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理学療法士は何をする仕事?

先日受講したセミナーで先生がおっしゃっていて、自身が共感を得た部分を本日はご紹介できればと思います。

その中で、「理学療法士は何をする(できる)仕事でしょう?」とのお話がありました。

皆さんはどうお考えでしょうか????


ちなみに、「理学療法士及び作業療法士法」第2条には「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」と定義されています。

引用:



この「基本的動作能力の回復」というところに先生は注目されていました。

治療や介入は、対象者の「動き」を変えること言っていました!!


当たり前と思った方もいると思います。

私も正直「そうでしょ」と少し思っていました。

しかし、自身の臨床を振り返ってみると、ROMや筋力、麻痺、疼痛、姿勢などimpairmentレベルの機能・構造に着目してしまう事が多かったと少し内省しました。

上記の機能・構造は、数値化できるためわかりやすい部分があります。

そのため、普段臨床でどうしてもこちらに意識が向きがちになってしまいます。


結局のところ、上記の機能が改善しても動作・歩行が変わらなければ機能がもとに戻ってしまうことがあります。

また、反対に機能が原因で動作・歩行に影響することがあるとも言えます。

そのため、双方からの考え方が重要になってくると思われます。


また、大きな勘違いとして正常に当てはめてしまうことが多く見られると思います。

自身も新人の頃や、3年目ぐらいまではそのように考えてしまう事が多くありました。

正常動作・歩行に近づけてしまおうと介入していくと中には動きづらいと感じる方や、バランスが不良になることがあります。

そのため、対象者の意見を聞きながら介入していく必要があります。この中で生活習慣や職業などの問診がとても大切になってくると思います。

ぜひ、本日の臨床から、「動作を変える」「正常ではなく、対象者が動きやすいと感じる動き」を意識して介入してみてください!

今後問診に関する内容や動作の診方に関する発信もできればと思います!

以上が本日の内容となります。

本日も読んでいただきありがとうございました!

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