見出し画像

noteの売り上げ金を○○に使います

SNS断ちをした期間に色々とアイデアが思い浮かびそのうちの一つに「noteで有料販売をしてみる」ということをチャレンジしてみた。

その結果、いろんな人が購入してくださり本当に感謝の気持ちと驚きもあったのだが、正直私は生活費5万円( 家賃3万7000円 + 食費8000円 ほど )もあればかなりハッピーなのでこれ以上のお金にはそこまで興味がない。

しかし、せっかくなのでこの売り上げをどう使うべきかをこの際考えてみようかと思ったわけだ。

「お金は稼ぐよりも使う方が難しいことがある」とはよく言うもので、今回は浪費ではなく、「三方良し(自分、お客様、世間)」になる使い方を考えていくので、あなたもなんとなくお金を使っている事があるのであれば参考になるかと思うぞ。

うまい棒○○本買える!

さて、拙者を含め大人になった今でも1億円と聞くと「うまい棒1000万本買えるじゃん!」と思ってしまう人も多いことだろう。個人的には蒲焼さん太郎も捨てがたい。

つまりこの段階は自分を満たすためのお金で大抵の人がこの段階で思考が止まっている。これは別名「浪費」と呼ばれるものだったりする。

旅をしていく中で例えば「象使いの資格が取れます!」と言うものがあるが、拙者は「ここにお金を払うとその産業を支援することになるのか、、象が虐待されていたら自分も加害者になる。。」とつい考えてしまう。これは下の記事でも書いた通りだ。

浪費の思考を持っていると知らないうちに自分も加害者になることがあるため、自分のお金がどこに流れていくのかを理解するのがまず第一だ。

拙者は小腹が空くとスペインで150円ほどで売られている高カカオチョコを貪るのだが、実はこれは全てフェアトレードだ。つまり農家の人にフェアな賃金を支払っている証で、スタバですらイタリアンローストくらいしか認可を取れてない証でもある。こう言ったものを購入すれば農家の人を支援していることにもなるのだ。

画像1

(↑農家との公平な取引の証のFairtrade マークがつく商品は珍しい。)

拙者もお金に困ったり、貧困国を旅する中で数百円の大切さを身に染みて感じた事があるので、できればその身銭を切って支払ってくれたお客様のお金は有効に使いたいと考えている。

子供が母ちゃんからもらったお金なら「さっさとうまい棒買おうぜ!」となるのだが、例えばその母ちゃんがめちゃめちゃ苦労して必死に働いていたらそのお金を簡単に使おうとは思わないだろう。

と言うことでうまい棒換算はお金を有効に使うためには脱却しておいた方がいいだろう。ここにお金を使うのは論外だ。

お金を投じて手にする赤い羽根

画像2

拙者は「手に入れたければ先に与えよ(Pay Forward)」と言う考え方が好きで、バイトで月に10万円ほどしか稼いでない時期でも色々と寄付をしていた。

街角の赤い羽根募金やクラウドファンディング、日本財団やFacebookで知り合いがシェアしたリンク先でもお金を支払わせていただいたし、お金だけでなく自分が今まで着ていた服をインドやネパールの人へ寄付したこともあった。

その中でもやはりお金の流れは考えた方が良く、例えば「街中の募金」を装って悪いことをするための資金集めをしている輩もいたりする。東日本大震災の時はその手のニセ募金が多かったようだ。他にもYouTubeで気軽に投げ銭をしている人もいるが、誰でも参入できるYouTubeにおいて反社会的勢力や半グレの数はおそらくすごいと思う。

他にもクラウドファンディングで寄付をする場合も別にあなたが寄付をしなくてもその人は救われる場合は寄付をする必要はない。むしろ、まだあまり注目されてないけど自分の中で支援する理由がある人を見つけて支援する方が明らかに世の中のためになったりするのだ。むしろお金を渡す事で根本的な問題の解決を先延ばしにするだけの場合もある。

画像7

(寄付をする中で”このお金は正しい使われ方をするだろうか”と考えるようになる / 写真:ベトナムのホーチミンの教会にて)

実はこれは投資と同じ考えで、どこかでジョン・ロックフェラーが「寄付とは投資なのだ」と書いた文章を読んだことがある気がするが、「自分がそこにお金を投じることでその事業や人はどう影響を及ぼすか」を考えるプロセスは似ている。

確かにお金を投じることによって赤い羽根を胸に掲げいかにも「自分は良いことをしました!」と酔いしれるのも悪いとは言わないが、その先にどんな影響があり得るかを考えることは支援先だけでなく、自分の思考力をも上げてくれるのではないだろうか。

noteの売り上げ金の使い道

画像3

(写真:マレーシアの交易地マラッカにて)

