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【わたしの本棚】

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2023年4月の記事一覧

【読了】『読む力 最新スキル 大全』

【読了】『読む力 最新スキル 大全』

【POINT】散漫力
集中出来ないからと、無理に集中しようとするのではなく、あえて「散漫さ」を逆活用することで、実は生産性を高めることができるという内容です。

【序章】

まず「5つの大前提」について書かれています。
【前提1】マスメディアを4つのタイプに分類する
① 浅く広くのメディアか?
② 深く狭くのメディアか?
③ 中立的か?
④ 偏りがあるか?

【前提2】複数の記事をみる
いく

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人間とは 〜『夜と霧』とホロコーストドキュメンタリー

人間とは 〜『夜と霧』とホロコーストドキュメンタリー

ひと月ほど前、娘が春休みの宿題に本を選ぶというので一緒に本屋へ行き、最終的に選んだのは『夜と霧』でした。

心理学コーナーにあっのをわたしが手に取り、そこから興味を持ったようです。名著であるという知識はあっても、実際に読んだことがなかったので、責任を感じつつ、わたしもあとから読んでみて……。

衝撃とともに無知を思い知り、ここに書くのにも時間を要しました。

「人間とは」『夜と霧』は、原題『ある心

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『歎異抄』を読む

『歎異抄』を読む

現役時代に読んだ本は、
処世訓としての『菜根譚』
そして、現役を引退した今『歎異抄』を読み始めた。
いつの間にか身についた「習慣化」した生き方・・・
そんな時の「心のよりどころ」を求めて。

歎異抄とは

『歎異抄』は、今から七百年以上前に成立したそうです。
作者は、唯円(ゆいえん)といわれています。
『歎異抄』の「歎異」は「異なるを嘆く」という意味だが、何を、どのように嘆くのか。

「本願念仏」

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【読了】『あの日、選ばれなかった君へ』

【読了】『あの日、選ばれなかった君へ』

はじめに より
「選ばれない」とは
選ばれないとは、分かれ道にすぎない。
たまたま合わなかった。ご縁がなかった。
じゃあ、こっちだね。と、もう一方の道を選んで進んでいけばいいのだ。

第1章 課題をチャンスとして捉える

人が変わっていくのは、ある日突然ではない。
階段があり、予兆があり、心の支えがある。p.33
関係をつくり出す小さな魔法
じっくり時間をかけて、人に思いを馳せて言葉にする。それは

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【読了】『情報化社会』

【読了】『情報化社会』

はじめに
情報が氾濫する社会に、私たちは どう対応していったらよいのか・・・
現代社会で言われている事が既に50年前に問題提起されている。
古書店で見つけた。
読んでみることに。

情報化社会とは

情報化社会とは「インターネットなどの通信技術の進歩やコンピュータ利用の普及、 情報産業 の発達による情報の大規模な生産・加工・処理・操作・消費によって、従来の工業化社会における社会規範や価値観がかわり

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