見出し画像

rakugaki_103「美術館へ行こう!【東京編】松岡美術館」


松岡美術館

私には「美術鑑賞」という唯一の趣味があります。
その「趣味」にもブームがありまして、第一次ブームが1985年〜1987年。
第二次ブームが2009年〜2018年。
第一次ブームの1987年から第二次ブームがはじまる2009年まで20年以上の月日が経っていますが、その間にも何回かは美術観賞をしています。
ただ「ブーム」の期間は、集中的に「美術館」に出かけているので「ブーム」なんですね。
このブログでは、私の大好きな「美術館」に出かけて、観賞した「美術展」の感想とともに、「美術館」の魅力が一緒に伝えられればなぁと思っています。

「松岡美術館」は東京都港区白金台に1975年に開館しました。
「松岡美術館」には一度だけ訪れたことがあり、その時の美術鑑賞の感想ブログとなります。


●2013年4/21-9/23「松岡コレクション 印象派とその時代」

松岡コレクション 印象派とその時代

松岡美術館に行くのは、初めてです。
日本画、東洋の陶磁器、西洋絵画、古代オリエント美術など多岐にわたる作品を収集しているとか。

1894年、日本に生まれた松岡清次郎は、印象派の絵画に出会いファンとなった一人らしいです。
『印象派』の誕生から約100年を経て西洋絵画の蒐集を始めた松岡のコレクションから、本展はブーダン、モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、などからギヨマン、ロワゾー、モレなどの作品と、同時代にイギリスやフランスなどで描かれた作家の作品が展示されています。

美術館に入ると彫刻群が迎え入れてくれます。

ディエゴ・ジャコメッティ「猫の給仕頭」が図柄のクリアファイル

その中のディエゴ・ジャコメッティの「猫の給仕頭」がとてもカワイイ!
まるでジブリ作品に出てきそう。
あまりに可愛くてクリアファイルを購入しました。

展示室1が猫関連の彫刻が収められていて、とてもプリティ。
ま、猫関連というよりエジプト関連なんですが(笑)

展示室2はうって変わって現代彫刻。
ヘンリー・ムアとエミリオ・グレコの彫刻群です。

展示室3はアジア、仏教系の彫刻。
クメール彫刻、中国仏教彫刻、ガンダーラ彫刻、ヒンドゥー教彫刻などアジアな仏教系な彫刻が展示されています。

展示室4は陶磁器。
お皿や壺の展示で埋め尽くされています。
この美術館、面白いですね。
とてもバラエティに飛んでいます。

さぁ、いよいよ展示室5と6の企画展。
凄いですね~。
土曜日にも関わらず、ほぼ貸切り状態。
気づけば部屋に一人っきりのときも。
ゆったりのんびり鑑賞できました。
なかなか見応えのある美術展。
ウィリアム・アドルフ・ブーグローの「編み物をする少女」は一心にこちらを睨んできます。
カール・ケンツラーの「落日の海」 は夕焼けの波立つ海が美しい。
チャールズ・エドワード・ペルジーニの「束の間の喜び」は物語のシーンを切り抜いたような絵。
などと思いながら、この部屋を一人っきりで独占して観ている自分に気づき、改めて凄く贅沢だと思ってしまいました。

絵画は壁面にガラス越しの鑑賞になってしまいますが、通路、空間も広くとっており気持ちの良い美術館でした。

帰り、白金台の美術館近くの雑貨屋さんで、可愛らしい靴下があったので色違いを4足衝動買いしてしまいました。
白金台、オッシャレ~で上品な土地柄でした。


以上、松岡美術館での美術鑑賞でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?