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星って全部で何個あるの?

明日が来るのが怖かった
目を閉じると朝が来てしまう
窓を開けて星を眺めてた

幼い頃から星や宇宙が好きだった。
近所のプラネタリウムで聞いた星座の話を今でも覚えてる。
春の大三角のアークトゥルスとスピカは夫婦星でアークトゥルスはスピカの傍に居たくて爆速で今近づいて行ってるんです。何万年後には2人は1つになるんですね。
素敵な話だなと思った。
長い年月をかけて大事な人を思い続ける事が自分にはできるかな何て当時考えてた。

何でこんなに胸が苦しくなるんだろうと思った。1つの小説を読んでるような気持ち。

最初の視点
『君も分かるだろこの青は僕らの果てまでさえ続くそう』
青とは空のことなのか地球のことなのかどちらにしても終わりが見えない。君との時間と同じよう。
後悔はないはずたった『見上げた空あの星のようにいずれ消えてしまうけどずっと忘れないでいて』怖くなってきた。この世界から僕の存在が消えることよりも君の世界から消えてしまうことが。

別の視点
『僕は見たのかな怖い夢を夕陽が沈み続ける世界で』
何度も思い出してしまう。君が居なくなった世界を、空の終わりしかもう見てない
『君が忘れられてしまっても僕は強くいたいから夏が来ないままの季節をずっと忘れないでいる』この世界に君は存在しないけど僕の世界には君は存在している。

お互いがお互いを思い続けているようだと思った。届かない大事な人に向けた手紙だと思った、だからこんなに胸が苦しくなったのかな。当たり前のようにこの世界に生きてる。自分自身にとって大事な存在、きっと頭では理解してる。この人がいたから今の自分がいるんだっておもえる。だけど二度と会えなくなってしまうその瞬間に本当の意味で大事な存在だったと理解するんだと思う。

好きな歌詞『流れた夜は忘れないよ溶けたら戻れないまま君がいるそれだけでよかったみたいだふたりだけなら』
独りになった瞬間に後悔とか諦めとか負の感情がいっぱい出る。あの時こうしてたらとか早く伝えてればとかタラレバだ。ずっと下をむいて考え込んでると1つの本音に辿り着く。
君が好きだったということ。隣にいてほしいただそれだけ。
この歌詞が流れた時に心臓を掴まれたような気持ちになった。悲痛な叫びみたいな切なくて動けなくてもう願うことしかできないようなそんな感覚。
救われない物語なのかなと思った。
『今分かったんだ届かないはずの君だけが僕の中溶けだしていって青く見えて』僕がこの世界にいて君が僕の世界にいる限りこの青は果てまで続いていくのかもしれない。そう思えた。最後のこの歌詞で泣きそうになった。

全てを聞いた後に最初に戻る
『澄清の片隅で僕らは同じ青を見ていたんだろうって』ここは曲調もあって非現実的だ。
その後の『気がした』で一気に現実に引き戻される。
お互いが夢に見てた世界と現実の世界。
全て聞いたあとにここの歌詞をみると1番グッとくる部分だと思う。

「So the youth」きいてみてください!
私も大好きな曲です。


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