ヤドカリを見ていると斎藤道三父子の姿を見ているような気がする。自分の形や大きさの変化に応…
斎藤道三の父、松波庄九郎は山城国乙訓郡西岡に生まれたとされる。今の地名で言えば長岡京市の…
近江から美濃へ帰国の準備をしていたところを完全に奇襲されたことは斎藤妙純最大の不覚であり…
この「土岐政房+斎藤妙純グループ」と「土岐成頼・元頼+斎藤利藤+石丸利光グループ」が緊張…
さて、斎藤利藤と妙純が争ったときには妙純の肩を持って利藤を京にまで追いやった土岐成頼であ…
1480年2月に斎藤妙椿は息を引き取る。守護の土岐成頼を上回る官位に就いた彼は実のところは甥…
美濃は代々土岐氏が分国として治めていた国である。何年か前の明智光秀を扱った大河ドラマでは…
織田信秀は生涯、公式的には大和守家の三奉行の一人であるに過ぎない。しかし、世間から見れば…
京都の夏を彩る祇園祭りは四条通りの東端、東山の山裾にある八坂神社の祭礼だが、この八坂神社…
いろいろな戦国大名がこれから名乗りを挙げることになる。彼らののし上がり方は一様ではない。…
関東と駿河や甲斐の時代の移り変わりを述べて来たが、ここからは日本の戦国時代を収束させる「…
1521年11月、武田信玄は要害山城で産声を上げた。躑躅ヶ崎館ではなかったのは、そのとき今川勢…
武田信玄の父である武田信虎は1494年に武田信縄の側室岩下氏との間に生まれたとされる。元服当…
三重県が関西なのか中部なのか悩むように山梨県は甲信越という括りから中部、あるいは八王子あ…
仏教伝来から明治が始まるまで、寺院は現在のように宗教的建造物という意味以外に異なる意味合…
寿桂尼は権大納言中御門宣胤の娘として生まれ、今川氏親に嫁いで後は80歳以上とも言われる高齢…