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毎日一つ疲れが消えるヒントが「読むだけでメンタルが強くなっちゃう漢方養生の本」

「メンタルが強くなりたい」と言う人は多いけれど、
強い心とは誰にも何にも負けない心じゃなくて、
全てを受け入れて、許す心。
他人も自分も。

心を固めない、こだわりすぎない、こじらせない。

スポンジやスライムのようなふわふわぽよぽよのやわらかい心になれるよう心の養生について書かれた本です。

毎日一つ疲れが消えていくヒントがたくさんあります。

心をホッとゆるめて、自分を受け入れ大切に思う。
そんなきっかけになりました。


中医学の医師のお祖父様とお父様から医師になるよう言われたロン先生は「東洋医学なんてダサい」とヘアメイクの勉強に日本に来られました。

日本に来て、日本人の繊細さは文化である、と感じたほど、各種技術のクオリティの高さ、サービスの細やかさに驚かれたそうです。

だけど繊細な心は消耗が激しい。

日本の社会全体は素晴らしいけれど、日本人一人一人は心が疲れている人がとても多い印象を受けられたそう。

周りの人の気持ちや目を常に意識して、迷惑をかけないよう気を使い、我慢して言いたいことも抑えている日本人。 

ロン先生は就活中に体も心も不調になり、香港に戻り漢方と薬膳で治療されました。それがきっかけで中医学の大切さを実感し、改めて学びを深められたそうです。

中医学を広めるために再び日本に来られて、YouTubeや書籍出版、薬膳茶などの商品開発、講師などの活動から自身の漢方ブランドまで立ち上げられました。

お疲れの日本の人たちの心に寄り添い、わかりやすく優しさにあふれた本でした。



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