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ランニングが好きなのですが 頑張るのは嫌いです。しんどいことが嫌いです。 ランニングに…

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ランニングが好きなのですが 頑張るのは嫌いです。しんどいことが嫌いです。 ランニングにまつわる気になったことを書き留めていきます。 お願いしたいのは、決してここで書いていること。参考にしないことです。読んでいただく際はご注意ください

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道に迷うこと前提のトレイルランニング講座

トレイルランニングとは、未舗装の山道や森の中を駆け抜けるスポーツであるが、今回の講座では「道に迷うこと」を前提にした新感覚のトレイルランニングを提案する。トレイルランニングを極める上で最も重要なスキルは、意外にもランニングの技術より「道に迷う力」だと知っているだろうか。そう、迷子になることこそが、真のトレイルランナーへの第一歩なのだ! ### 第1章:迷子のススメ 通常のトレイルランニング講座では、地図の読み方やコンパスの使い方、GPSアプリの活用法などが教えられる。しか

    • タイムが伸びない日=景色を楽しむチャンスの日

      ランニングにおいて、タイムが伸びない日は時に自分との戦いを仕掛けてくる。それは、まるで毎朝のラジオ体操で突然出現する謎の軍団が「今日はスローペースでどうだ?」と挑発してくるようなものだ。そう、タイムが伸びない日、足が重い日、そして「今日こそベスト更新!」と意気込んだものの、秒針はまるでこちらを嘲笑うかのように冷酷だ。だが、そんな日こそ「景色を楽しむチャンスの日」なのだと、ある時ふと思い直した。 例えば、いつも目もくれない街路樹。普段なら通り過ぎるだけの存在が、今日は何だか妙

      • ランニング中の迷子は新しい発見の旅!

        「今日は新しいルートを開拓しよう!」そう意気込んでスタートした朝ラン。しかし、気がつけば見たこともない住宅街のど真ん中。道標を探しても「ここはどこ?私は誰?」状態に陥る。地図アプリを開けばいいだけなのに、「いや、これも一種の冒険だ!」と謎のポジティブ思考が発動し、逆にテンションが上がってしまうのがランナーの性。 走りながら周りを見渡すと、見たことのないカフェや可愛い雑貨店が目に飛び込んでくる。普段のコースにはない景色が広がり、思わず「これはこれでアリかも」と納得してしまう。

        • 今日の失敗ラン=明日の成功の種!凡ミスこそ次のヒント

          朝の空気が清々しい…はずが、今日はどんより曇り空。気持ちもなんだかイマイチだ。こんな日に限ってランニングに出かけると、凡ミスの連続。スタートして早々、靴紐がほどけた。ちゃんと結んだはずなのに。まあ、気を取り直して結び直す。次こそしっかり!と思ったら、次の曲がり角で進むべき道を間違える。うっかり逆方向へ駆け出し、気づけば全然違う場所に到着。しかも、ランニングウォッチはGPSが迷子状態。距離もペースも全然違う数値を表示してるし、「お前、今日はどこ走ってんの?」ってウォッチに言われ

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          筋肉痛=がんばった証拠!全身で感じる成長の喜び

          ランニングをする者にとって、「筋肉痛」はまるで勲章のようなものだ。あの痛みが訪れるたびに、何か大きなことをやり遂げた気分になる。「がんばった証拠!」と自分に言い聞かせるが、その瞬間、階段の前で立ちすくむ自分の姿は全く成長していないようにも見える。だが、痛みの先にある成長を夢見て、我々は何度でも走り出すのだ。 ランニングをした翌朝、目が覚めると、まず最初に感じるのは全身の鈍い痛み。「やばい…動けない…」と布団の中で小さく呟く。脚は鉄のように重く、階段を降りるのもひと苦労。まる

