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幸せになる準備はできていた|2023年11月の日記

※タイトルは、江國香織さんの「号泣する準備はできていた」からなぞらえてみました。

世の中の大多数の人が大なり小なり「幸せになりたい」と願いながら生きています。まるで「幸せ」と書かれたゴールに辿り着くまでが人生であるかのように。
一方で、どのような状態になっていると幸せなのか、具体的にイメージできている人はそう多くはありません。

幸せの定義ってなんなのでしょうか。

人により変わるのは言わずもがなとして、恐らく大多数の人は、たくさんのお金があったら幸せと考えるのではないでしょうか。パッと思いつく簡単で、万人に共通しそうな幸せの概念です。

では、一体いくらお金を持っていたら幸せなのでしょうか。このぐらいあればあなたは幸せですよ〜おめでとうございます!と言える基準があって、満たさない場合は総じて不幸なのでしょうか。

お金の他にも、「幸せ」の定義に役立ちそうなものがあります。
例えば、夢が叶えば幸せと考える人もいると思います。夢を叶えるために努力を重ねることは素晴らしいことです。幸せになるために努力することで得られる幸福感もあります。

でも、その夢が叶わなければ不幸なのでしょうか。叶えることが難しい夢であれば、人生のほとんどの期間が不幸になってしまいます。もしかして夢が叶えられなかった場合、その人は一生不幸だったことになります。

寝ても覚めてもずっと、不幸。なぜなら叶えたい夢が叶っていない状態だから。なんだか、不毛ですよね。

さてさて前置きが長くなりましたが、私自身も幸せになりたくて様々な本を読みました。読了後はこれだ!と膝を打ったりするのですが、なぜか効用は長続きしない。幸せになりたいのに、根っこの部分で幸せの定義がわからない、納得できていないからだと思います。

ですが、あることに気づきました。
こうなれば幸せではない、こうすれば幸せだという定義を、ああだこうだ自分でややこしく考えすぎていることに。

こちらを見てください。twitter(X)で有名なぬこー様ちゃんの漫画です。

これなんです、これ。

自分は幸せだと思えば、それで終わり

これに尽きます。

で、この時にポイントがあります。

なぜなら…と幸せである理由を考えてはいけない。

余計なことを考えるから、人は幸せになれない。
理由や定義なんて考えなくていいんです。
私は、幸せだ。
ここで考えることをやめると、なんだかスッと心が軽くなります。

ぬこー様ちゃんの方は漫画やSNSでわかりやすく成功している方なので、ご自身を「幸せ」認定されているのかもしれません。
でも、そうでなくても、「自分は幸せ」と思っても問題はありません。

なぜ幸せと思えるのか?
なぜ幸せではないのか?

考えると尽きません。結論は出ません。納得したように思えて、その実自分を心の底から納得させることは難しいものです。
であれば、余計なことを考えることはやめて、日々を楽しく生きていけばそれでいいのではないのでしょうか。

私はこの考えに至り、しばらく実践していますが、とてもいい感じです。

例えば、ランニングを始めました。
筋トレを始めました。
日記をつけることを始めました。
このように、日々思うことを言葉にして残すことを始めました。

理由なんていらないのです。
私もあなたも、十分幸せです。
幸せなはずです。


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