今永成美 -Tohkei

アイドル始めました 良かったらXも見てね

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目線は出口

歯医者は嫌いだ 機械音も 無駄に優しい声色の先生も 隣にいた小さい女の子が 連れていかれた 可哀想に、涙で顔がぐしゃぐしゃだ あの子は一人で逃げられない お母さんにしっかり捕まってる 何処に行こうが必ず捕まる もう耐えることしか出来ない 私は、逃げれる まだ治療を受けてないし、道徳は守れてないかもしれないけど 二度と会わなければいい 私は、いつだって逃げれる あの子とは違う、自分の意思でここから逃げる事も出来る きっと誰も追いかけては来ないし、 居なくなった瞬間に

    • あなたに憧れています

      『今』を生きてるのは『過去』があったからで 先に『未来』が待ってるからだ 小さい頃から誰にも言えなかった事がある それは『もう一人の私』という存在だ この子は凄い、私とは全然違う 明るくて前向きで人懐っこい好奇心旺盛な子だ 言葉が怖かった、ナイフみたいに胸によく刺さるから。抜くと傷が広がりそうで放置するしかなかった 飲み込んで蓋をする、バレないようにしないと 家に帰ろう、帰れば終わる 私だけの部屋がまってる、誰も邪魔は入らないし、入れさせない それまでの我慢だ 不思議な

      • ポッピングシャワー

        一番難しいテーマだ、何も出てこない 誕生日がどういう日なのかは知ってる 人が誕生する奇跡みたいな日、一年に一度しかない特別な日だ 数字が増えていく度に、人間になって何年目かあ、なんて思う あまり思い出はないけど、唯一覚えてるのは冷凍庫にアイスケーキを見つけた時だ 奥の方に隠されてて、サプライズで買ってきてくれたのかなんて子供ながら思った 夏休みの終わりだから、特に楽しいこともない 大人になった今でも忘れられる事が多い日だ だから自分の誕生日は実はそんなに好きじゃない

        • 光差

          光をまとってる人だと思った 夏のプラネタリウムに行くと9割の確率で解説される三つの星 授業でも習う有名な三角形は、こんなに明るい街でも見つかるくらい力強い光を放ってる その中でも一等星のベガが一番明るい恒星らしく、白く輝いてるから真夏のダイヤモンドとも言われてるらしい 地元もそこまで星が綺麗に見える街ではなかったけど、夜落ち込んだ時に散歩をしながら明るい星をずっと眺めてた 宇宙が好きだ、広くて、自分がいる今の場所とは絶対に違う時間が流れてる 忘れたいことも一瞬で忘れられる

          一息ついて

          一口かじると一気に脳が刺激されて 幸せな気持ちで満たされる 子供の頃から甘い物が大好きで ご飯よりもお菓子ばかり食べてしまう子だった その中でもチョコレートは今でも私にとって欠かせない物だ 特に何か大事な話をする訳でもなく 横にいるだけで気まずくならない むしろ落ち着いている自分がいるのはどうしてだろう 甘い空気に包まれてる感覚 あまり自分から話しかけるのは苦手な私が、気になって声をかけてしまった そのくらい一人違った雰囲気がある人 ストレスを感じる瞬間 ああ、また失敗

          潤い

          水族館が好きだ 当たり前な話、魚が沢山いる 知ってる魚もいれば見たことない魚もいる 見ていて飽きないその時間はあっという間だ でも1番好きな所は静かで非現実的な空間だからだ 本物の海の中は分からないけど、歩く度に中を散歩してるみたいで夢の中にいるみたい 中々帰りたくないここに居たくなる そんな神秘的な気持ち 視界に入った時の印象が強い 今まで出会ったことのない妖艶で艶っぽい感じ 中々触れてはいけないような気がして一枚ガラスを挟んで見ていたくなるような そんなイメージ 知ら

          いらっしゃいませ

          昔、一人だけ私にも推しがいた事を思い出した 自分には考えつかないような感性・表現 何よりその人が放つ言葉も作る音楽も大好きだった 抱えきれないのによく感情を押し殺す 小さい頃は今より酷かった 部屋に籠って一人の世界に入り込む そんな繰り返しだった きっかけは些細なことで、その人の曲が耳に入った時涙が止まらなかった 勿論、出会ったことも出会うこともないはずなのに共感してくれてるみたいな寄り添ってくれた気分になった。 凄い、一つの音楽でこんなに軽い気持ちにさせてくれるなんて

          いらっしゃいませ

          一ページめくる度に、わくわくした気持ちにさせてくれる 続きが早く読みたくて、もっと先を知りたくなる 時間を忘れてしまうくらい、その世界に入り込んで中々抜け出せず 最後のページに辿りついたとしても、余韻に浸ってしまう だから本が好きだ パッと現れた時、不思議な感覚になった ニコニコ会話をしているのに何処か頭で考えているような、目が合ってるようで合ってないみたいな感覚 新しい本に出会った時みたいに 続きが知りたくなって、変に興奮してしまった。 あの日の帰り道に一人反省会をした

