ILA Community Farm

~人と人、人と地球を結ぶ農園プラットフォーム~/ILA=地球/ 20代若手農家/@横浜…

ILA Community Farm

~人と人、人と地球を結ぶ農園プラットフォーム~/ILA=地球/ 20代若手農家/@横浜/心身を満たす/里山の環境を活かした野菜づくり/菌ちゃん&リジェネラティブ農法/野菜やハーブ、エディブルフラワーを年間50種類以上栽培/野菜や農園づくり、コミュニティ、イベントについて発信します

マガジン

  • 代表のつぶやき

    ILA Community Farm代表のつぶやきが毎日更新されます。 映画や本、インターネットなど、様々なインプットの集積から生まれた言葉は、同じ内容の繰り返しにみえて、実際はらせん状に発展していきます。

  • 畑しごと🌎

    イラの畑しごとの記録や自然農の捉え方をまとめています🎵 これから畑をやりたい方・家庭菜園をしている方・自然が好きな方の参考になれたら嬉しいです。

  • イラのイベントづくり

    イラで実施するイベントの情報や企画への取り組みについてまとめています。 全員参加型【共同創造】がコンセプトの一緒に楽しめるイベントづくりを目指しています。

  • 地球的コミュニティファーム創造の種

    元OL25歳が畑を引き継ぎ、地球的なコミュニティファームを一から創造していく中で得た気づきやインスピレーションを書いたコラムをまとめています。

  • ILA’Sインタビュー

    ここにはイラに関わってくださる皆さんを取材したコラムを載せています。 ライフワーク(個人活動)の紹介やそこに至るまでのストーリーをインタビューし、学んだことをまとめたコラムです。🌏

最近の記事

  • 固定された記事

🌎地球祭2023開催!🌎

こんにちは、ILA Community Farmです。 今回は、「地球祭2023」のお知らせです!✨ 【イベント概要】 地球(ILA)を楽しもう🌎 Festa di ILA!! 日時 11月12日(日)11:00~16:00 場所 JR横浜線/市営地下鉄「中山駅」 より徒歩10分 横浜市緑区中山5-9ー1 Park753/Co-coya nakayama/エアストリーム 出店者 ▷食(Food) ー国産小麦100%の素材にこだわったパン屋さんー 🍞Pan o Pie

    • 二月の農作業と世界の見え方

      こんにちは、だいきです。 二月も前半が終わろうとしています。 畑では、玉ねぎの畝の上に刈り取った草を被せて、 草のマルチングをしています。 この草マルチをするだけでも、 土に与える影響は計り知れません。 隣の畝でも同じように玉ねぎを植えていますが、 草マルチをしていると、玉ねぎの成長が早いと感じます。 逆に、マルチングをしていないと、 霜で土が浮いてしまって、玉ねぎの苗が倒れてしまいます。 イラの畑は谷戸にあって、 この時期は、11時を過ぎないと霜が溶けません。

      • お金と暮らしが地球に与える影響とは?

        こんにちは、だいきです。 都市に住む人たちは、知らず知らずのうちにお金を使っています。 食べ物や洋服、日用品など、 日常生活に必要なものから、 趣味や娯楽まで、様々なものにお金がかかります。 お金と暮らしは密接に関わっています。 お金があれば、暮らしは豊かになるのかと言えば、 必ずしもそうとは言い切れなくて、 暮らしを構成する要素は沢山あります。 人間関係はそう簡単に変えられるものではないし、 健康はお金を払ったら手に入るものでもありません。 自分の振る舞いによ

        • 当たり前を再定義する。

          こんにちは、だいきです。 普段住んでいる場所に固定化するのではなく、 旅をして、新しい世界を知っていくと、 今までの当たり前が変わり、 自分が属する団体やコミュニティ、国の文化を再発見することがあります。 今日、ネパールの小学校で教育関係の仕事をしていた方をお会いしましたが、その方は、日本の掃除の文化をネパールでプレゼンしたと言っていました。 ネパールでは、道端にゴミが散乱していて、 牛が道端のごみを食べている様子を見たと言います。 その光景を見て、ネパールの環境を改

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        記事

          多様性をつくる農園

          こんにちは、だいきです。 農園の多様性をどうつくっていくかを考えると、 野菜だけではなく、ハーブも育てて、 植物を共生させていく方向性に向かいました。 農業を専門とする農家さんは、 野菜の生産性を向上させたり、 野菜自体の品種を増やして、作付けを考えたりすると思いますが、 私は、ハーブやお花を育てることで、 ミツバチや益虫がはたけに集まり、 農園の多様性が育まれていくと思っています。 多様性に意識を向けると、 単純な利益追求だけでは多様性を維持するのは困難に思います。

          多様性をつくる農園

          ゲゼルシャフト的な思考法

          こんにちは、だいきです。 地域コミュニティの異業種交流会に参加してきました。 建築家やイラストレーター、お花屋さん、農家、料理家など、 多種多様な方たちが集まり、ざっくばらんにお話をしました。 私は、近くにいた農家の方とお話ししていましたが、 同じ畑という共通項があっても、 取り組み方や考え方は全く違っていて、 一口に同業とはまとめられないなと思いました。 それこそ、横浜で農業をするメリットやデメリットを話し合ったり、 コミュニティとしての活動内容を共有したり、 様々

          ゲゼルシャフト的な思考法

          日本古来のものづくりとは?

          こんにちは、だいきです。 イラは、「むすび」を大きなテーマにしています。 むすびというと、「紐を結ぶ」「髪を結ぶ」など、 長いものを束ねるといった意味もあれば、 「条約を結ぶ」「同盟を結ぶ」といった、 互いに約束をするという意味もあります。 それ以外にも、様々なシチュエーションで「むすび」は使われます。 イラでは、人と人とのご縁をつなぐことを「むすび」と表現していますが、 むすびには、更に多様な意味合いがあって、 端的には語れない言葉であると思っています。 人と人と

          日本古来のものづくりとは?

