摘心バジルの採れたてジェノベーゼ
随分と気温も上がりはじめた今日このごろ。
春に種をまいた作物もずいぶん大きくなりました。
さてさて私が購入苗ではなく、自分で種から苗作っているのは、島原産の唐辛子の「香川本鷹」とスイートバジルです。
小さな頃のスイートバジル
スイートバジルはナス科の植物(唐辛子、トマト、ナスなど)と混植するとカメシムなどの害虫が減るのだとか。トマトなんかは味が良くなるそうです。このように良い組み合わせとなる植物をコンパニオンプランツといいます。
現在香川本鷹を160株くらいは栽培する予定なので、それに相応する量のスイートバジルも必要なわけでして。そのため、スイートバジルも少なくとも60株くらいは準備しています。
ご家庭では一苗あれば十分にワンシーズンのバジル料理を楽しめますが、あくまで害虫忌避のための栽培なので60株も必要という。バジルを苗から買うと一つ100円くらいするので、破産しちゃう、、、という経済的な理由からで、先の写真のように種から苗を作っていたわけです。
というわけで、こちら少し大きくなったスイートバジル(左)と香川本鷹(右)。だいたい20センチくらいあります。
このまま育ててもいいのですが、より旺盛に育てるには下の葉から数えて第三節くらいで真ん中の幹の成長を止めて、脇芽を大きくした方が良いらしいのです。いわゆる「摘心」という作業。
親指の下辺りが第三節の脇芽
というわけで、第三節より上をカットします。
すでに超いい香り。バジルの香りは人を幸せにしますね。そんなこんなでチョキチョキとハサミを入れると、
50グラムくらいかな。しっかり採れました。これでもまだ摘心を終えてない苗もあります。これ、買うと高そうだな、、、
さて、採れたては採れたてのうちに食べたいお年頃。家に帰って、水洗い。草丈がまだまだ低いので、雨ではねた泥を落とすためにしっかり洗わざるを得ませんでした、、、
生で食べても美味しいバジルに、
にんにく。この前、産直で見かけた皮が紫のやつ。どんな味がするのやら。これをオリーブ油&塩と一緒にミキサーに。あらあら、粉チーズ忘れてた。
というか、粉チーズが家にない。
やってしまった、、、島には商店もスーパーもないので万事休す。ないものはないので、このままウィーンします。途中でにんにくがゴリゴリ言い始めたのでビクビクしておりました。
挙句の果て、粉チーズを忘れるどころか調理写真も忘れていたので、
まさかの完成写真。といってもベーコンを炒めて、あとはパスタとソースを和えるだけですが。
粉チーズはないけれど、これはこれであっさりしてて美味しいです。たまに、ジェノベーゼのパスタソース買うとほとんど油じゃねーか!というようなソースがあることを考えると、これは超贅沢だなと。
この後も、にんにくの香りに負けないくらいのバジルの香りに食欲そそられ、あっという間に完食。パンに塗っても美味しいだろうし、次はピザにも塗りたい!
この夏、沢山のバジルが順調に大きくなれば、いつでもで採れたてジェノベーゼを皆さんにお届けすることができそうです!
島まで食べに来てくださいね!
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バジルで日々にちょっといい香りをプラス。
というわけで、本日はこれにて!
ご清読ありがとうこざいました!
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