Identity Academy

Identity Academyは、金融のリスクマネジメント思考を駆使して、これからの…

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Identity Academyは、金融のリスクマネジメント思考を駆使して、これからの意思決定をデザインする学校です。 https://www.identity-academy.jp/

マガジン

  • 学生の声

    様々なバックグラウンドを持った学生たちの意思決定の記録です。

  • Identity Academyの理事による金融コラム

    教育理念や時事ニュースについてのコラムを書いていきます。

  • 学生による講義ノート

    Identity Academyの学生が講義で学んだポイントをまとめています

  • 高校生講座

  • IA Innovation Program #1

    Mipox株式会社とIdentity Academy 5期生の共同事業創造プロジェクト

記事一覧

意思決定の構造と本質

Identity Academy 7期生 江口大志 はじめに僕は修士時代にIdentity Academyというコミュニティに出会って、元々就職する予定だったが、それを辞め、自分で会社経営を始め…

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素直になれる環境こそが最大のリスクマネジメント

はじめに 初めまして。IA6期卒業生の柳翔太です。高校生の頃から金融やビジネスに興味があり、これまでコンサルティングファームやベンチャーキャピタル、プライベートエ…

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リスクテイクと共に、自分色の人生を歩む

はじめに Identity Academy(以下、IA)に6期生として参加致しました、有賀瑛美と申します。記事をご覧頂きありがとうございます。 IAを卒業して約1年が経とうとして…

Identity Academy
2週間前
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リケジョが魅力的に感じるコミュニティとは

山下彩夏 東京大学工学部システム創成学科4年 「良いコミュニティ」ってなんでしょうか? 私はこの問いをずっと考え続けてきました。東京大学、学生団体、長期インターン…

Identity Academy
3週間前
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見える世界と感じる自分を信じる

6期卒業・(株)emome 代表取締役 森山 穂貴 / photo : Saera Jin 自己紹介 はじめまして。株式会社emomeにて代表を努めております、森山と申します。私が現在経営して…

Identity Academy
3週間前
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卒業後に感じるIAネットワークの価値

はじめに はじめまして、セーリンです。私はIA 4期に在籍し、現在はフリーランスとしてスタートアップを支援しています。美食、美酒、シーシャが大好きで、最近はゴルフ…

Identity Academy
4か月前
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ルーツの再定義-他者のパースペクティブに触れて

兒玉龍樹 慶應義塾大学商学部商学科 3年 自己を確立するには他者という媒介が必要不可欠である。 「地獄とは他者だ」の一節で有名な哲学者サルトルの考えだ。 Identity …

Identity Academy
4か月前
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起業家こそリスクマネジメントの学びを

西原 靖貴 東京大学 経済学部金融学科 4年 IAに入る前自分は元々、大学2年時に株式会社カンデという会社を起業し、主に金融系の事業会社のサポートを日々の仕事としながら…

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IAには"色んな人がいる"という誤解

岩崎 修登 東京大学 理学系研究科 生物科学専攻 修士課程 2年 受け入れる勇気「他人のものさしで生きている人が好きじゃない」  Identity Academy(以下、IA)の5期生…

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IAでしか体験できない学びだらけのカリキュラム

関口 太郎 東京外国語大学国際社会学部国際社会学科 → DTFA  IAの中で最も印象に残っているプログラムは、Mipox社のRefLite(反射布)事業の今後5年の成長戦略を検討する…

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秋の特別講座感想

畠中 詔摩 N高等学校3年生 私は秋の高校生講座を高校3年生の時に受講しました。 本講座を通じて、私は特に時間的価値とリスク管理の重要性を実感しました。時間価値とリ…

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高校生こそマネーリテラシー

望月 里彩 慶應義塾大学 商学部 3年 大学生になってからIdentity Academyで初めてきちんとマネーリテラシーを学び、その大切さを実感した私が、高校生こそ学んでほしいと…

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人生初!ドキドキ!株式運用!

磯 佳江 東京理科大学経営学部経営学科 4年 ご挨拶 皆様こんにちは、Identity Academy5期の磯かえと申します。Identity Academy(以下「IA」)では、約4ヶ月間、国内上場株…

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迷子の大学2年生がidentityに気づくまで

島 碧斗 東京大学工学部化学生命工学科 3年 identityが迷子になっていた自分僕がidentity academy(IA)に入ったのは、大学2年の4月。大学入学以来、「面白いと思えること…

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刺激的な環境と仲間

奥村 遥夏 慶應義塾大学 文学部 人文社会学科 4年 はじめに自分はふと湧いた興味からこのコミュニティに所属したいと思いました。 大学では中国の歴史や文化について、IA…

