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ここだけでしか書かない内緒話<月3〜4回配信/文字数で変動>

★月3〜4回の配信予定/文字数で変動★ 作家のお仕事、それまでの日々、テレビ出演、アイドルプロデュース、仕事の裏話、過去のこと、今のこと、人生についてなどなど、思っていたけど言え…
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記事一覧

ヒロユキさんの輝く流れ弾

ヒロユキさんと言うと、日本だと西村博之ひろゆきさんを最初に思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれない。 実は、私の中で、ヒロユキさんというと真田広之さんのほうが浮かぶ。 その真田広之さんが、エミー賞で先日『SHOGUN 将軍』で主演男優賞を受賞された。 それだけではなく『SHOGUN 将軍』は、エミー賞史上最多の18部門で受賞という快挙。 本当におめでとうございます。 その真田広之さんと以前、お会いした時、大変紳士な方なうえに、そこにいらっしゃるだけでボッと燃え盛る火

私のアプリ化

最近、ぜんぜんSNSを更新していないんです。 あと閲覧することもあまりしていないんですよね。 なまけているわけでも、嫌なわけでもなくて、ちょっとした考えあってのことです。 ただ、マガジン読者の方や、皆様からのメッセージは「SNSのDMへ、いつでも下さいね」とお伝えしてあり、それはとても楽しみにしているので、そこだけは日々拝読させていただいています。 ご質問やマガジンのテーマについてなどなどnoteで記事に反映させていただくこともありますし、時にはお返事したりも。(なの

居場所が隅っこすぎるからこそ

人それぞれお気に入りの場所ってきっとある。 意識的にでも無意識でも。 それが、ちょっとした小道であったり、お店であったり、景色であったり、家のどこかであったり、どこかの公園だったり。 ちなみに、私が子供の頃一番お気に入りだった場所は、家の自分の机の椅子を引いて下に出来たスペース狭い空間に潜り込み、体育座りをしてのんびりすることでした。 いろんな理由はあると思うけれど、今あえて言語化してみると、自分だけの場所が欲しかったから。 そこは自分の中で、誰も入ってこられない(

頼るのよ! 我慢しないのよ! 

苦手な乗り物があります。 乗り物全般、大得意なほうではないものの、怖いとか、絶対嫌とかいうものはほとんどない中、それだけはどうしても苦手というものがあるのです。 それ以前に、実は移動がそんなに好きではないというところもあるのですが、移動しないと何もできないので人並みに移動しながら生きています。 そんな中、とにかく一番苦手な乗り物が “バス” なのです。 (行き先が絶対決まっている観光バスや何らかの専用送迎バス等を除く) バス会社の皆様やバスの運転手さんはもちろん何

今もきっとある、あの場所の人たちは全員

私がこのマガジンで書いてきたことは、自分としては踏み込んでいるものの、いくつかまだ開けていない場所というか、あえて書かずにいることなどもあります。 その中のひとつが、ちょっと不思議な話。 不思議話って、それぞれの受け取り方によっては、思い込みだとか偶然だとか思われることも多々ですよね。 あとは最初からこういう話は受け取る気もないという方もいらっしゃることや、それ以外の私が想像し得ない価値観があることも認識しているつもりで、どの考えが正しいとなんてこともないので、できるだ

"ケガの功名" と130歳の私

起きる時は、いろんなことが起きますねほんとに。 何かが起きた時に、何でもかんでも前向きに考えるのは無理があって好きではないのですが 『怪我の功名』 という言葉はけっこう好きです。 "転んでもタダでは起きない" より、ごうつくばりな感じではないし、必死感も少なく、なんとなく人生の流れにうまく乗っている感じがするのです。 そんな、まさに 「怪我の功名」 と、呼んでいいような出来事が起きたので、今回はそんなお話です。 それではスタート! ↓ つづき

人生でやっておいて本当に良かったこと

時が経つのをとても早く感じ。 そして遅くも感じる不思議な時節を今生きているなあ。 そんなふうにここ数年は思います。 あまりにもいろんなことがあり、ビュンビュン風に吹かれたり雨に打たれたりする瞬間もあれば、台風の目の真ん中で、ひととき目を閉じて深く呼吸するシンとした時もあったり。一瞬のひだまりにホッとしたり。 ふいに、やーっと人生が始まるような気配を感じたり。 今ごろ? その年で? なんつって、自分につっこむと同時に、いやあ、もうねえ、100年人生といったってこの体

