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著…枡野俊明『禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本』

 「いただきます」や「ごちそうさま」を言う時、わたしは必ず手を合わせるのですが、

 「両手を合わせるのは、単なる形式的な決まり事ではありません。きちんとした意味があるのです。右手は相手の心です。そして、左手は自分の心。それを合わせることは、相手と心をひとつにする、ということです」

(単行本版P76から引用)

 とこの本に書いてあるのを読んで驚きました。

 子どもの頃から習慣でやってきた「手を合わせる」という動作に、そんな意味があるとは!

 きっと、頂いた命と自分の命をひとつにする、という意味が込められているのでしょうね。

 食事の時に限ったことではありません。

 神棚や仏壇の前で手を合わせる時も。

 誰かにお願いごとをしたり、謝る時も。

 自然と手を合わせていることがあります。

 きっと「手を合わせる」という所作には、神様や、仏様や、他の人と「心をひとつにする」という祈りも込められていたのですね…。

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