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境界線の私、国境の島

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孤島の端っこに1人いたい自分と。敢えて人との境界線に身を置く自分と。
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2023年4月の記事一覧

裂け目

裂け目

島の現実があまりにも辛いから
逃げるように救いを求めるように東京へ本土へ、米国へ他国へと脱出する。
救ってくれた東京だからそこへ帰ればほっとする、でもその東京が米国が島を苦しめる…心がいつも2つに裂かれている。

この感覚をわかってくれる人はいるのだろうか。
この裂け目を何とかしたくて…

どうしようもなく島を愛している。
この風を故郷と感じる魂があなたにもあるといい。
島の光や匂いや人々の姿にふ

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「暴力は言葉を奪う」と意識しだしてから、今日ふと思ったこと。
琉球が併合され言語が「標準語」に塗り替えられたその時から、世代を経てもう元の言葉が取り戻せないまでになっている現在、このこと自体、ずっと暴力を受け続けている状態なのではないか…と。。
(思案中)

神宮外苑の木々と辺野古

神宮外苑の木々と辺野古

🌿“芸術は長く、人生は短し”

・坂本龍一さん逝去に伴い、その遺言のような手紙(ことば)から、神宮外苑の木々を守ろうという機運が高まっている。
「これだけ署名が集まりました」
「海外メディアが取り上げました」
「著名人が賛同しています」etc.

・特に海外の報道機関への期待は大きく、いかにも“外圧”に弱い日本、というポイントを突いてくる。

・…ただ、沖縄の基地は、とうの昔からそれは経験済みだ

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間に合わなかった切なさ

間に合わなかった切なさ

人々が社会問題に気づき、政治に物申す時というのは、
「その時に自分は救済されなかった」
「間に合わなかった」
ということの現れなのですよね。。

だから本来なら、嘆いて投げやりになったり、逆恨みしたり、利己的に自分の「今だけ」へ集中したっておかしくないはず。

でも「自分と同じ辛い思いはさせたくない」と、未来のことへ考えがシフトすること自体、当たり前なコトではない、と私は思うのです。

だからこそ

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