夢のお片付け、夢のお掃除、夢のお料理

★ さて、どう変える? お片付け、お掃除、お料理。 その作業は毎日の生活に欠かせないもの、でも今の時代いろんなすり抜け方や代替え法があるので、ぜーんぶやめても死にはしないかもしれない。 でもやっぱり、お片付けお掃除お料理がちゃんできることに憧れます。 “お” を、つけて呼ぶほどに。 でもこの年齢になっても納得のいくそれに近づくどころかズルや楽をすることも覚えて、しかも 「人間なんでも完璧である必要はない」 というふうな考えの助けもあって、昔より手を抜いている

抜く

★ 力を抜くことの難しさからの解放 私は、自分のことをかなりの怠け者だと思い込んできました。 実際そうかもしれないし、本当のところはいまだにわかりません。 昔からそう思っていたもので、なかなか「いや違う」と思うには、何らかの宗教から脱会するほど大変なことのような気もします。 子供の頃、学校へ行くと、いろいろな決まりや指示がありましたよね。 ここに座れ、ここにものを置け、あれをやれ、これをやれ、この順番でこんなふうにさっさと、次はあれ、はい何分休み、その後はこれ、こ

不思議だけどリアルなお弁当のお話

私はお弁当が好き。 色んなおかずがちょこちょこと詰め込まれたあの箱庭感は大変可愛らしく、美しいし。 全部茶色みたいな大胆なお弁当も、それはそれでわくわくする。 お弁当って、誰かが作ってくれたら誰かの思いが味付けとなっていてそれはそれは嬉しいけれど、自分で作ったお弁当もわりと好きです。 好きポイントは味とかそういうことではなくて、過去の自分が未来の自分を想像して作った思いがそこにあるっていうところに触れられるから。 だから、家でお昼ごはんを食べる時も、あえて朝おにぎり

おねえさんとかおばちゃんとかおばあちゃんとか

このお話は、前回のお話の続きというか、裏テーマとなります。 この記事単体でお読みいただいてもいいですし『あの奇跡の1日にあなたもいた』とあわせてお読みいただいてもお好きにどうぞ。 それではスタート! つづき ↓ こども、おねえさん、おにいさん、おばさん、おじさん、おばあさん、おじいさん。(なんかほかにもいろいろ) その境目って、はっきりしていない。 20代になっただけで、もう自分のことを「おばさんだから」と言って冗談めきながらも若さを確実に失っていく切なさを、わざ

あの奇跡の1日にあなたもいた

この季節がやってきた! そんな「!」つけて言うようなテンションの季節ではないが…….。 湿気の季節。 いやー、今日はもうなんだか自分が全体的にダメだな。 うわー、道歩いている人、電車乗っている人、みんなすごいなあ、神業だなあ。全人類歩いてるだけで尊敬する……。 というふうに思う日ってありません? その時々で理由は色々あるけれど、私は昔から湿気がむわっと強い日にそんなふうに思います。 とにかく、湿気が苦手。 それは別に私だけではないわけで、湿気好き、むわむわじめじ

だいたいの悲しさの理由

物心ついたころからおそらく誰にでも常につきまとう、人間の心にいる 「悲しさ」 って、いったいなんだろうなあと折に触れた時や、そうでない時も考えたりします。 空を見上げて、なんと気持ちがいいことだろう……と思うその後ろにもいつも透き通った悲しさがそこにある気がするし、それは嫌ではないことで、でもなんともキュウっとするみたいなね。 悲しさはいろんなシーンで色を変えていろいろ登場すると思うのですが “そうだすべての悲しさの理由はだいたいこれだ” という出来事のひとつの原

生きることを思い出す

最近、やっと夢を見るようになりました。 夢と言っても、将来ああしたいこうしたいの夢のほうではなく、寝ている間に見る夢。 眠れないのはこの数ヶ月のことだと思っていたけれど、自分で自覚できないほどに前から長いこと騒音問題で睡眠に影響が出ていて、ずいぶん夢を見なくなっていたのだなあと気づいたんです。 おそらく、実際には見ていたのでしょうが覚えてないんですよね。 (そもそも、騒音でとにかく眠れてなかったですし) 私は、子供の頃からちょっとびっくりするような完成度の高い夢を見