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書くこと

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2022年2月の記事一覧

知ってる人の文章ってだけで読みたくなるし、自分ごとにできるかは大事

知ってる人の文章ってだけで読みたくなるし、自分ごとにできるかは大事

2月25日、オンラインでバトンズの学校の懇親会があった。オンライン飲み会にせよオンライン取材にせよ、オンライン○○はあまり得意じゃないけれど、画面越しにでも、同じ受講生や古賀さん、お世話になった運営の方々の顔を見ることができてうれしかった。

パソコンの画面には、これまでの授業と課題をともにしてきた受講生の方々の顔がいっぱい並んでいた。

職業も年齢も違えば、得意・不得意、課題への感じ方、古賀さん

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考えてから書くか、書きながら考えるか

考えてから書くか、書きながら考えるか

文章を書き始めるときには、
①何をどう書くか決めて書くパターン
②書きながら考えていくパターン
があるように思う。

①の場合は、先に伝えたいテーマや構成・展開を考えて決めてから、文章を書く。それに対して②の場合は、とにかく書き始める。書きながら、流れるように転がるように文章が展開して、思わぬ方向へ着地してしまうこともある。

わたしがnote書くときは、この①②の合わせ技を使っている。要はテーマ

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好きは広がる、でもファンではいられない

好きは広がる、でもファンではいられない

好きを仕事にすることの是非について、いろいろなところでよく目に耳にする。好きを仕事にすると人生が楽しくなるとか、むしろ好きなものを好きじゃなくなるとか。

その点、ライターという職業は、多かれ少なかれ「好き」を抱えて仕事をしている人が多い印象がある。「書くのが好きだからライターになった」とか、「このジャンルが好きだから、この人が好きだから取材したい」とか。

わたし自身、ライターと名乗って仕事する

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名文を読む

名文を読む

久しぶりに本棚の整理をしたら、書くことに関する本が何冊も出てきた。3〜4年前に書く仕事に憧れて、でも何をしたらいいのかわからずに買い集めていた本。丸谷才一(まるやさいいち)さんの「文章読本」も、その頃に読んで感銘を受けた1冊だ。

この本で特にグッときたのが、「名文を読め」の項目。じんわりと心に残った言葉は、忘れないようにと手帳にメモしてある。

ひとつは、どんなものが名文かを書いてあるところ。 

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誰かを型にはめないように

誰かを型にはめないように

1月9日の「マツコ会議」に、満島ひかりさんが出ていた。満島ひかりさんは、「型にはめられるのが苦手」なのだという。

それを受けて、「(インタビューなどで)型にはめるじゃない、みんな。こういうストーリーだったら楽だなぁとか、伝わりやすいなぁとか」と言うマツコさん。 

自分もそんなインタビューしてるんじゃないかと、突きつけられる思いがした。

わたしは企画するときや記事を書くときに、良くも悪くもわか

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