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インター校に通うと、すぐに気が付くことがあります。

それは、先生が子供をよく褒めてくれること。

プライマリーの場合はそれが顕著です。

セカンダリーになると、それは薄れてきます。

国にもよるところが多くありますが、セカンダリーの場合は、勉強・成績・校外での実績などによる評価とともに褒められることはありますが、むやみやたらに褒められることはなくなります。

プライマリーの場合、先生は「できるだけ褒めて伸ばす教育なんだ」と理解する日本人が多いです。

それは、じつはちょっと違います。

まず、先生の褒め方に注目しましょう。

どうやって褒められましたか?

その文言が重要です。

つまり、頑張っている点に注目してもらった時や、苦手な科目・悪い成績や不得意な部分が伸びてきたという点で褒められた場合は、それはとても重要なコメントです。

親はそのコメントから子供の学習状態を知りましょう。

褒められた=うれしい で終わるのではなく、この点は上手くいっていると理解し、その方法や、その時間を大切にします。

実際には褒められない生徒も多くいることを考え、褒められた子供には自信をもってさらに自宅で褒めることは重要です。

つまり、プライマリー生の子供の学校での目標は褒められることで良いのです。

褒められることが続けば、学年末のアワードで受賞が近づいているということです。

ちなみに、褒められた言葉を子供が覚えておくことは、小学生が転校する場合や、受験する場合にとても大切です。

もしアワードがもらえるまでではない場合、褒められた言葉をメモしてあげて、子供の学習成果として考えてあげてください。忙しいと、うれしいことはすぐに忘れてしまうものですから、何らかのメモが重要です。

転校時に親が参加する面接がある場合は、その点を持って、努力した成果とし、さらに努力する点を「子供と一緒に」考えているとアピール材料にします。

日本からインター校に入学すると、アワードがなかなかもらえない子供も多くいます。

アワードが簡単にもらえないのは、アワードに価値があるからです。つまり、それを目標にすることも大切ですね。


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