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早い時間に寝る子どもが身につく「最強の能力」とは

 早く寝る子どもってどんなスキルや能力が身につくんだろう?と疑問に思い、いろんな研究を調べてみました。その中でも面白い研究を見つけたのでみなさんに共有したいと思います。

学力や非認知スキルが大幅に向上する

 これは、幼児期の睡眠習慣と小学校低学年の学業成績や非認知スキルとの関係を調べたもので、日本・尼崎市の子どもたちを出生から小学校まで追跡した研究です。

 3歳児健診データから就寝時間(18時、19時、20時、21時、22時および23時)と起床時間を収集して、小学校1年生時の国語と算数のテストの点数を比較。

 研究の結果、3歳のときにしっかりと早く寝ていた子供は、1年生で学業成績がガッツリ向上。また、勤勉さなどの非認知スキルも優れていたそうです。

 「非認知能力」とは、主に意欲、自信、忍耐、自立、自制、協調、共感などの私たちの心の部分である能力を指します

 ここで面白いなと思ったのが、睡眠時間は学業成績とは関連していなかったこと。成長期に睡眠時間を確保するのが重要なのは周知の事実ですが、早く寝るだけでこんなにも効果があるとは驚きました。

ちなみに夜遅く寝る子どもは、勤勉さと思いやりの値がガッツリと低下するらしいです。怖い怖い。

子どもができたら早く寝かせてあげたい。

引用:https://www.nature.com/articles/s41598-023-48280-5

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