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客観性に欠けた感情モンスターに負けないように

柳原 至門 東京大学 経済学部 金融学科 4年 はじめにご覧になっていただきありがとうございます。初めましての方は初めまして、柳原至門と申します。 熱意高め、負けず嫌…

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意思決定の構造と本質

Identity Academy 7期生 江口大志 はじめに僕は修士時代にIdentity Academyというコミュニティに出会って、元々就職する予定だったが、それを辞め、自分で会社経営を始める意思決定をした。 自分が尊敬する方々(上場企業の代表の方やスタートアップ経営者の方、投資家の方、一流企業に勤めている方など)にも反対の意見がある中、単なる学生起業ということではなく、キャリアを捨て、人生を賭けて創業することにしたのだ。 会社をやるとしても、一度就職してから、会社を

素直になれる環境こそが最大のリスクマネジメント

はじめに 初めまして。IA6期卒業生の柳翔太です。高校生の頃から金融やビジネスに興味があり、これまでコンサルティングファームやベンチャーキャピタル、プライベートエクイティで長期インターンを経験しました。 ビジネスや金融に興味がない人からしてみれば、縁のない業界かもしれませんが、これまでの私の経験は、他の誰にも劣らない貴重な機会だと確信しています。そして私がこのようなキャリアを歩んできたのは、IAでの素晴らしい出会いや授業があったからです。 ここでは、私がIAでの経験か

リスクテイクと共に、自分色の人生を歩む

はじめに Identity Academy(以下、IA)に6期生として参加致しました、有賀瑛美と申します。記事をご覧頂きありがとうございます。 IAを卒業して約1年が経とうとしていますが、当時の学びを言語化することは未だに難しいなあと思いながらも、IAでの4か月間は私にとって何だったのか、自分なりに表現できればと思います。 IAでの学びは計り知れませんが、特に印象深いのは「自分で選んだ道は、リスクをとってでも自分で正解にする」ことを学んだ期間だったということです。

リケジョが魅力的に感じるコミュニティとは

山下彩夏 東京大学工学部システム創成学科4年 「良いコミュニティ」ってなんでしょうか? 私はこの問いをずっと考え続けてきました。東京大学、学生団体、長期インターンシップ、研究インターン、派遣プログラム、相互扶助団体、起業コミュニティなどなど、多様な種類、属性のコミュニティをみる中で考え続けてきましたが、答えは出ておらずずっと今後も向き合いたいテーマになっています。コミュニティの複雑さは、人のアイデンティティの数だけ定義できるものだからだと思います。だから、私は自分が魅力的

見える世界と感じる自分を信じる

6期卒業・(株)emome 代表取締役 森山 穂貴 / photo : Saera Jin 自己紹介 はじめまして。株式会社emomeにて代表を努めております、森山と申します。私が現在経営している会社について少し、お話しさせてください。 株式会社emomeは、行政の中枢・霞ヶ関からほど近い虎ノ門に本社を構える介護関連サービスの新興企業です。 私たちが目指すのは「幸福感と経済性が両立する高齢化社会モデル」の創造です。つまり、高齢者が私たちと同じように「食」や「やりがい

卒業後に感じるIAネットワークの価値

はじめに はじめまして、セーリンです。私はIA 4期に在籍し、現在はフリーランスとしてスタートアップを支援しています。美食、美酒、シーシャが大好きで、最近はゴルフも始めました。 他のOBOGの方々が受講生時代の体験を書いていますが、私は卒業後に感じたIAネットワークの価値について書きたいと思います。IAネットワークは森山代表理事を筆頭に、各界をリードする講師陣、OBOGと現役生で構成されており、執筆時点で約200名に達しています。 私が体験、見聞きした範囲でのネットワー

ルーツの再定義-他者のパースペクティブに触れて

兒玉龍樹 慶應義塾大学商学部商学科 3年 自己を確立するには他者という媒介が必要不可欠である。 「地獄とは他者だ」の一節で有名な哲学者サルトルの考えだ。 Identity Academyでの4ヶ月間で私が得た最も大きい収穫は、まさしく他者という媒介を通した「ルーツの再定義」だった。 ルーツは自己認識と切っても切り離せないものだ。 私が得た二つの教訓とルーツの捉え方に起きた変化を綴っていく。 情熱に従う-ルーツからの解放 私は自身のルーツ/バックグラウンドに強いコン

起業家こそリスクマネジメントの学びを

西原 靖貴 東京大学 経済学部金融学科 4年 IAに入る前自分は元々、大学2年時に株式会社カンデという会社を起業し、主に金融系の事業会社のサポートを日々の仕事としながら、テスト期間にレポートや勉強をこなす生活をしていました。 そんな中で知り合った大学の先輩から、このIAの事を教えてもらいました。 以前より、自分のそれまでの人生経験から、展開する事業が誰かの役に立ち、大きな利益をあげ、従業員にも高い給料が支払われるような会社を作りたいと日々思っていたのですが、それを実行するに

