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仕事力

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日々の仕事で学んだ技術やテクニック。また実践している自分なりの技やコツについて。
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2017年1月の記事一覧

神は細部に宿る

神は細部に宿る

僕のクリエイティブの先輩から教わった言葉で、制作や仕事に対して姿勢が変わった言葉でもある。今でもこの教えは僕の指針となっている。

そして、この教えは、どんな仕事にも共通することだと思う。動画の世界で言うと、カットの繋ぎを1フレーム(30分の1秒)前にするのか、後にするのかで、伝わる印象が変わってくる。他にも、コントラストを1上げるのか下げるのか、テロップのフォント、ポイント数、位置、bgmを

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仕事の効率化を図るには?

仕事の効率化を図るには?

仕事の優先順位を付けるのも一つの能力だと思う。仕事の順位付けが上手い人は、他の人の何倍もの仕事を同時進行で行なっている。逆に下手な人は、いつまでも一つの仕事だけをやっている。

これって、仕事全体の流れが見えているかどうかがカギなんじゃないかなと。僕も意識し始めてからは、格段に作業効率が上がった気がする。誰から教わるわけでもなく、大量の仕事を裁いている内にいつの間にか身についていた(笑)

このこ

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本当に伝えるべきは?

本当に伝えるべきは?

最近、クオリティだけやたらと高い動画が増えているように思う。ここで言うクオリティとは技術的なもののこと。アート作品であればそれで良いと思う。しかし、クリエイティブであるならばそれだけではいけない。

僕が嫌いなのは、アイデア・テクニックだけで作った見せかけのものである。理由は、そこに芯がないから。

例えば、口コミを狙う為に作られたバイラルCM。僕はこのほとんどが、制作者の自己満にしか見えない。ほ

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好きだけじゃ超えられない壁

好きだけじゃ超えられない壁

最近、フリーで働くことを意識し出して思うことがある。

好きなことを仕事にできると良いね、というフレーズを耳にする度に思う。実は好きなことを仕事にした方が苦痛なんじゃないかと。

僕は動画制作が好きだ。しかし、それを仕事にしたが為に大いに苦しむことも多い。それは好きなことを好きにできない状況があるからだ。

仕事は基本、依頼する人(クライアント)がいる。クライアントによっては、やりたくないこともや

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会話もディレクション

会話もディレクション

会話には目的のあるものと目的のないものがあると思っている。今回は目的のある会話について思うこと。

目的ある会話とは、何かを聞き出す、相手と仲良くなる、自分をよく知ってもらう、何かを紹介する、などなど。
これらの会話には目的があり、ゴールがある。
そのゴールに向かってどう会話を組み立てていくのか。
これはもう立派なディレクションである。

例えば、女の子に彼氏がいるのかどうか聞き出す時。「彼氏いる

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