
そんな前提があるとして、当然後進国の資金、資源的に貧しい人々へ
寄付をするわけです。
そうすれば助けたい人を助けられると思って寄付をするわけなのですが、問題は寄付が分配された後に、その国の人同士で略奪が起きているということです。
また、日本はよくカンボジアに学校をつくりますよね。教育の環境を整えてあげることはとても素敵なことだと思います。ただ実際は、登校中に襲われることが怖くて、登校できない女の子が多くいるようです。
自由とは秩序により保障されるという前提を
この国にいると忘れてしまいそうになります。
マクロな例を出しましたが、僕らの生活レベルでも優しさが阻害されてしまうような出来事は起きています。まずはそこから変えたいと僕は思っています。
ではどうするのか?
ということで1つアイディアがあります。
それは
こんなパラダイムシフトを狙っていけば競争→共生のシフトに
繋がっていくんじゃないかと思っています。
なぜなら
・今ある当たり前の価値に気づくことは、必要以上に得たものは配るという価値観を生み出す。そして分配すること自体の喜びに気づいていく。
・ないものねだりの背景には、コントロールされた雰囲気のなかでの他者比較が作用している。そうすると比較対象が対人間だけになり、如何に優位に立つかという発想に囚われてしまう。社会の上、地球の外から見た生物としての視点が欠如しがちになる。
・人生において本当に重要なことなんて殆どない。ある指標の上で比較し、上位層になったところで欲求が満たされた感度は、自身の知覚のフィルターを変えることで、概ね今すぐできることと代替できる。
・優位に立つことに価値がないということではなく、均等な時間の使い道として、今ここに価値を感じ続けること、既に与えられているものの多さに感謝をし続けることは、より持続可能な幸福へ有効に作用していく。
・そしてそれは地球が再生産可能な資源量に対して消費のスピードを減らすことにも繋がっていき、地球生物としてより長く生存していくための生存戦略となり得る。
という理由があります。
これはSilent itのイベントの世界観として常に意識していることでもあり
ある種禅的な思考セットを、まずは自分自身ができるようになっていくために
毎日座禅して修行しています。笑
とはいえ具体的には何をするのということで
僕自身の役割を考えてみました。
それは
「自由を保障する空間デザイン」
改めてこれがどういう意味かというと
「自由」とは自らに基づく解放体験と責任のこと。
「保障」とは変化や違いを認め、担保すること。
「空間」とは認知できる範囲に在るもの、こと、すべて。
「デザイン」とは理想を、伝えること。
自由を保障する空間デザインとは
それぞれの意思や思考が発露していくように、そこに存在していることが
普通で、大切なものをそのまま大切にできている実感があり
優しく、静かな、空間づくりのことです。
何故それがぼくの役割なのかというと
・心の内をなるべくクリアに外に出していける環境づくりとしての、解放体験を音楽は担うことができる。
・ファシリテーションはその状態になる恐れを緩和するテクニック、全員がそれでOKな雰囲気を醸成し、保障していける。
・Silent itはどこでもできる音楽体験で解放体験を広めていくと共に、コアにアクセスして解き放っていく体験を促進した、ファシリテーションでイベントオーガナイズをしていくブランド。
・エンターテイメントとしての学び、学びとしてのエンターテイメント、その境界をどんどん曖昧にしていくエデュティメントという領域で、大学時代から研究検証を重ねてきた。
・一番大事な理由は、”自由が保障された空間”をつくることが
何をするよりも大好きだからということ。
だから僕は自由を保障する空間デザインを
続けることができると思っています。
これらを合わせ
これから死ぬまでのベクトルをざっくりとした図にするとこうなります。
土台としての役割、ビジョンがあった上で
実際にそれを強い影響力として発信するため
また
持続的に活動していくために
ビジネスでの実績も上げていかなくてはいかません。
何かを変えるときは
内部から実績を持って促していくのが最も説得力がありますから。
と同時に、あまりに多くのことを外注している生活から離れ
独り立ちしていく必要があると考えています
例えば電気水道ガス、これら公共インフラが今完全に止まったら
これから生きていける自信がない。。
ですがそんなインフラが整っていることはなんらあたりまえではないです。
むしろ完全に一人で生活ができる知識と技術があった上で、時短として
それらソリューションを使用するというのが通常なはずです。
なのでこれからは、生きるために、分配するために、できることを1つでも多く増やしていきたいと思っています。
ちなみに余命の58歳というのは想像ですが
たぶんこれくらいだと踏んでいます。笑
ということで長くなってしまいましたが
雨宮の基本スタイルはこんな感じです。
世界平和を終わらせた後に
綺麗な森で好きな音楽を安心して聴くことだけを
夢見て生きています。
こういった記事は毎年更新していこうと今は思っています:)
のでので、あらためて本年もよろしくお願いします^^
「こんな未来あったらどう?」という問いをフェスティバルを使ってつくってます。サポートいただけるとまた1つ未知の体験を、未踏の体感を、つくれる時間が生まれます。あとシンプルに嬉しいです。