          未来にオーダーを出す

          こんにちは、だいきです。 農園の構想を考えていると、わくわくしてきます。 どんな人と、どのような農園をつくっていきたいか。 大事なのは、場に集まってくれる人であって、 どんな人が集まっても、 一人ひとりが能力を発揮できるように、 環境をデザインしていきたいと思っています。 畑に植わっている野菜も同じで、 ほとんどの野菜は、遠くから種で運ばれてきて、 この地で実をつけようと、花を咲かせようと、 必死になって生命を育んでいます。 その姿を見ていると、 野菜にとって快適な環

          未来にオーダーを出す

          ILAはハブ空港

          こんにちは、だいきです。 私たちは、普段は野菜づくりをしていますが、 野菜づくりを通して、農的な活動を広めていきたいと思っています。 延いては、地球規模で農的な活動が当たり前になり、 世界を自由に行き来できるような市場を作りたいと思っています。 言うなれば、ハブ空港のような。 農園が世界のHUBとなって、 旅人も村人も自由に交流できる場があれば、 旅人は、その土地を深く知ることができ、 村人にとっても、旅人から新しい情報を得ることができます。 旅人と村人が交流を通し

          ILAはハブ空港

          お味噌汁は、御御御つけ

          こんにちは、だいきです。 普段食べているお味噌汁は、旅に出ると大切さがわかります。 普段当たり前にあるものですが、 旅に出ると、美味しいお味噌汁には中々出会えないもので、 自分に合ったお味噌汁というのがあります。 味覚が繊細になってくると、 お味噌汁の良しあしが分かるようになり、 インスタントのお味噌汁は何か味が違うのです。 お味噌を使ってはいますが、 手作りのものとは全く味が違うので、 何故か箸が進まないのです。 お味噌汁は御御御(おみお)つけとも言われます。 御

          お味噌汁は、御御御つけ

          森林の違いを知る

          こんにちは、だいきです。 自分が住む土地から離れて、 全く新しい土地を旅すると、 そこで、新しい刺激や出会いがあって、 アイデアや知識、熱量を受け取れます。 今日は、伊豆の方の森林を見に行きましたが、 土の状態や落ちている枝の様子、山の傾斜など、 横浜の森との違いを楽しむことができました。 オーナーさんは、森を使って何かできないだろうかと考え、 サウナやバーベキューが楽しめる場所をつくっていました。 純粋に、自然を楽しみたいという思いがあるそうで、 都市と森のある生活

          森林の違いを知る

          お店選びの基準

          こんにちは、だいきです。 昨日の夜は、「八百屋とごはん」という お野菜を中心とした定食を提供するお店でご飯を食べました。 職業柄、お野菜を扱っているお店に行くことが多く、 今回のお店も自然食がテーマのお店でした。 専属の管理栄養士さんがいて、 その方が提案したメニューを元に、 定食をつくっていました。 私は、カウンター席に座って、 じっと調理の様子を見ていましたが、 お盆を取り出し、小鉢を並べ、 お味噌汁をよそって、 ごはんを盛り付けて、、、 一つひとつの所作が、神事

          お店選びの基準

          素材の味を感じる食事。

          こんにちは、だいきです。 前回は、食事はいのちというお話をしましたが、 食事の前には、調理があり、 調理の前には、食材や調味料があります。 食材や調味料のつながりによって、 食事は生まれてくるので、 いのちをどのように紡いでいくか。 これが調理の過程で必要になっていきます。 素材が良いと、下手に味付けをしなくても、 そのままの味で食事を楽しめるようになります。 イラの野菜は、無農薬・無化学肥料で作られているので、 そのまま生で食べても平気なのですが、 例えば、ほうれ

          素材の味を感じる食事。

          食事はいのちを頂くこと

          こんにちは、だいきです。 毎日、食について考えてみると、 食は命そのものだなぁと思うようになりました。 もちろん、生きているものをそのまま頂くわけではなく、 何らかの調理を施して、外部から命を取り込むことが食事になります。 口から身体に入ってくるものは、 すべて生命だと思えば、 身体の内部で吸収されていくものが、 自分という生命を形作っていて、 細胞の一つひとつに働きかけていると分かります。 普段から、身体の細胞まで意識することは無いですが、 インプットしたものがアウ

          食事はいのちを頂くこと

          台所の哲学、言葉を哲学する。

          こんにちは、だいきです。 哲学を持っている人は、 たった一つの言葉を究めて、 自分のものにしている人だと思います。 ずっと向き合ってきて、何かを学び得て言葉を哲学していく。 そうしていくと、すべてのことがつながり、 言葉が辞書的な意味ではなく、 液体のように自由に意味を更新し続けていくことができます。 ある料理家の方は、 「台所」という言葉を哲学して、 三つの要素に分解していました。 台所とは、 「とびらであり、命が生まれる場所であり、個人の自由と自立を促すものであ

          台所の哲学、言葉を哲学する。

          「ハレ」の感覚と「ケ」を意識した生き方

          こんにちは、だいきです。 前回は、男時と女時の話をしました。 それぞれが陰と陽に対応していて、 人生は、波のように浮き沈みがあります。 上がったり、下がったりを繰り返しながらも、 徐々に上がっていくような暮らしをしていると、 いつの日か、ポンと跳ね上がる時があります。 それが、運命の切り替わりなのですが、 運命が切り替わるような出来事って、 人生のうちで、わずか5%程度しか起こりません。 残りの95%は、大きな変化のないプラトーの時期です。 いまは、終身雇用が無く

          「ハレ」の感覚と「ケ」を意識した生き方