五感の中で一番残る感覚
最初に浮かんだのは匂い。
何処かの家の夜ご飯の匂い。
カレー?焼き魚?美味しそうな味。
体温が高くなって制服が肌に張り付いてる感覚。
夏の暑い日の帰り道だ、学校から家まで片道1時間かけて歩いたあの道。
毎日通るあの橋、丁度太陽が沈みかけて光のすじが私の顔にダイレクトにあたるあの橋。
一瞬でその場所に立ってた、車の音、踏切の音、子どもたちの楽しそうな声。
記憶が蘇ってくる。
懐かしくて夕暮れ時この曲を聴きながら外を歩いてみた
ぬるい風が気持ちよくて
『遠くへ流れて風が頬を撫で