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車が運転できるようになることが人生を豊かにするのではないかと考えた

ペーパードライバー歴10年の私、
本日ペーパードライバー講習を受けてきたよ!!!

車が運転できるようになること、それはつまり自分の人生を豊かにすることだ、と言っても過言ではない気がしている。



ペーパードライバー講習を受けたきっかけ

ペーパードライバー講習は、高い。
私が受けた講習は1レッスン3時間で2万円近くかかる。

加えて、私は車を持っていないし、実家の車もない。
だから運転できるようになったとしても、そもそも運転する機会がほとんどない。あー運転できたらよかったのにな、と思うのは国内旅行に行く時かIKEAに行きたい時だけ。ちょっと遠出したい時は大好きなバイクに乗ってしまえばどこへでも行けてしまうから、少し不便を感じつつもそんなに困ってはいなかった。

でも今回、運転をしなければならない状況に追い込まれてしまった。家族や友人でもない人を乗せて、運転しなければならなくなってしまった。

私とはほぼ他人のその人にとって、ペーパードライバー丸出しの人が運転する車に乗るなんて、命を差し出す行為と同じである。そんなことに命を差し出してはならない。ならば、私が上達するしかない。よし、やるか。


姫プ講習

私が選んだ講習は、送迎サービスのあるスクールだった。なんと家の前にまで来てくれる。

家にまで迎えに来てくれるだなんて、彼氏か?
なんだか姫扱いされているような気がした私は幸せ脳の持ち主である。

そして教官の方とご対面。






めちゃくちゃイケメンダァーーーーーーーッッッ!!!!!


身長180cm以上、ガタイがよい。会うなり笑顔。爆モテ確定やん。

冷静を装いながら助手席に乗った。この爆モテ教官が車通りの少ない道まで運転してくれた。
その隙にさりげなく手のひらを見ると豆があった。絶対バーベルあげまくってる。その証拠に、講習中に爆モテ教官のYシャツのボタンがはじけて外れていた。ガタイよすぎな。


実際の講習はというと、初回だったので基本的な車の操作から丁寧に教えてくれた。椅子やミラーの調整の仕方、ウインカーの出し方、ライトやワイパーなどの操作などなど。

今までライトやワイパーは運転中に操作がわからずパニックになり、助手席の友人に助けてもらうということが何度もあったからすごく安心した。止まってる時に確認すればよかったんだね!そんな初歩的なこともわかってなかったよ!

その後は公園の周りを何周か走ってみる。私の技量をそこではかってくれて、今回の講習の内容を決めてくれたようだった。

狭い道で左折と右折の練習、路肩に寄せる練習を何度か行った。車や歩行者はほとんど来なかったけれど、それでもすごく怖かった。

そんな時、安全を絶対に確認してくれているという安心感、そして的確な指示、落ち着いた話し方をしてくれる爆モテ教官が隣にいてくれたので、リラックスして運転することができた。

ペーパードライバー講習が高いとか言ってごめんなさい。この安心感のためならいくらでもお金は払います。

家族や友人を隣に乗せて練習することは今までも何度かあった。でも私の運転があまりにも下手すぎるために、怒られたり、あきれられたり、ばかにされたりした。
それを積み重ねた結果私にとって運転は楽しいものではなくなり、運転するのをやめた。車の運転はあきらめ、バイクを選んだ。

爆モテ教官は、怒ったりあきれたりばかにしたりなんてこと、絶対にしない。穏やかに必要な知識だけ伝え、危険な時はブレーキを押してハンドル操作をサポートしてくれる。時たま冗談を交え、リラックスさせてくれる。お姫様扱いしてくれる。(これは私の主観)

ペーパードライバー講習を受けることで運転に自信をつけて、プライベートでもどんどん運転してみたいな、という気持ちになった。




ある程度運転に慣れてきたところで、広い大きな道を走ることになった。
三車線ある大きな道路。左車線には停まっている車がよくあるので、車線変更をしなければならない。これはかなりハードルが高そう。

でも、ここで送迎サービスありの姫プペーパードライバー講習の大きなメリットがあった。それは、家の近くのよく知っている道で練習できることだ。

知っている道だからこそ、落ち着いて運転することができた。私はその道をバイクで走り、何度も車線変更をしたことがある。毎週のようにバイクで走っていた道を、車で走っているだけ。だから行先もわかっていたし、どのタイミングで左折レーンに入ればいいのかも、地図を見なくたってわかった。だから運転に集中することができる。これは大きなメリット。

しかし安心しすぎた私は、50km道路を気づけば70kmで走っていて注意されたのだった。




二周ほど同じ道を走ったところで、帰路につく。

ここで大きなトラップ!
急な下り坂の微妙なカーブのある細い道で、対向車のタクシーとすれ違った。そこで私はタクシーにびびりすぎて左側のポールに車をこすってしまったのだった。

あちゃー!やっちゃったね!しかもこすったこと、私全然気づいてない。

そんな時も爆モテ教官は、良い意味で淡々と、穏やかな声のトーンで車をこすったことを伝えただけで終わった。ありがたい。全く責められなかった。爆モテ教官はこんなの慣れっこなんだろう。


家の前に着いてからは、今日の運転のフィードバックをくれる。私の場合は左折の時に右にふくれてしまうこと、ハンドルを回すのが遅いこと、寄せる時に大胆に寄せすぎなことなどなど盛りだくさんの課題が見つかった。

また、今後の目標を聞かれ、私の目標はバック駐車ができるようになること、高速道路を走れるようになることだと伝えると、今後の講習の受ける回数の目安を教えてくれた。

その回数も、金儲けしたくて回数を増やそうという感じは全くない、妥当な回数だった。そもそも普通の免許教習と違って自分が受けたければ受ければいいし、やめたければやめてもいいのだ。

最後にわかばマークをもらって、講習が終わった。


今後の目標

今後は教えてくれる同乗者がいなくても、自分でばりばり運転できるようになりたい。高速だって乗りたいし、バック駐車だって余裕の顔でこなしたい。

そして運転できない家族を乗せて、旅行に行きたい。今までアクセスが悪くて断念していた地方の国内旅行に家族を連れていきたい。大好きな島に旅行に行って、ドライブしてみたい。


ペーパードライバー講習を受けたきっかけは、必要にせまられたものではあったけど、今回講習を受けて夢が広がった。
今まであきらめてきたものが、実現できる可能性が広がる。そして、もっとやりたいことが増えて、わくわくすることが増えていく気がする。そんなの、楽しみでしかない。

運転できるようになったら、たくさんの場所にでかけて、思い出たくさんつくるぞお!!!!!!



車が運転できるようになることが人生を豊かにするのではないかと考えたの話、おしまい。

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