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【実録】不器用な嫁が、旦那さんと共に梅シロップ作りに初挑戦してみた。

ついに、ついに完成しました!梅シロップ。

はじめての作業に少し緊張ぎみで、梅を拭く手が丁寧になりすぎたあの日から2週間。

ついに私たちの梅たちは、立派な梅シロップへと成長を遂げました。


こんな感じで、瓶に詰めたあとはただ見守っていただけです。

日に何度か瓶をゆすって、ほんの少しの後押しをさせてもらったくらいで、あとは梅たちが砂糖さんと手を取り合って、一生懸命に見事な梅シロップになってくれたのです。

毎日の成長がうれしくて、欠かさず写真を撮りました。

瓶を運ぶときは必ず手を石鹸でよく洗い、たまに瓶もアルコールで拭いたりして、大事に大事に絶対に落とさないようにしました。

子育てやものづくりのプロとは比べものにはならないけれど、何かを育てるということの尊さを感じさせてもらいました。


2日目


3日目


4日目


だんだんと水分が出てきて、梅たちがすっきりと顔を見せてくれたときは、わが子がはじめて目を開けた時のような感動がありました。


5日目


6日目


7日目

下に溜まった砂糖も、徐々に着実に減っていき、


8日目


9日目

9日目には全ての砂糖が溶けきりました。


10日目


11日目


12日目


10日目以降は大きな変化は見られませんが、よく見てみると梅がしわしわになってきて、一生懸命エキスを出してくれているのがわかります。

きっとここからが「熟成期間」というものにあたるのかなと思います。


13日目


14日目

2週間が経ちました!

できればあと追加で1週間の熟成を待ちたかったのですが、表面が白くなっている梅たちもいくつか見られたため、大事をとって欲張らずここで完成とします。


2週間ぶりに開いた瓶からは爽やかで甘酸っぱい梅の香りふわぁと広がって、私と旦那さんの鼻腔をくすぐりました。

「すごい!いい匂いだねぇ!」

ああ、ちゃんと梅シロップになったんだなぁと実感した瞬間で、なんだかちょびっと泣きそうでした。

ここ数年、驚くほどに私涙もろいのです。


梅の実を取り出して、シロップに弱火で15分ほど火を入れて、熱湯消毒をした瓶に詰めて完成の完成!

3兄弟になりました!

美しく育ってくれて、感無量です。

取り出した梅の実も、塩水に1ヶ月ほど漬けておくと梅干しもどきになるらしいのでやってみました。

こちらも1ヶ月後がとても楽しみです。


炭酸水で割って乾杯🥂

猫も興味津々になるほどの素敵な香りと、味ももちろん、ちょっとした苦味や渋みもあって本来の味をしっかりと楽しめているようで、本当においしかったです!

梅特有のうまみ深みを、贅沢に濃厚に感じられます。

ペットボトルで売っているような梅ジュースも大好きですが、それとはまた違ったリッチなおいしさです。


梅1Kg砂糖も1Kgで、約1.5リットル分のシロップになりました。

5倍で薄めたとすると、7.5リットル分ですね!

3ヶ月ほどで飲み切るのが理想らしいです。

朝の出勤前の旦那さんに、今まで飲んでいた栄養ドリンクの代わりに特製梅ドリンクを作って、1日を爽やかに初めてもらおうと企んでいます。

ちなみにすでに今日の朝試作品を飲んでもらいましたが、笑顔で「おいしい!」と飲み干してくれました。

気に入ってくれたようで何よりです。


育成中も冷蔵保存で、というレシピが多かったのですが、わが家の冷蔵庫には入らずキッチン下で保存していましたが、特に問題なく完成まで辿り着けてよかったです。


瓶自体も、本当なら4リットル用のもので作るのが推奨されていましたが、知らずに2リットルの瓶で頑張ってもらいましたが、こちらも特に影響はみられませんでした。



なにぶん不器用でおっちょこちょいな私でも、旦那さんの協力もあって大きな失敗もなく作れました。

「梅シロップを作ってみたい……!」と思ってから、失敗を想像しては次の年の自分に先送りしてきましたが、なんとか今年挑戦できてよかったです。

もし同じような理由で悩まれている方がいたら、ぜひ来年はチャレンジしてみてください!

もしかしたら、今年まだギリ間に合うかもです。


その際は、この記事が少しでも役に立てたら幸いです。



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