TVでコメントしながら思ってる本当のこと
◆ 私は的外しなんです
今、色んな事件や事象に対して、人々が色んな議論をかわしている。
日本というクラスの中で、道徳の授業を毎日リアルにやっているような状態に見える。
(実はごく一部の人たち、とも言えるけど)
時々テレビでコメントしていて言うのもなんですが、何かに対して意見を言ったりするのが、私すごく苦手なんです。
起きたことに対して、改善できる余地があり、その為の議論ならもちろん大切。
ただ、あれが悪いこれが悪いこうだったんじゃないかたぶんああだろう……みたいなことを、どうすることもできない立場から責め立てたり怒ったりするのがとても苦手。
人が起こした出来事に、白黒つけるのも苦手。
テレビというのは、エッジのたった意見が取り上げられることも多いし、白黒、善悪がわかりやすくないとなかなか難しい時代。
それでも、私みたいなのを呼んで下さるテレビ関係者の皆様には感謝です。
なのに私は、正直なところ、ひとつの物事に対して、「当事者じゃないとわからないことがたくさんあるから、決め付けたくない」という気持ちで、善悪とは的を少しずつずらしながらコメントさせてもらっています。
バカなの? って思われてでも、炎えて熱くなってる誰かの気が
「えっ、こいつの言葉あんなところに飛んでった……え、なんで?」
って、一瞬でもそれてくれたら本望なんです。
◆ 社会は自分?
物事って、表向きには「悪い」と言われている人がいたとしても、寄り添って細かく突き詰めていくと、そんなの何が正義なのかわからないもの。
例えば、とんでもないこと、もし知れたらたくさんの人が傷付くかもしれないってことを表に出さないために、誰かが、自分が悪者にならなきゃいけないことなども、人生、わりとあると思うんです。
大きなことから小さなことまで、どの家や、どの会社や、どの仕事にも、誰かに、何かに対する優しさや、守らなきゃならないものがあるゆえに秘密にしていること、言えないことがある。
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