日が沈むまで眠りたい
「眠るのが好き」と言うと、つまらない人間だと思われるかもしれないけれど、私は眠るのが好きだ。
安物のマットレスに、ニトリの布団。ちょっとへたった枕に、無印のパジャマ。平凡でチープな私の睡眠生活。
それでも私は、このひとときに、とてつもない幸福を感じている。寝て起きたら夕方だったときも「1日を無駄にした」なんて思わない。むしろそれは、私にとっては最高な過ごし方ですらある。
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