努力は夢中に勝てない、本当だろうか?
こんにちは。はんぐりです。
突然ですが、私はずっと疑問に思っていることがあります。
努力が夢中に勝てない、本当にそうなのでしょうか?
私の周りでは常にやりたいことに向けて頑張っている人が多く、仕事や趣味など全力で取り組んでいる姿が大好きです。
もちろん自分の在り方としても、無理矢理何かをこなす苦痛な努力をして楽するぐらいなら、多少きつくても自分の意思に従って夢中に頑張りたい!と思っていました。
学生の頃から何でもすぐに容量よく出来たタイプではなかったけれど、むしろ『好きだけど苦手なこと』に対して失敗しながら夢中に取り組んできた。
そんな私の姿を見て応援してくれる友達も多く、ずっと貪欲に生きたいという戒めを込めて、hungry=はんぐりという名前にしています。笑
夢中が広がるためには、努力が不可欠だ
そんな今までの私の生き方からすると、なぜ疑問に思ったのかしっくりこないと思います。それもそのはず、私は最近始めて『夢中になりたいのに、努力の苦しみが勝る』状態を経験したからです。
今まで学生の頃は、本当にやりたいことしか手をつけない性格でした。ちょっと面倒ゴトでも、その中で自分のやりたいことを見つけることが得意。何でもいいから、いつもがむしゃらな自分が好きだった。
しかし社会に入って、自分の将来は誰も決めてくれなくて、でもやるべきことは自動的に降ってくる生活に一変しました。誰も楽しそうに仕事をしていないし、夢中な人なんていなかった。
でも一人だけ、すごく楽しそうに働いている先輩と出会いました。その方はずば抜けて頭が良くて、何でも知っている重鎮みたいな人。一人で好事例ばかり生み出す天才で、夢中の権化のような方でした。
だからこそ、質問してみたんです。
『努力と思っているうちは、〇〇さんのように夢中で楽しめる人には勝てないんでしょうか?』
『確かに自分は得意分野を見つけて、夢中で働いていた。でもただ自分が事例を作って貢献しても、周りには誰もついてこなかったし、後にも続かないよ。
夢中で頑張る人の周りには、それをチームに還元しようと努力してくれるパイプ役が必要なんだ。良くも悪くも、自分はバランサーにはなれないからね』
少し悲しそうな顔で、ボソッと話してくれた。そんな先輩の言葉を聞いて、私はハッとさせれれました。
自分は夢中で頑張る自分が好きだけど、何も一人で生きてこられたわけではない。自分が頑張ったサークル活動や、部活など、誰かとチームで動くときには必ず連携を取ってくれる友達がいました。
一人で夢中の人は、努力と比べて格段に面白いアイデアを作り出します。アウトプットの質も高く、評価を受けやすい。
でもそれだけで社会は回らないし、誰かのために動くからこそ、夢中からアイデアを大勢の人に広める価値が出る気がする。ましてや一人で出来ないことの方が、世の中には多いから。
□メモ□
努力は夢中に勝てないけれど
夢中を広げるには"努力"が必要だ
私の毎日noteでは、思考は偏るけれども毎日の小さな気づき・幸せを大切にしています。今日からは末尾にメモを記載しますので、ふとした時に思い出していただけたら嬉しいです☺︎
本日も読んで頂き、ありがとうございました!