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【鉄道の日記念②】撮り鉄としてのポリシー+印象に残る鉄道ニュース3選

 高3の夏に初めてデジカメを持つようになって、もう11年以上経ちました。以来変わらないスタンスは「気になるものが目に入ったら撮る」という単純なものです(^^;; プロフに「浅く広く」と書くほどには好奇心があるため、初めて訪れる地で撮る枚数はそれなりに多くなってしまいます。その結果、4年前から写真整理が一切できない状態が続いており、今回使う画像は4年前以前の画像が多めです。fbにもかつてはジャンルごとにアルバムを作っていたんですが、整理・新規アップが滞った結果ずいぶん前に全削除しました(汗
 多くの撮り鉄の方と比べた時に浮かび上がってくる特徴は、前回も書いた通り車で動けないため「駅での撮影のみ」ということになると思います。まあ何事も追求しようとすればキリがなくなりますから、セーブを効かせやすいのはむしろありがたいのかもしれませんが。

 さて、具体的に何を撮っているのか、行動習性をご紹介したいと思います(笑) この記事で多く登場する(〇年×月)は撮影時期です。

新潟②

 個人的には胴体と呼んでいます。ヘッダーにはかつて新潟で走っていた(しかも白新線でよく見かけたカラーリングの)115系を。そしてここではほとんど入替が完了したE129系を。
 これは2015年7月に新潟駅で撮ったものですが、今やこれも歴史的写真ですね…

富山地鉄①②

 頭も撮ります。並んでいるのを収められれば、この上ない喜びです(笑) これは富山地方鉄道電鉄富山駅で2015年11月に撮影したものですが、頭端式ホーム(wiki)は頭を撮るのにこれ以上ない環境です。

JRトワイライトExp④

JR南武

松本電②

JR山陽

 ヘッドマークやラッピング、胴体上に貼られたマーク、製造に関する情報等、気になれば撮るようにしています。1枚目は、2014年7月にたまたま出くわしたトワイライトエクスプレス。3枚目は松本電鉄です。
 そして車内へ…

電えち鉄運賃表

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 運賃表は基本的にすべて、行先案内は気になった場合に撮っています。1枚目はえちぜん鉄道、2枚目はJR九州

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 座席や車内の風景も、気になったものは撮っています。1枚目はJR九州の在来線(2018年10月)。京王5000系も同じような感じですが、九州の在来線は以前から上質なシートなのです。2枚目は、えちごトキめき鉄道のイベント用列車(定期運転でも運用)です。
 あとは、もちろん車窓も撮る時はありますが。寝ている時が多かったり、スマホをいじっている最中に気づいた頃にはすでに遅しということも多々(^^;;

 車外へ出て、ホーム上のいろいろなものを…

TX秋葉原

最重視しているのは発車標です。(つくばエクスプレス

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駅名標ももちろん。(長良川鉄道

豊栄・新潟方面

豊栄・新発田方面

 時間の余裕があれば、「その先」に見える風景も撮っています。(JR白新線豊栄駅) この時は寒かったからか、あまりホームの端まで行ってませんね(^^;;

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 ホームで他に気になるものがあれば撮ります。これはJR中央本線塩尻駅ですが、さすがにここ以外にはない風景じゃないでしょうか。

 これ以降は、逆に駅前から順を追って紹介していきます。4年前にfbで撮り鉄習性を紹介した時に使った画像群です。(JR白新線新崎駅にて)
①駅前の風景を撮る

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②駅舎も撮る

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③バス停は必ず、他に周辺地図等があれば興味の赴くままに撮る
 なお、先程の車両内外の撮影についてはバスもほぼ同じ方針でやっています。

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④構内(改札外)の様子を撮る

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⑤券売機を撮る
 ただし、これは元々「珍しいと感じたものを撮る」という文脈で撮った一枚でした(^^;;

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⑥地元ならではの掲示物は積極的に撮る
 画像データは多少増えても大した影響がないですからね…と言っているとロクなことにならないんですが(爆

