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就活ネタ

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キャリア形成について クランボルツと考える(1)

キャリア形成について クランボルツと考える(1)

就職活動を行う上で、押さえておくべき人物がジョン・クランボルツです。

スタンフォード大学の教育学・心理学の教授で、キャリアについて「計画性偶発」という理論を提示しました。

この理論について書かれた書籍は何冊かありますが、その中から2つ引用したいと思います。

スタンフォード大学の教育学・心理学の教授であるジョン・クランボルツは、米国のビジネスマン数百人を対象に調査を行い、キャリア形成のきっかけ

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キャリア形成について クランボルツと考える(2)

キャリア形成について クランボルツと考える(2)

前回の続きです。いい偶然を引き寄せるためにはどのような要件があるでしょうか。クランボルツはそれを5つのポイントにまとめています。

好奇心・粘り強さ・柔軟性・楽観性・リスクテーク

この中で私が最も重要だと思うのが「好奇心」です。

好奇心とは何か?

好奇=珍しい物事などに強く興味や関心を向けること。
新明解国語辞典 三省堂

卑近な例ですが、就職活動で言えば、キャリアセンターの壁に貼ってある求

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いかに就職先の選択肢を広げるか(1) 日本の企業数について考える

いかに就職先の選択肢を広げるか(1) 日本の企業数について考える

今日は日本の企業数について考えたいと思います。

日本の企業数について、良くまとまっているサイトが下記です。
https://crowdsien.com/lab/?p=824
これによると、2014年現在日本の企業数は382万社あります。とんでもない数ですね。就職活動とはこの382万社の中から1社を選ぶ作業と言っても過言ではありません。大海原をあてもなく泳ぐよう。とても選び切れる数ではありません。

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いかに選択肢を広げるか(3)会社四季報を使った就職活動法

いかに選択肢を広げるか(3)会社四季報を使った就職活動法

志望企業の選択肢を広げる上で、次に紹介したい本が「会社四季報」です。会社四季報は株を売り買いする投資家向けの情報誌。業界地図と同じく、発行元は東洋経済新報社です。辞書のように分厚い本にも関わらず、大型書店にはうずたかく積まれています。それだけ売れている証拠です。皆さんの中にも書店で見たという方がいらっしゃるのではないでしょうか。

その中身はデータだらけ。見た瞬間嫌になって、本を閉じてしまいそうで

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社会人が段ボールひと箱分「就活本」を買ってたどり着いた、本当に役に立つ「就活本」の結論

社会人が段ボールひと箱分「就活本」を買ってたどり着いた、本当に役に立つ「就活本」の結論

就職活動の定石を紹介する「就活本」が数多く出回っています。どれを購入すればよいか、目が眩むほどです。私は社会人になってから、大学生に就活のアドバイスを行うに当たり、段ボールひと箱ぶんの就活本を購入しました。私見では、その中で真に役に立った本は一冊だけでした。それが『内定勝者合格実例集&セオリー』キャリアデザインプロジェクト(PHP)です。

志望企業の「ストライクゾーン」を把握することが就活で最も

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