          筋肉痛=がんばった証拠!全身で感じる成長の喜び

          ポジティブなDNFとは?あなたは全力をだしてそこに行き着いたのか

          ある日、ひとりのランナーが語ってくれたのは、「ポジティブなDNF」についての話だった。DNF、つまり「Did Not Finish」という言葉は、普通ならランナーにとって悔しさや無念さを意味するが、彼女の話は少し違っていた。むしろ、それは自分の力を出し切った証として、誇らしげでさえあったのだ。 彼女が挑戦したのは、八方尾根ゲレンデという、なかなかの難コース。走るというよりは、もはやゆっくりとした登山のようなペースで、何度も「ゲキサカ」ポイントで立ち止まりながらも、自分の足で

          ポジティブなDNFとは?あなたは全力をだしてそこに行き着いたのか

          寝坊でランニングを逃した?それ、次のスタートの準備期間!

          朝のランニング、気合い入れて早起きする予定だったけど、気づけば時計の針はもう7時を指している。まさかの寝坊。昨日の自分は「明日こそ早起きしてランニングするぞ!」と宣言したはずなのに、実際は布団と一体化して、まるで引き離すのが困難な魔の装備みたいになっていた。こんなとき、自己嫌悪で一日を台無しにしてしまいそうだけど、ちょっと待って。それ、本当にそうなのか? 「寝坊でランニングを逃した?それ、次のスタートの準備期間!」と自分に言い聞かせる。そう、これはただの寝坊じゃない。次のチ

          寝坊でランニングを逃した?それ、次のスタートの準備期間!

          走るとバカになる?ジョギング中の脳内パーティー

          走ると頭が良くなる、なんて言うけれど、本当にそうだろうか?ジョギングを始めたばかりの頃、私はランニングを通じてクリアな思考や新たなアイデアを期待していた。ところが、現実はまるで逆だ。走り始めると、頭の中はまさにカオス。脳内では大パーティーが繰り広げられ、まったくもって賢くなるどころか、バカになる一方なのである。 まず、走り始めた直後にやってくるのが、やる気満々の「自己啓発スピーチおじさん」だ。「よし、今日は自己最高記録を出すぞ!限界を超えろ!君はやればできる!」とやたらと大

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          走っても走っても逃げられない:人生の問題はランニングでは解決しない

          ある朝、目覚めると目の前にはランニングシューズ。昨日の自分が置いていった「今日こそ走れ」のメッセージだ。なんだかんだで、自分との約束を破り続けている怠惰な自分への対抗策として、ランニングが選ばれたのだ。しかし、ランニングには魔法のような解決力はない。なぜなら、人生の問題は、マラソンのように走って逃げ切れるものではないからだ。 まず第一に、朝走り出したら突然の腹痛が襲ってきた。まさに人生のようだ。想定外のトラブルがいきなり襲ってくる。トイレはまだかと焦りながら、走るのをやめる

          走っても走っても逃げられない:人生の問題はランニングでは解決しない

          一度も完走したことがない人のための「途中でやめてもいい」ランニング

          ランニングにはいろんな魅力がある。「健康になる」「ダイエットになる」「ストレス解消」など、そんなキラキラした言葉が飛び交う中、正直に言っておきたいことがある。それは、「完走なんて、別にしなくてもいいじゃん?」ということだ。私たちは完璧じゃなくていい。人生だって途中で休みたいし、ランニングだって途中でやめてもいいのだ。というわけで、今日は「途中でやめてもいいランニング」をご紹介しよう。 まず、用意するのは「やめる覚悟」だ。ランニングウェアやシューズも大事だけれど、それ以上に大

          一度も完走したことがない人のための「途中でやめてもいい」ランニング

          見栄のために走る:インスタ映えするランニングの嘘と本音

          ランニングが一大ブームになった昨今、街中ではランニングウェアを身にまとった「ランナー」たちがあふれかえっている。見るからにプロっぽいシューズに、最新のスマートウォッチ。そして「これ、絶対高いでしょ?」と言わんばかりのスポーツサングラス。その姿はまるで、走ること自体がファッションショーの延長であるかのようだ。実際に彼らが求めているもの、それは「インスタ映え」だ。今日はその裏側に潜む、見栄のためのランニング事情を暴いてみよう。 早朝、まだ陽が登りきらない時間に「#朝活」なんてハ

