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お店選びの基準

こんにちは、だいきです。

昨日の夜は、「八百屋とごはん」という
お野菜を中心とした定食を提供するお店でご飯を食べました。

職業柄、お野菜を扱っているお店に行くことが多く、
今回のお店も自然食がテーマのお店でした。

専属の管理栄養士さんがいて、
その方が提案したメニューを元に、
定食をつくっていました。

私は、カウンター席に座って、
じっと調理の様子を見ていましたが、
お盆を取り出し、小鉢を並べ、
お味噌汁をよそって、
ごはんを盛り付けて、、、
一つひとつの所作が、神事に仕えているかのようで、
見ていて心が安らかになっていきました。

そこはオープンキッチンになっているので、
客席からでも鍋の火を見ることができます。

火が中心にある構造なので、
実際はわかりませんが、ぼーっと火を眺めていて、
ぽかぽかとあたたかく感じました。

私は、元気定食を頂きましたが、
舌が求めていた味で、
夢中になって食べていました。

気付いたら食べ終わっていて、
お腹も心も満たされる美味しい定食でした。

旅先での楽しみと言えば、
美味しい食事に出会うことでもあります。

食事を気にかけるようになってからは、
チェーン店にはほとんど行かず、
地元に根付いているお店や
食材にこだわりを持っているお店など、
自分のアンテナがキャッチしたお店に入るようにしています。

どこで食事をするか、選ぶポイントは人によって違いますが、
私は、あたたかみのある空間になっているかを大事にしています。

お腹さえ満たされれば良いというのではなく、
食事をする場すべてにおいて、
まるで神様が宿っているかのように、
空間が肉感を持って立ち現れてくるか。

空間の姿によって選ぶようにしています。

空間がどのような姿をしているかというのを、
直感的に判断するのは難しいのですが、
居心地が良くて、ずっといたいなと思える場所というのが、
一つの判断基準となっています。

ずっといたいなと思える場所は、
空間から自然を感じることができたり、
火や水のエネルギーが充満して居たり、
場にいる人が、場を形作るために一体となって動いていたり、
様々な要因があると思います。

いま挙げたのは、私個人的な基準ですが、
これは人によっても変わるし、
時代によっても変わってきます。

だけど、人が居心地が良いなと思う、
普遍的な基準は変わっていないように思います。

ずっといられる場所というのを一つの基準にして、
お店を選んでみると、
自分がどういう空間が好きなのか、
どういう価値基準に重きを置いているのかがわかってきます。

ぜひ、お店選びの参考にしてみてくださいね。

それでは、365日二度とない今日を、良い一日に。

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