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ボーカロイドの先祖
現在、日本には初音ミクなどのボーカロイドが存在するが、その元祖は何だろうか?
日本で初めて機械に歌をうたわせたのは、相馬嵩という人物らしい。
高橋秀俊『電子計算機の誕生』(中公新書、1972)によると、東京大学の高橋研究室で開発されたPC-1(1958)が、相馬の発案によって「春の小川」を演奏したのが国内初だそうだ。(p.155)
ただし、歌詞まで発音できたのかは判然としない。
ちなみに、PC-1の'PC'とはpersonal computerではなく、parametron computerの略である。
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