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過去のトラウマに打ち克つために、身体のサインで脳にポジティブなシグナルを送ろう

なぜ、過去の暗い思い出ばかりが頭に浮かんでくるのでしょうか?
実際は、同じくらいか、それ以上に明るい思い出もあるはずなのに。

いろんな状況がありますが、暗い思い出は、「今後、二度と同じ思いをしたくない」という深い感情を伴って、脳の深い部分に記憶されます。
家族やペットの死、受験や就職の失敗、親友の裏切り、いじめ、いやがらせ、失恋、離婚など、いずれもそうですよね。

明るい思い出は、それに比べるとそこまで強くない場合が多いです。
それは「ラッキー」であり「ハッピーサプライズ」であり「日々のささやか小さなことのくり返し」が大半だからです。

時に深く暗い思い出は、「トラウマ」や「PTSD」、「うつ」など「身体や心に悪い影響を及ぼしてしまいます。

これを心がけや考え方で打開していくのは無理があります。「悪い記憶」が保存され影響しているのは、意志の力の及ばない「古い脳」の部分だからです。
ましてや幼い子どもや児童・生徒にとっては非常に困難です。


そこで身体のサインで脳にポジティブなシグナルを送ります

それは『非常にシンプルで、場所を選ばずすぐに出来るもの』です。


画像のように両腕を甲を前に向けて腰に当て、口を笑っている形にします。
そして、笑った口をキープしたまま、腕を前後に羽根のように動かします。


これだけで、暗い思い出が記憶してある「古い時代の脳(脳幹部)」に、ポジティブなシグナルを送ることができます。
何秒でも何回やっても構いません。

特に「嫌な記憶、悪い思い出」が浮かんだ時にやってください。

背筋を伸ばして、イメージとしては、
「大空を羽ばたく鳥のように」或いは
「大海原を悠々と泳ぐクジラのように」。
「朝陽に向かって大きく首を伸ばして時をつくるオンドリ」のようでもいいかもしれません。

笑う口の形の筋肉は、「何かいいこと、明るいことが身に起こった!」というポジティブなシグナルを脳に伝えているのです。

また、肩を動かすことで、自律神経系を通して、副交感神経を促しています。

何か試験の前、発表の前、人前でスピーチの前など緊張を伴う直前でも効果があります。
効果を自分では認識していないとしても、必ず脳には届いているのです。

小さな子どもには、「ニワトリさんが、こうやって羽根をバタバタしながら、首を前後に振って歩いているよ!ニワトリさんになってみよう!」と口を横に広げたまま「ココココ・・・」と鳴きながらコミカルに歩くという誘い方でもいいかもしれませんね。

色々とアレンジしながらやってみてください。

いずれにしてもお金も時間もかからないのですから。

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