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”精神・発達障害者しごとサポーター養成講座”に参加してみた

こんにちは、大里憲哉です。
先日、厚生労働省茨城労働局 職業安定部職業対策課が主催した
”精神・発達障害者しごとサポーター養成講座”に参加してきました。

この講座は、『精神・発達障害者』と一緒に『働く(活動する)』ために
”絶対に最低限確実に抑えておくべきこと”を懇切丁寧にわかりやすく、
教えてくれる講座でした。


精神・発達しごとサポーター養成講座資料
↑実際の資料

講座で使用された資料が欲しい方はメッセージください。
個別でお渡しします→LINEから『精神・発達障害者しごとサポーター養成講座の資料ください』とメッセージください。

資料配布しちゃいます(「・ω・)「

発達障害(ADHD)の当事者である僕が受講してみて感じたのは
「僕のような当事者にとっては当たり前のことなんだけど、
健常者(定形発達)の人は知らないんだ...
それなら、意見の食い違いやすれ違いが起こっても仕方がないなぁ....」
でした。

と同時に
「この講座は、障害者雇用を目指すことになった企業の方はもちろん、
家庭に当事者がいらっしゃる方、子供が発達障害と認定されたなど
新たに当事者と暮らすことになった方」は、絶対に受講した方がいい講座とも思います。

ですが、「講座に参加する時間がない」
興味はあるが、参加する勇気がない
という方向けに簡単にレポートを作成しました。


この記事を読んで欲しい方

- 発達障害者の就労支援に関心がある方
- 発達障害者の雇用を考えている企業の方
- 発達障害者本人またはその家族
- 社会全体が発達障害者の就労を支援する方法について理解を深めたい方

この記事を読むと、得られるメリット

- 精神・発達障害者の就労支援についての深い理解を得られます
- 発達障害者の雇用について考える際の視点を得られます
- 発達障害者が自立して働くことの重要性を理解できます
- 発達障害者とその家族が抱える課題と向き合い、解決策を見つけるヒントを得られます

講座の内容の解説

今回、参加した講座で学んだ内容を簡単に説明します。

①精神・発達障害者しごとサポーターとは?

精神・発達障害者しごとサポーターとは、障害を持つ人々が職場で安心して働けるように応援する役割を指します。
具体的には、コミュニケーションのサポート、作業の適応サポートなど、彼らの苦手分野を手助けする仕事です。

詳しくはこちらから▶︎厚生労働省ホームページ

②なぜ、障害者雇用が大事?

2017年、働き方改革実現会議にて、障害の特性に応じて活躍できることが普通の社会、障害者と共に働くことが当たり前の社会とされました。
(障害者のために仕事を作ってあげる。って考え方ではなく、「障害者を主軸として、新しい価値・仕事を創造し、社会に価値を届ける」という考え方になります。)←ここ重要

障害を持つ方にとっては、健常者と障害者が共存することで、彼らが自立した生活を送ることを可能にする

また、企業にとっては障害者の持つ多様な視点や能力は、組織の多様性を高め、競争力を向上させる機会となっていきます。(←ここの意味がわからない事業者・企業に対して、認知向上と啓蒙活動をしていくことが直近のミッションです。)

双方にメリットがある障害者雇用がこれからの社会では大事になっていくと僕は考えます。

③そもそも「障害者」とは?

障害者」とは、身体的、精神的、知的、感覚的な障害を有し、日常生活や社会生活を送る上で一定の困難を抱えている人々を指します。

近年では、「精神障害」や「大人の発達障害」の方が増えています

・「精神障害」:
うつ病など精神の疾患や状態により社会生活に支障をきたす状態
・「発達障害」:
先天的に脳の発達に問題があり、認知や社会性、行動に困難を伴う状態

似ているように思われますが、心の病気か脳の病気かの違いだけでなく、困りごとの内容は大きく違います。

④障害者の病気との付き合い方とはどんな感じ?

身体面や精神面で障害を持つ方の多くは、薬で症状を抑えていることが多いため、一生病院と付き合うことが多いです。

ですが、薬や自分自身の力だけで改善することは難しいため、
周囲は特性を理解して適切な支援や環境整備を行う必要があります。
また、当事者は自身の特性を理解して、自分自身の強みを活かすことで活躍しやすくなります。

ただし、過剰なストレスや疲労の蓄積は症状の悪化につながるので、健康管理には注意が必要です。

⑤どの様な仕事が適している?

発達障害者に適した仕事は、その人の特性、興味、能力に異なります。

単調な仕事が得意である、想像力を生かす仕事が得意であるなど、
個人の特性により多岐に渡るので、
強みを活かせる仕事が適職と言えることが多いです(例外はあります)

もしも、仕事内容と個人の性質が合わない場合は、
環境を整備することで解消される可能性が高いので、
定期的に困りごとがないか確認するのをお勧めします。(←ここの困りごとが社会・企業にとってのキーポイントとなることがあります。)

⑥精神・発達障害者、どう接したらいい?

精神・発達障害者と接する時は、難しいのでは?と思われますが、
コミュニケーションの取り方に違いはありません。
ですが、発達障害の特性の一例として

  • 大きな音が苦手

  • 急に声をかけられたら過剰に驚いてしまう

  • 話のキャッチボールが苦手

など、見えない困りごとを抱えている方もいるので、
事前に困りごとを確認してからコミュニケーションを取る
とスムーズに行く
と思います。


講座で使用された資料が欲しい方はメッセージください。
個別でお渡しします→LINEから『精神・発達障害者しごとサポーター養成講座の資料ください』とメッセージください。

資料貰ってくれても、良いんだからね?(「・ω・)「2回目

まとめ


精神・発達しごとサポーターバッチ
これ、全員もらえます!!なんか嬉しい!!

僕は「障害者の自立のために重要なポイントは、自己理解と自己受容」
障害者が自分のことを自分で出来るようになることは、もちろん大切なことですが、
『障害者が自分で誰かに助けを求めることが出来るようになることで、障害者自身が自立できる』ようになると考えています


その上で重要なポイントは『1対1ではなくチームで動くこと』
その理由は、職場や家庭関係なくチームで対応することで、
チームで関わることの重要性を理解し支えあえる関係になるからです。 

発達障害者の就労支援は、彼らが自分らしく生き、社会に貢献するために重要な取り組みで、そのためには多くの企業の方々に発達障害者の雇用について考えていただきたいと思います。

一人ひとりが自身の可能性を最大限に引き出せる世界を作るために、
精神・発達障害者の就労支援に関する情報発信や具体的な支援活動を進めていきますので、ご興味ある方はぜひご参加いただけたらありがたいです。

一緒に全ての人が自分らしく働き、社会に貢献できる環境を作り上げていきたいのでよろしくお願いします!!


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資料、受け取ってください(「・ω・)「3回目



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