見出し画像

【詩】12月31日



いつもの日常よりは、黒が似合っている風景で、足音も少しだけ音を抑えている、それでも時間は流れるから、それに着いていくのが必死だった、楽にしていればいいのに、それが出来ないのは、この瞬間まで刻みながらでも進んできたからなのだろう、本当にお疲れ様でした。たくさん吐いた媒体を、何個壊したくなっただろうか、よく花束に変えては、私の周りを覆う膜に足していく、それで強くなってきた、そんな水のように流れる日々を優しく抱きしめてきた、見上げた先が不透明であっても、それが信じることだとすれば、月に一回の満月だってさらに輝く、それはきっと私もあなたも同じ。また同じことの繰り返し、なんて間違いだらけ、いつ同じだと決めたのでしょう、変わらない、ものなんてない、ぴったりとなった時に、変化を求めるなら、恐れを抱きしめて、突き破って、自分にしかわからない色で、書き殴って下さい。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?