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年俸血液500ml(出来高あり)

今年も奴らが現れた。

「蚊」である。

畑の周りは特に蚊が多い。というのも、畑の隣がほぼ林だからである。林といっても、元は誰かの畑だったのだが、耕作放棄されて早何十年。気がつければそこには大木が生えている。 

林になると地面は平らではなくなるし、湿り気も大きくなる。つまり、蚊の住処として格好の場となるのだ。というわけで、蚊に申し出たい。

私と年間契約しませんか?

年間契約
報酬 血液500ml
支払い 一括(ビーカーにて)
※あまり耳元に出現しなかった場合は出来高にてプラス査定

蚊サイドから見ても、蚊取り線香を焚かれたり、バチンと殺められることもなくなるのだ。少なくとも蚊には悪くない契約内容である。
また私が一体毎年何mlの血を蚊に吸われているのかはわからないが、ペットボトル1本分も吸われることはないのではなかろうか。とても蚊に優しい内容といって、差し支えないだろう。

拝啓 蚊様

この頃は毎夜お見掛けしております。
むやみやたらな殺生を繰り返す前に、こちらから血を差し出す所存でございます。

私から吸った血で構いませんので、どうか契約書に押印お願いいたします。

ーーー

毎年思うことをあえて文字にしたら、思いの他、短くて驚いています。こうして記事を書いている間にも、頭の上に蚊が。

ただ蚊取り線香の匂いを嗅ぐと、よく眠れるのは私だけでしょうか?

というわけで本日はこれにて!
ご清読ありがとうございました!

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