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よもぎのジェノベーゼ風パスタ

農業を始めたおかげで、ずいぶんと雑草に詳しくなりました。私の畑は一部の雑草を残したり、刈った雑草を積み重ねたりと雑草となるべく共生したいと思いながらし野菜づくりをしています。

さて、よもぎは言わずと知れた食べられる雑草です。ただよもぎは作物によっては相性が悪かったり、根から増えていく宿根性によって畑を制圧しようとします。

というわけで、多くの場合は見かけたら取り除くわけです。ただ現在の季節は春。新芽はきっと柔らかくて美味しいのではないか。

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畑作業のあと、夜な夜なよもぎを探すこと2秒。いました。どこにでもいるね、君。というわけで、葉だけを拝借。この前雑誌かウェブメディアで見かけたジェノベーゼパスタを目指します。

材料

よもぎ、にんにく、ベーコン、唐辛子、塩コショウ

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アクを抜くために下茹で。天ぷらはそのままでどうぞ。次に、下茹でした葉、汁、にんにくを一緒にミキサーへ。

ウィーン

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よもぎペースト完成。少し渋みのあるいい香りがします。

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続いてオリーブオイルでベーコンと香川本鷹を炒めます。オリーブ油はちょっと多い目のほうがパスタソースとしてはいいかも。ちなみに、香川本鷹は私が島で栽培している島原産の唐辛子です。

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そこに先ほどのペーストとパスタの茹で汁を投入。オイルと茹で汁が乳化したらパスタを入れて和える。

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見た目も香りもとても春らしい一品となりました。

これほんとにびっくりするくらい美味しい。雑草料理で一番説あります。
バジルのジェノベーゼとはまた違った方向性で香りも良い。

このソース、フランスパンにつけてチーズでも乗せたら。やべぇ、モテそう。

下世話な冗談はさておき、ぜひ今日の帰り道はよもぎを探してみてくださいね!

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よもぎはキク科。調べてみると胡麻和えやおひたしにしても美味しいそうな。

最後に一つ注意点が!!よもぎと似た植物にトリカブトというのある雑草がいます!!
食べたら本当にダメだそうです。病院送りになるらしい。

よもぎは葉の裏が白いのに対し、トリカブトは白くありません。この点、ご留意を。

というわけで、本日はこれにて!
ご清読ありがとうございました!

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イタリアンな気分でしたが、ブリ大根の余り一緒に食べるという。貧乏生活の相棒は安くて美味しいアラ。もはやアラのほうが絶対にブリ大根は美味しい。

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