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ゲストハウスをDXするポイント有料編

旅行をするとき、ホテル・民宿・ゲストハウス・ホステルなど様々な宿泊形態が候補に上がります。

その中でも、ゲストハウスを選ぶ人にはどんな人がいて、その人達は何を求めてゲストハウスにやってくるのでしょうか。

ゲストの欲求を満たし、よりよい空間で過ごしてもらうために
DXやデジタルの導入で取り入れられることをご紹介していきます。


1. ゲストハウスを利用する人

かつてのゲストハウスは、ひとりかふたりの低コストで旅行する人やバックパッカーのような人向けの、特別に安い宿という印象が強く、待遇や施設は簡素なイメージがあったかと思います。

実際に、数年前までのゲストハウスはというと、素泊まりができればそれ以外の機能は不要で満足という人が多かったです。

しかし、現在のゲストハウスはただ宿に泊まりに来るというような人ばかりではありません。
スタッフや利用客とのコミュニケーションを求めたり
併設のカフェやバーを楽しみに来たり、
仕事ができる空間を求めて来たりするゲストも増えています。

観光客

一般の利用客はほとんどが観光客でしょう。
宿泊費を抑えて旅行の他の部分に費用を使いたい人や、一人旅だけど宿では他の人とコミュニケーションが取りたいという人、地元の人しか知らないローカルな店や観光地が知りたい人、国際交流に関心があったり語学の勉強をしたりしている人などは特にゲストハウスを宿泊先に選ぶでしょう。

実際に、違う国からゲストハウスにやってきて仲良くなりその後の旅行を一緒に楽しんだり、恋愛関係になったりするようなゲストも多いようです。

言葉が通じない旅行先では、ゲストハウスで英語という共通言語で会話できる時間が憩いの時間になることも多いようです。

ノマドワーカー

最近続々と登場しているノマドワーカーをご存知でしょうか。
ノマドワーカーもゲストハウスをよく利用するゲストの層の一つです。

ノマドワーカーとは、オフィスや自宅といった決まった場所ではなく、公共の図書館やカフェ、シェアオフィスなどを使って仕事をする人のことです。言葉の由来は、遊牧民を意味するnomadoと働く人のworkerを組み合わせた言葉で、遊牧民のように様々な場所に移りながら仕事をする人と考えるとわかりやすいでしょう。

最近ではフリーランスの人の他にも、企業に勤めているけれど出社の義務がない会社員にも、この働き方をしている人が増えました。
こういった人たちは、旅行をしながら仕事をする”ワーケーション”をしている場合も多いです。

ノマドワーカーはインターネット環境があれば仕事ができる人がほとんどなので、インターネット環境のある宿泊先があれば、国内外どこでも旅行をしながら働くことができます。

日中はゲストハウスの中や周囲のカフェなどで仕事をし、夜は観光をしたり他のゲストと会話を楽しんだりする人も今では少なくありません。
多様な働き方の浸透によるものですね。

アドレスホッパー

アドレスホッパーは最近増えている暮らし方です。
ノマドワーカーの最終形態と言っても過言ではないでしょう。
アドレスホッパーとは、住む家を持たずに常に移動しながら生活をする人々のことです。
住所を意味するadressと転々とするを意味するhoppingを組み合わせた言葉です。

ノマドワーカーは働く場所のみ定義した言葉ですが、アドレスホッパーは、住む場所さえも自由なスタイルです。

アドレスホッパーの人々は、ホテルマンスリーマンションゲストハウスに滞在することが多く、特にゲストハウスでは異業種の人や海外の人と安価な宿泊代で交流することができるのでアドレスホッパーの人々をたくさん見つけることができます。


2. ゲストハウスに求めるもの


観光客やノマドワーカー、アドレスホッパーの人々はゲストハウスにどんな役割を求めるのでしょうか。

快適なインターネット環境

ノマドワーカーやアドレスホッパーはゲストハウスでも仕事を行います。
彼らはパソコン一つで仕事をする場合が多いので、快適なインターネット環境は不可欠な要素です。
デジタル時代の現代では、セキュリティにも安心なネットワークを敷いてゲストを迎え入れることがマストです。
合わせて、ゲストが集まるフリースペースでも個室であっても、電子機器を充電するための電源が多いとゲストに喜ばれるでしょう。

様々な人々との交流

前述したように、様々な国の様々な業種の人と触れ合えることはゲストハウスに宿泊する大きなメリットです。
ゲスト同士がコミュニケーションを取れる空間の設計は重要です。

共用部のキッチンやダイニング、複数人で泊まる個室にもコミュニケーションツールとなるボードゲームを置いたり地域の情報誌を置いたり、世界地図を貼ったりと工夫によってはゲストが楽しめる空間を作り出すことができます。この一工夫で、リピーターが増えるきっかけにもなります。

便利でスムーズな宿泊機能

最も基本的でかつ重要なのは、
予約から精算、チェックアウトまで正確にスムーズに行えることでしょう。離れている場所からでも予約や予約変更、確認などがスムーズにできると、

信頼感の高いゲストハウスだと感じてもらえます。そのスムーズさを手に入れるには、ツールの活用デジタル化が不可欠です。


3. ゲストハウスでできる有料のDX・デジタル化

具体的にゲストハウスでデジタル化できるシステムや仕組みにはどんなものがあるでしょうか。お試しから始められる有料のツールをご紹介します。

決済システム

キャッシュレス決済は今や世界中で広がっています。
海外の方には当たり前とも言えるかもしれません。
グローバルなゲストハウスを目指すならキャッシュレス決済の導入は必須です。予約から決済まで一貫したシステムで行えるサービスもたくさん登場しています。
ぜひ、コンセプトや予約方法に合った決済システムを使ってみてください。

チェックイン/チェックアウトの管理

通常の鍵の受け渡しが不要だと、無人化・省人化できるためコストが抑えられてゲストも管理側としても便利ですよね。
タブレットやスマートフォンの端末を設置して顔認証や暗証番号、スマホアプリと組み合わせて解錠・施錠できるシステムが登場しています。

予約や支払いシステムと一括してこのシステムを取り入れることもできるので、ゲストハウスにぴったり合うものを探してみると良いでしょう。

VPNの導入

様々な国からゲストが訪れるゲストハウスでVPNが使えるとゲストに喜ばれるでしょう。
VPNとはVirtual Private Networkの略で、第三者に見えない仮想的なトンネルの中で通信する仕組みです。

セキュリティに安心なVPNを設定すると、日本にいながら海外のインターネットサイトを見ることができます。

複数の国にアクセスできるPCを設置しておけば、海外から来たゲストが自国のサイトを確認することができ重宝されるでしょう。


今回はゲストハウスに来るゲストの種類と、ゲストが求めているもの、ゲストハウスのデジタル化を助けるツールをご紹介しました。仕事もプライベートな空間も兼ね備えたゲストハウスで快適に過ごしていただくために、小さなところから工夫をしてみてください。デジタル化の進んでいるゲストハウスとしてコンセプトを決めても人気が出るかもしれません。


(ライター mayukoko)

いかがでしたでしょうか?
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