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【映画】「セッション」ラスト15分は目が離せない!#27

こんにちは。

今回は、映画「セッション」を観て感じたことを書きたいと思います。

動画制作会社の代表をしている友人におすすめされたのですが、友人の観点は、カメラワークが勉強になるとのことでした。

観る人によって楽しみ方が変わるのがおもしろいです。

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夢とプライドのぶつかり合い!


舞台はアメリカの音楽学校。

プロのドラマーになることを夢見る学生とジャズ界に伝説を残す奏者を育てたい鬼教師が互いの夢に向かって、真剣に生きている様が伝わってきました。

主人公が夢を叶えるために、練習に専念することを彼女に伝えるシーンや決して妥協せず罵声を浴びせながらも、生徒を極限まで追い込むシーンから2人の本気が伝わってきます!

復讐か?成長の誇示か?


ネタバレになるので詳しく書くことは控えますが、
ラスト15分は目も耳も集中して、観てしましました!

音楽祭に出場し、当日全く別の曲を用意されて騙されてしまった主人公が父親と抱き合った後、進行を無視して鬼気迫る様子でドラムを叩きはじめます。

叩きはじめた曲は、以前鬼教師に罵声を浴びせられながらも叩き続けた曲。

「お前は、終わりだ!」

と言い放った鬼教師へ「見る目がなかったな!」と言わんばかりの表情ともとれまた、鬼教師が求めているレベルまで自分は達した事を誇示したい現れにもみえました。

恐らく後者だと思いますが、結果を求める執念と努力する人の生き様に心打たれる作品でした。


枡田泰明

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