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まんがのことです。
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ルリドラゴンの話

ルリドラゴンの話

週刊少年ジャンプ28号から連載を開始した『ルリドラゴン』。

マジで意味が分からないです(いい意味で)。

あらすじは以下の通り。

コロコロとかでありそうな異形学園ギャグかな?と思ったら、ほとんどドラゴン要素が出てきません。むしろルリはドラゴンであることを隠そうとして、それでも出てしまう部分を周りが温かく受け入れたり、スルーしたり。とにかく世界がゆるくて優しい。

今のところ、炎を吐くけどバトル

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東リべ5巻まで読んだ話

昨日、サラッと書きましたけど『東京リベンジャーズ』を読みました。

5巻まで読んで「うまいなぁ」と「もういいかな」が同居しています。

それぞれの感想を自分のために文字に起こしておこうと思います。

以下、ネタバレを含みます。

・「うまいなぁ」と思う点
ぼくが持っていた前知識は「タイムリープする不良漫画」ということ。おおよそ間違っていなかったです。主人公は冴えない元不良のフリーターで、タイムリー

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『チ。地球の運動について』の話

『チ。地球の運動について』の話

『チ。地球の運動について』の七巻を購入しました。

あらすじ

『C教』が中心の15世紀『P王国』。そこでは地動説の研究は禁止されており、拷問・処刑の対象になっていた。主人公:ラファウは12歳にして大学で神学を学ぶ予定であったが、地動説を研究する男と出会い、異端の研究に惹かれ始める。やがてその研究は、数多の知を力に・流れる血に乗って時代を渡る。

きっかけはこのnoteでも何度か取り上げている『ゆ

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ちいかわと考察の話

ちいかわと考察の話

ちいかわ3巻を買いました。



頭空っぽで読んで「かわい~」と和んでいます。

ちょっとブルーな回の塩梅もちょうど良い。

ちいかわといえば考察も盛んですね。

「考察」をするとなにかとブラックな方向に進みがちで、ちいかわも例に漏れず死後だなんだと話題なようです。

考察が進むとディープでアングラな雰囲気が広がりますが、それで及び腰になる必要はないとぼくは考えます。特に「死後」系

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『鎌倉殿の』『若君』の話

『鎌倉殿の』『若君』の話

今、鎌倉が熱い!!!

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は見ていますか?

ぼくは大河ドラマを見たことがなく、歴史は大の苦手です。

でも今作の『鎌倉殿の13人』は今のところ全部見てます。

これがとても面白い。歴史弱者のぼくでも惹きつけられる魅力的な登場人物の数々。台詞回しや展開がとても巧みで、毎週楽しみにしています。

あらすじを深くは語れませんが(教養のなさ)、平安~鎌倉の勃興を描くようです。

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『PPPPPP』と大衆向け芸術の苦悩の話

『PPPPPP』と大衆向け芸術の苦悩の話

 温かい布団でジャンプを読む、火曜の朝は最高ですね。

 今週のPPPPPPがめっちゃ面白くなってきたのでnoteで取り上げたいと思います。

 音楽漫画はこれまで読んだことがないので、初めての作品です。(未知のジャンルに触れられるのも漫画雑誌のいいところです)

 主人公ラッキーの特性はピアノの演奏で鑑賞者に心象風景を見せること。それが音の出ない漫画という媒体をフルに活かしての演出になっています

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ラムレーズンとゆるゆりの話

ラムレーズンとゆるゆりの話

ハーゲンダッツで一番好きな味はなんですか?

僕はラムレーズンです。

贅沢な甘さ。

濃厚な乳脂肪分が芳醇なラムレーズンの香りを包む、子どもと大人の狭間のような味わい。

アイスクリーム界のトリックスター。

虜にならないはずはない。

そんなラムレーズンにハマった切っ掛けはなもり先生の『ゆるゆり』に違いないです。



ゆるゆりはその名の通り、登場人物たちのゆるい百合関係を楽し

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『バトゥーキ』の話

『バトゥーキ』の話

現在ヤンジャンアプリで連載中のバトゥーキがおすすめです。

大人気ギャンブル漫画『嘘喰い』の迫稔夫先生が描く格闘技大河作品。

あらすじ

中学生の三条一里は閉塞感を感じる毎日の中、異質な格闘技カポエイラと出逢い、その舞のような身体表現に「自由」を見いだす。しかし、それは同時に過酷な「戦いの物語」の始まりだった。

『嘘喰い』でも描かれていた暴(バトル)描写を濃厚抽出して煎じて煮詰めた、「格闘技の

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『アオのハコ』の話

『アオのハコ』の話

ジャンプを紙で買ってます。

元々松井優征先生の『逃げ上手の若君』を読むために去年から買い始めました。気付けば一年が過ぎ、たくさんの作品を読ませていただきました。

実は折角本誌を買っているのにアンケートは一回も出したことがありませんでした。
「2年目だし、今年もどうせ買うだろ」と今年からアンケートハガキ用の切手を買ってきました。

今週号は切手無しで送れるタイプでした。

そういうわけで、『アオ

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桜蘭高校ホスト部の話

桜蘭高校ホスト部の話

 「ハルヒ」といったら誰が思いうかびますか?

 藤岡ハルヒに決まってるよな、ブラザー。

 最近『桜蘭高校ホスト部』を見てます。

 知らない方にあらすじを説明すると

「暇をもて余す美少年が、同じく暇をもて余す女生徒をもてなし潤す(原文ママ)」学生ホストクラブ『桜蘭高校ホスト部』。

 主人公:藤岡ハルヒは貧乏故に女子生徒用の服が買えず、野暮ったい服を着ていたがために男と間違われ、色々あってホ

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好きなスタンド「シビル・ウォー」の話

好きなスタンド「シビル・ウォー」の話

好きなジョジョのスタンドは性格が出ると思います。

私は7部に登場した「シビル・ウォー」が好きです。

7部と言えば『絶対殺すマン』のあだ名が有名なジョニィのスタンド「タスク」に始まり、声に出して読みたいラスボスのスタンド「D4C」、他にも「マンダム」「スケアリー・モンスターズ」「20thセンチュリーボーイ」など6部の頃からみられる癖の強いスタンドが揃っている作品です。

そんななか、「シビル・ウ

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