          静かな日

          少し前にnoteに投稿した 高村光太郎の『智恵子抄』 まさにこれ こんな風に自分の事を1冊にまとめられたい 昔から恋文が憧れ もちろんストレートな『好き』という言葉も素敵なのかもしれないけど 遠回しで抽象的な言葉の方が相手の事を より深く考えてるようで胸にグッとくるものがある 個人的な意見だけど 攻略ってどういう意味なんだろう 自分の事も未だに攻略出来てないんだけどな 恋愛シミュレーションゲームみたいな事なんだろうか だとしたら簡単だ ーーーーーーーーーーーーーーーーー

          情熱

          四季で例えるなら夏だ ハツラツとしてる開放的な感じ 余談だけど暑くて苦しいって皆がバテてる中でもいい汗かいた〜なんて言ってそうだな はい 夏の中でも何だか向日葵がでてくる 向日葵は成長するためにたくさんの光合成が必要だ だから花が咲くまで東から西へ太陽を追いかけるらしい 少し不気味だけど夜になったら日の出を待つために東に戻ってるんだって、 そうやって毎日太陽の光を追いかけているんだな 目標に向かって進み続ける事は出来ても立ち止まってしまう日だってある 私なんて特にそうだ

          ずっと楽しい世界

          昔からテーマパークが大好き 中に入ると非現実的な世界でずっとここにいたくなるような気持ちにさせてくれるから 夢の国の世界に入ったら その世界の住人になるって事だから もちろん、カチューシャとか帽子を被るなんて当たり前 誰よりも楽しみたいし、はしゃぎたい でも一つだけ残念な事は 乗り物が苦手な所 絶叫系は怖くて、少しでも高いと心臓がバクバクになる だけど、これが不思議な事に私の数少ない周りのお友達は絶叫系が大好きな人しかいない その場合は一個だけちゃんと乗るようにする でも

          ずっと楽しい世界

          初対面の人と14時間かあ

          私って本当は寂しいんだ 今まで生きて来た時間の中で色んな環境と色んな他人と出会って私は形成されてると思う この時間は私にしか分からない、家族でさえも分からない 何を感じて楽しいと思うのか 何を感じて苦しいと思うのか 人それぞれだし誰かに理解してもらうものでもない 私の中にも今までの時間があるように、誰か赤の他人にも別の時間があるんだなと思うと交わることなんて滅多にない 一時期近所のレンタルビデオにハマって毎週通い詰めてた時にたまたま目に入った映画 家に帰って、何となく再

          初対面の人と14時間かあ

          たいせつなもの

          私が描いてきた夢 貴方が新しく書き足した この群れの中で生き抜くためには、自分を信じ続けること 他人に流されず歩みを止めないこと 大丈夫、私は大丈夫 『誤魔化す』度に心がすり減る。 空気をよむことは大事 社会に出てるなら尚更で、橋の上で急に大泣きすることなんてもうしない 奥の奥で夢を閉じ込めてる そうでもしないと周りと上手に関われないから でも、あの頃の方が自分に正直でもあったんだろうなと思う 悲しいと思ったら泣く、苦しかったら叫ぶ、ワクワクした物にすぐ飛びつく。 『傷つ

          たいせつなもの

          高く手を

          2月25日 今永成美は新しい目標を持った 自分の過去を受け入れて 新しいステージに立った 名前も顔も知らない。 自分の味方は1人もいない。 ただがむしゃらに初めてのライブをジェットコースターのように駆け抜けた。 この曲はその時の記憶が頭に浮かぶ。 まさに『始まり告げるシグナル』自分にとってこの歌詞通りの曲。 今までnoteで書いてきた、過去の痛みとか恥ずかしい失敗とかたくさんあった。 自分にとっては消してしまいたい、本当はやり直したい過去だったりする。 心はすり減ってるに

          五感の中で一番残る感覚

          最初に浮かんだのは匂い。 何処かの家の夜ご飯の匂い。 カレー?焼き魚?美味しそうな味。 体温が高くなって制服が肌に張り付いてる感覚。 夏の暑い日の帰り道だ、学校から家まで片道1時間かけて歩いたあの道。 毎日通るあの橋、丁度太陽が沈みかけて光のすじが私の顔にダイレクトにあたるあの橋。 一瞬でその場所に立ってた、車の音、踏切の音、子どもたちの楽しそうな声。 記憶が蘇ってくる。 懐かしくて夕暮れ時この曲を聴きながら外を歩いてみた ぬるい風が気持ちよくて 『遠くへ流れて風が頬を撫で

          五感の中で一番残る感覚

          星って全部で何個あるの?

          明日が来るのが怖かった 目を閉じると朝が来てしまう 窓を開けて星を眺めてた 幼い頃から星や宇宙が好きだった。 近所のプラネタリウムで聞いた星座の話を今でも覚えてる。 春の大三角のアークトゥルスとスピカは夫婦星でアークトゥルスはスピカの傍に居たくて爆速で今近づいて行ってるんです。何万年後には2人は1つになるんですね。 素敵な話だなと思った。 長い年月をかけて大事な人を思い続ける事が自分にはできるかな何て当時考えてた。 何でこんなに胸が苦しくなるんだろうと思った。1つの小説を

          星って全部で何個あるの?