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日本の伝統をとり入れてみよう【ふろしきで美しく】

ふろしきは、無駄のない日本の知恵

誰かの家にお呼ばれした時、手土産を持って行くのがマナーの一つです。手土産の種類は、お菓子、果物、花束などがあげられます。

相手の好みがわかっていれば、それに合ったものを選ぶのが一番です。もしわからなければ、家族構成などを考えて選ぶと良いでしょう。

そんな訪問の際、上品な印象を与えるのに効果的なものが「ふろしき」です。正式な訪問マナーとしても、手土産をふろしきに包んで持っていくことが良いとされています。

実は、ふろしきの活用法は、それだけではありません。まず、ふろしきは、漢字で風呂敷と書くように、室町時代、将軍の屋敷に招待された大名たちが、お風呂場に敷いて使っていたことが由来となり、ふろしきというのだそうです。

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ふろしきの活用法をご紹介

例えば、旅行に行く時。旅行バッグにふろしきを一枚、必ず入れておきます。まず、温泉に入るときに、着替えやシャンプーなどを、ふろしきに包んで持って行けます。脱衣所に脱いだものを置いておく時も、ふろしきに包んでおけば、誰かに間違われる心配もありません。

そして入浴後は、使い終わったものを包んで持ち帰れます。袋で持っていって出し入れするよりも楽で、軽くて便利です。

そして、旅行から帰る時にも、ふろしきは役立ちます。着終わった下着や服を包んで、バッグの中に入れたり、バッグに入りきらないお土産をふろしきに包んで持つこともできます。

ふろしきは、たった一枚の薄い布です。旅行バッグの中に、お土産用の袋を余分に持って行くより、使い終わった下着を入れるための巾着を持っていくより、かさばらなくて軽いのです。

しかも、どんな大きさのものでも、自由自在に包むことができる。こんな便利で美しい布が、ふろしきです。

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また、お部屋の中でも大活躍です。ティッシュペーパーの箱をふろしきで包むだけで、部屋のアクセントになります。

ふろしきには、季節感のある柄も多くあるので、季節に合わせて替えるのもいいでしょう。

お弁当箱などを包んだり、いただいた果物やお菓子が入っていたカゴを、風呂敷で包んで、野菜や果物、お菓子を入れるカゴとして使うのも素敵です。

大判のふろしきは、テーブルクロスにしたり、ふいの来客の際、何かを隠したい場合に使うこともできます。

最近は、ワインを手土産に持って行く人もいます。その時に、オシャレな包み紙を買って、ラッピングする人も多いでしょう。それも良いのですが、その包み紙はすぐにゴミになってしまいます。

それを、ふろしきに変えたらどうでしょうか?美しいふろしきで包んで、ふろしきごとプレゼントしたら、ゴミにならずに相手にその後も使ってもらえて、一石二鳥です。

最近のふろしきは、オシャレな柄やかわいい色使いのものがたくさん出回っています。あなたの好みに合うふろしきが、きっと見つかるはずです。


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