つまるところ、自分にお金を流してくれた人がいる以上、拙者はそのお金を何らかの形で世の中に還元する役割を担う必要があると考えている。

もちろんnoteと言う媒体で購入してくれたと言うことで、noteから還元していくことになるだろう。ではどうすればnote民の人や応援としてお金を払ってくれた人に自分なりに還元できるかを考えてみた。

・写真撮影関連

正直、写真撮影をするには交通費がかかるのでそこに費やそうと思う。noteには「みんなのフォトギャラリー」と言う機能があるので、拙者の撮影した写真はそこに投稿してnote民は自由に使って良いことにする。ちなみに拙者が使うカメラはSony A6400 でレンズなどを合わせると20万円するし、交通費と撮影をしに行く労力を考えれば、十分note民に還元できると考えている。ちなみにドローンも持ってるがまだ使いこなせてない。

画像4

( バルセロナの電車は一回150円ほどで乗れる )

そのためこのように旅先の写真を頻繁にアップすると思うが、記事の中でアップされた写真はあなたがnote上で使えるようになると言う事だ。カタログ的にも見てくれ。

もちろん支援してくれる事を励みにより良い記事を書くと言うのも当然ながら常に頭に入れているのだ。

・素材としての食糧

画像8

コロナで経済的に打撃を受ける業界として「飲食、宿泊、観光、小売、エンタメ」などに始まり、続いてグローバル展開する例えば航空会社や自動車産業へ不況の波が伝わり、大企業にお金を貸す金融業界が下落すると言われている。

では自分の元へ入ってくるお金をどこに投じればいいかと考えた時に、「飲食」を生産する人を最優先すべきだと思う。エンタメや観光は最悪この世からなくなっても人は死なないが、飲食がなくなれば人は死ぬ。

そこで先の写真撮影や映像制作、効果音制作として食材になるべくお金を投じて生産者を支援すると共に自分の制作スキルの向上を目指す。その結果、このnoteの「みんなのフォトギャラリー」に写真が提供されるのでnoteで活動するクリエイターの支援にもなるわけだ。

・参考書を買うためのお金

ここは正直めちゃめちゃ悩んでいる。なぜなら大抵の本に書いてある情報は調べれば無料で手に入れる事ができるからだ。Wikipediaと友達になれば物知りになれる。本ですら、書籍をまとめたYouTubeや要約サイトで要点を知る事ができるし立ち読みでも良いかもしれない。

しかし専門書に関してはネットでは載っていないものも多い。そこで実際に書籍を購入してその内容を実践してnoteに公開しようと思っている。実際に2020年はカラーグレーディングと構成などカメラに関する書籍を2万円分購入してマガジンでシェアしていたりする。

・他のクリエイターや製作者、学習者への支援

これは寄付と言われるものだが寄付をすると「偽善だ」とか「寄付を使って良い人アピールですか?」みたいに言う輩がいる。個人的には貯金と言ってお金を貯め込むよりお金を回した方が良いと思っているので支援などは好きだ。実際に2020年は熊本県の人吉市に寄付をさせていただいた。

もちろんお金以外でもできることはさせていただきたい。

画像5

(写真:マレーシアのジョージタウンの中学校の教室)

拙者としては自分の記事を読んでくれている人に一番得をして欲しいと考えている。一番得をして欲しいと思っている人からいただいたお金を持ってしても、さらに得をして欲しいと思うクリエイターや学問が必要な人がいた場合、クラウドファンディングかわからないがそこにお金を使おうと思う。その際はこのnoteなどでシェアさせていただこう。

画像6

( マレーシアの日本語学校で無償で日本語を教えた事もある )

さあ、と言う事で拙者の無知故に「そのお金の使い方はいかがなものか?」と言う意見もあるかと思うが、その際は指導、鞭撻の程お頼み申し上げる。

色々と自分なりに考えてみた結果、自分ならではの還元のやり方を考えてみたのだが、思いついたらその都度この記事も更新しながらやっていこうかな、、と。

ま、某は基本的にしょうもない変なクリエイターなので気楽にやっていきます故、これからもどうぞよろしくお願いしますよ、、と。

ここまで読んでくれてかたじけない。ありがとう。

この記事が参加している募集

お金について考える

いつも応援ありがとうございます! すごく嬉しいのでお気軽にリアクションしていただければと思いますm(_ _)m