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⑦改札を外内から撮る
 これが一つのハイライトです。主要駅やラッシュの時間帯はなかなか難儀しますが(^^;;
 あと、特に改札の多い地下鉄駅では自分が出入りした改札のみ撮るようにしています。目的の改札に行くまでに何回も別の改札を通過すると「これも撮らないとなのか…」と思ってしまう経験を多々重ね、また改札外内の風景がさほど変わり映えしない場合が少なくないので…

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 例のfb投稿ではこれでラストだったんですが、もう一つ追加。
⑧跨線橋と、そこから見える風景を撮る
 すでに似たことを載せてはいますが、あくまでもこれらは別物です。(JR信越本線見附駅にて)

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 これで以上です。自分で言うのも何ですが、ここまでやる人間もさほどいないんじゃないかなぁと。これまでの蓄積を生かして駅紹介サイトなんて作ってみたいもんですが、如何せん時間が(^^;;

 これで最後になりそうですが、きっぷ・整理券類は基本的に撮影して保存しています。一方、自販機から出てくる領収書は書式ごとに一枚ずつ現物保存です。(一つの会社の中でもいくつかの書式がある場合が珍しくないので)

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最新乗りつぶし路線であるあおなみ線のきっぷ

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JRだけでもこんなに違います

 本数は少ないですが、動画を撮ることもあります。最も多いのは幕回しですが、そういう車両が年々減っている以上、チャンスもどんどん限られてしまいますね…(リンク先はYouTube再生リスト)

 今回は画像の多さのせいで長い記事になってしまっていますが、一連の投稿をこれで終わらせるために(?)、最後にもう一ネタ。この8年余で印象に残ったニュースを紹介します。

①身近な電車・バス路線で新型車両への置き換えが進む(2015年~)
 これはかなり個人的な話題ですが^^;、E129系以外に2つご紹介します。

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 初めて撮れた時の感動を残すために、この2枚を載せました。
 新潟交通観光バスの新発田~大形~万代シテイ線。それ以前は後方に入口があって方向幕が回る昔ながらのバスでしたが、2017年7月頃からこういったタイプ(バスは中扉)のバスが徐々に増えてきています。
 ただ、最近のバスはどれもそうらしいですが、背もたれが低いのが個人的には残念です。理由は寝にくいという一点に尽きるんですが(^^;;

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 こちらはJR東日本新潟秋田支社管内で導入が進んでいる新型ディーゼル車GV-E400系です。去年8月19日から投入され始めましたが、10月初めに乗ることができました。内装はほとんどE129系と同じで、少々面白みがないなぁと思ってしまいます(^^;;
 ついでに言うと、E129系の外装カラーリングがすべて同じということにも未だに納得ができません(^^;; 115系のようにはいかないまでも、せめて3種類くらいの色合いが楽しめればいいのにと思ってしまいます…

②北陸新幹線開業にまつわる出来事(2014~15年)
 2014~15年度に上越に在住したため、開業前後の様子を「地元住民として」身近で見ることができたのは非常に貴重な経験となりました。
 目撃したものを並べたらキリがないので、3つに絞ってご紹介します。まずは、上越妙高駅の近くに元々存在した脇野田駅です。

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 この日は、とりあえずスマホで2枚+後でデジカメ画像を13枚という形でfbに投稿したんですが、そこから厳選して10枚お届けしました。それでも十分多いですが(^^;;
 3枚目にある通り、新幹線開業(三セク移管)の5ヶ月前に脇野田駅の従来の駅舎はその役目を終え、一足早く新幹線駅内での営業が始まりました(駅名は、新幹線開業までは「脇野田」のまま)
 移転3日前に初めて旧駅舎を訪れた訳です。

↑地元ネットメディアの関連記事4本が見られます

 話は一気に新幹線開業前日に進みます。実はその週末は関西で過ごす予定にしていたんですが、当初の予定が二転三転した結果「JR時代最後日の北陸本線・直江津~金沢」をひた走ることになったのです。

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さすがにこのきっぷは手元に残しています。

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この2枚は直江津駅にて

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この2枚は、乗換待ちがてら滞在していた21時台の金沢駅

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 この日は敦賀で終えてガ〇トに泊まったんですが、敦賀にも祝賀展示物(モザイクアート)がありました。敦賀まで北陸新幹線が延伸するのは2年半後の予定ですが、タイミング悪く(?)こんなニュースが…