IAには"色んな人がいる"という誤解

岩崎 修登 東京大学 理学系研究科 生物科学専攻 修士課程 2年 受け入れる勇気「他人のものさしで生きている人が好きじゃない」  Identity Academy(以下、IA)の5期生に入った時の僕は、こう考えていた。特に、「金払いが良いから」とかいう、俗っぽい理由で職業を選ぶ(癖に、それを隠している)人が好きになれなかった。  そんな理由で GS(Goldman Sachs)とか McK(McKinsey & Company)を選ぶ「賢い」人よりも、「車が好きだから」

IAでしか体験できない学びだらけのカリキュラム

関口 太郎 東京外国語大学国際社会学部国際社会学科 → DTFA  IAの中で最も印象に残っているプログラムは、Mipox社のRefLite(反射布)事業の今後5年の成長戦略を検討するコンサルティングワークです。このワークを挙げた理由としては、「一貫して学生レベルを超えたアウトプットを求められた」ことが大きいなと感じています。  僕たち学生にとってコンサルティングという職業は、B to Bという業態柄実際にどのような業務を行なっているのか全容を理解することはとても難しいです

秋の特別講座感想

畠中 詔摩 N高等学校3年生 私は秋の高校生講座を高校3年生の時に受講しました。 本講座を通じて、私は特に時間的価値とリスク管理の重要性を実感しました。時間価値とリスク管理の考え方は、資産運用に限らず、進路決定や将来設計、また生活する上での日々の選択にも大いに役立つと思います。 お金と時間の関係性については、同じ1億円でも、インフレや時間の経過によって現在価値が変化します。 例えば10年後にもらえる1億円と今すぐにもらえる1億円があったとして株式の1年間での利回りが5%だ

高校生こそマネーリテラシー

望月 里彩 慶應義塾大学 商学部 3年 大学生になってからIdentity Academyで初めてきちんとマネーリテラシーを学び、その大切さを実感した私が、高校生こそ学んでほしいということを伝えようと思います。 高校生のうちにマネーリテラシーを学ぶと、どんなメリットがあるのか…? 高校生だと、大半の人が家族とともに生活を送っていて、自分の将来の生活費などについて考えたことのある人は少ないのではないかと思います。その一方で、高校生の段階で、将来にかなり大きく影響を及ぼす大学

人生初!ドキドキ!株式運用!

磯 佳江 東京理科大学経営学部経営学科 4年 ご挨拶 皆様こんにちは、Identity Academy5期の磯かえと申します。Identity Academy(以下「IA」)では、約4ヶ月間、国内上場株に400万円を投資してチームで運用を行うというPortfolio Gameがプログラムの一貫に組み込まれています。ここでは、まだIAをご存知でない方へ、IAに既に関わっている方へ、そして6ヶ月前の自分に向けて、約4ヶ月間の株式運用で私が得たものを書き記します。私がいた千変万化

迷子の大学2年生がidentityに気づくまで

島 碧斗 東京大学工学部化学生命工学科 3年 identityが迷子になっていた自分僕がidentity academy(IA)に入ったのは、大学2年の4月。大学入学以来、「面白いと思えること」をやり続けてきた自分は、自分が何をしたいのか全く分かっていませんでした。 大学では教養課程で法学、政治学、経済学、哲学、心理学といった文系領域の学問や、数学、統計、生物学といった理系学問の入門を学んでいましたし、学校外では医療・ヘルスケア課題の解決に挑む学生団体で活動を続けたり、次世

刺激的な環境と仲間

奥村 遥夏 慶應義塾大学 文学部 人文社会学科 4年 はじめに自分はふと湧いた興味からこのコミュニティに所属したいと思いました。 大学では中国の歴史や文化について、IAのテーマにはほぼ掠りもしない内容の研究している私が、IAに興味を持った契機について疑問に思う方もいるかもしれません。その契機というのは、夕方ごろ、たまたま見ていたテレビでIAが取り上げられていたワンシーンが脳裏にこびりついていたからでした。 脳裏にこびりついて離れなかった理由としては、自分が社会について知

客観性に欠けた感情モンスターに負けないように

柳原 至門 東京大学 経済学部 金融学科 4年 はじめにご覧になっていただきありがとうございます。初めましての方は初めまして、柳原至門と申します。 熱意高め、負けず嫌い。一方で、責任感を感じやすく、落ち込みやすい。そんな感情に左右されやすい人間がポートフォリオゲームに挑んだ時、何を感じ、何を学んだのかをお伝えできればと思います。 ポートフォリオゲームとは、各チーム5人×5チームが、所定のルールのもと学生のみで株式を運用し、4ヶ月後の最終的な結果で勝利を競う非常に挑戦的なカリ