          見栄のために走る:インスタ映えするランニングの嘘と本音

          すっぴんで走る勇気:見た目を気にしないメンタルトレーニング

          ランニングはシンプルな運動だと思われがちだが、実際には「見た目」という隠れたハードルが存在する。特に、女性ランナーの間でよくあるのが、「すっぴんで走る」という挑戦だ。すっぴんでランニングするのは、ただの運動以上のメンタルトレーニングであり、一種の冒険である。だからこそ、メイクをしたままの自分と、すっぴんの自分とで心の中でバトルが繰り広げられるのだ。 朝、ランニングウェアに着替えて、スニーカーを履いて、いざ玄関のドアを開けるとき、ふと鏡を見てしまう。「今日の私、顔色悪くない?

          すっぴんで走る勇気:見た目を気にしないメンタルトレーニング

          マラソンとその他スポーツの突然死の確率:生きるか死ぬか、それが問題だ

          走る者には二つのタイプがいる。「自己ベスト更新型」と「生きてゴールしたい型」だ。どちらも汗と涙の結晶だが、その過程でついに意識を失うかもしれないリスクを忘れてはならない。マラソンで突然死する確率?気になるなら、まずはソファとポテチとコーラを置いてほしい。もちろん、リモコンはリーチできるところに置いておこう。なぜなら、我々の敵は過去の自分ではなく、ソファだからだ。 さて、マラソンでの突然死の確率は、およそ5万人に1人程度と言われている。これが高いか低いかは、受け取り方次第だ

          マラソンとその他スポーツの突然死の確率:生きるか死ぬか、それが問題だ

          なんでみんな走ってるの?集団心理とランニングブーム

          ランニングは一体、いつからこんなに流行りだしたのか。公園には朝も夜も、走る人が絶えない。靴もおしゃれ、ウェアもピカピカ。ピタッとしたランニングタイツに身を包んだ人々が、黙々とアスファルトを蹴り、前に進んでいる。いやいや、ちょっと待ってくれよ。なんでそんなに走ってるの?何かに追われてるの?それとも集団催眠にでもかかってるのか。 ランニングの集団心理というものは、不思議なものだ。誰かが始めた途端、まるで誘われるように周りの人も走り出す。「あの人が走ってるなら、私もやってみようか

          なんでみんな走ってるの?集団心理とランニングブーム

          「ランニング中に閃いたビジネスアイデアは大体ダメ」

          ランニング中に突然の閃きが降りてくることがある。あの瞬間、「俺は天才だ!」と自分を褒めたたえながら走っているのだが、残念ながら、その感覚はエンドルフィンが生み出した幻想だ。そもそも、ランニング中に考えるビジネスアイデアなんて、まともなものが出てきた試しがない。むしろ、その逆だ。これまでの失敗例を紹介して、あなたが同じ轍を踏まないように忠告しておこう。 ある日、いつものコースを走っていると、ふと「走りながら同時に仕事ができたら、最強じゃないか?」と思いついた。これが第一の間違

          「ランニング中に閃いたビジネスアイデアは大体ダメ」

          ライバルは過去の自分…じゃなくて、ソファとポテチとコーラ

          ある日の午後、私はソファの上で優雅に怠惰な王様のように寝そべっていた。左手にはポテチ、右手にはコーラ。目の前にはお気に入りのドラマ。まさに「ライバルは過去の自分…じゃなくて、ソファとポテチとコーラ」状態だ。 「ランニングでもしようかな…」という淡い思いは、ポテチのカリッという音とともにすぐさま霧散する。心のどこかで「運動しなきゃ」と思ってはいるものの、ソファの柔らかさとポテチの塩気には勝てない。コーラのシュワシュワが喉を通り抜けるたび、運動の意志はさらに薄れていく。 そん

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