 週末は関西で過ごし、月曜の朝に夜行バスで金沢に到着。IRいしかわ鉄道の窓口(8時オープン)で障割乗車券を買うのに時間調整がてら新幹線ホームに入って「見学」し、IR→あいの風とやま鉄道→トキ鉄と、三セク化3日目の旧北陸本線を辿って昼前に上越へ帰り着きました。
※窓口オープンを待たなくても、自販機で割引のきっぷを買って着駅で確認してもらえばいいという知識を、この頃はまだ持っていなかったんです(^^;;
 最後に新潟ネタに戻りますが、高田駅は三セク移管により自動改札から有人改札へ復古してしまいました。

高田・改札

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 2枚目はスマホなので見劣りしてしまいますが、有人改札になったことはお分かりいただけるかと思います(^^;; この後1年間は地元住民として高田駅を利用することも多少ありましたが、2・3番目の改札はほとんど開かないんだろうと思います。それこそ観桜会の時などは改札1つではどうにもならないでしょうが。
 三セク化からも5年以上経ちますが、長岡・新潟へ行くにはどんどん不便になってしまっています。快速くびき野の残存と見られた快速も細分化されてしまってますし… いすみ鉄道前社長の鳥塚亮さんがトキ鉄社長に就任し、直江津駅構内でSLに乗れるようになるなどアグレッシブな取り組みをなさっています。こういったことはJRではできなかっただろうと三セクならではの魅力を実感しつつも、その一方で…と思ってしまうのは事実です。
 2002年発行のこんな本を持ってるんですが、そろそろここで書かれた内容の検証がなされてもいいのかもしれません。(この20年間に起きた様々な社会変化など、考慮すべき点は多々あるとは言え)

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 私は地元書店で買いましたが、現在Amazonに中古2冊売られてます。高くはありませんので、関心がある方はぜひ(^^;;

 さて、②が非常に長くなってしまいましたが(^^;;
③新潟駅・万代シテイバスセンター大変貌中
 後者については先月の記事で多少触れているので今回は割愛し、62年間に渡って愛された万代口駅舎が先日供用終了となった新潟駅にスポットを当てます。

 旧駅舎最終日の最後にはこんな風景もあったそうです。

 まずは、仮設改札の供用が開始されて3日後の今月12日に撮った最新の様子から。

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 これだけ大ニュースになるような変化は、2023年の高架化完了前最後になるでしょうか。(当初計画では来年度に高架化完了だったんですがね^^;)
 実は、トイレの面では大改善になるのではないかと思わなくもないです。何せ、改札を出て目の前にある訳ですから。まあ、そのあたりにかつてあったのはトイレなんですが(笑)
 一方で、ある程度の規模のNewDaysが改札外からなくなってしまったのは残念です。小規模店舗(NewDaysKIOSK)はありますし、改札を入ってしばらく行けばフードも買えるNewDaysもあるんですが。
 正直意外だったのは、ニュース等で伝えられる「利用者の声」。もちろん惜しむ声もあるものの、多数派は「新駅への楽しみ」でした。
 昨夜、聴取期限ギリギリのBSNラジオの番組を聞きました。それは、かつて万代口改札内にあったサテライトスタジオ「メディアステーションbanana」(wiki)が限定復活した11日に行われた公開生放送(レギュラー番組の出張版)でした。そこで紹介されていたお別れイベントの中には、有人改札の限定復活(きっぷを切ってもらえる体験)や駅員によるバンド演奏もあったりして、いい意味で一昔前の、まさに旧万代口駅舎の雰囲気を増幅させたようなイベントだったんだなぁと感じます。(当日のチラシをHPから転載し添付します)

 ラジオ番組ではリニューアル計画の実務担当者も出演し、新たな駅のコンセプト等にも触れられていました。新潟市の関連ページも載せておきますが、天候に左右されない交流空間として多くの人に親しまれる駅になってほしいなぁと思います。

 ということで、ようやくこの記事も終わりを迎えました(^^;; 字数は5,000字弱、写真の枚数は61枚(^^;; ご覧いただいた皆様ありがとうございましたm(_ _)m

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