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#SF
マンガレビュー『藤子・F・不二雄[異色短編集]3 箱舟はいっぱい』藤子・F・不二雄(1973~1982)人間の「欲」に根差した物語
藤子・F・不二雄は
短編マンガの名手でもあった『ドラえもん』の
作者として知られる
藤子・F・不二雄ですが、
彼は短編マンガの名手でも
ありました。
特に、オススメなのが、
『ビッグコミック』などの
青年誌に発表した
読み切り作品です。
最初に『ビッグコミック』に
発表したのが、
『ミノタウロスの皿』('69)で、
地球とよく似た惑星にやってきた
主人公の青年が
一人の女性と出会う物語でし
マンガレビュー『約束のネバーランド』臼井カイウ、出水ぽすか(2016~2020)勧善懲悪ではない奥深いストーリー
優しいママと子どもたちこのマンガのことをよく知らずに
読み始めた時のことです。
可愛らしい絵柄とその表紙から、
その昔、テレビで放送されていた
アニメ『世界名作劇場』のような作品を
想像していました。
舞台は、グレイス=フィールドハウス
という孤児院で、
世界観はヨーロッパそのものです。
『少年ジャンプ』に連載されている
作品だということは知っていました。
なので、「自分が子どもの頃に読