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本島さかな部が目指す将来とは?

今回は本島さかな部の“目的” “想い” “将来” について
語らせてください!

自分で言うものあれですが
結構強い想いを持って、色々と活動をしております。(笑)

本島さかな部の目的とは

主に2つあります。

①島に若い世代の方々を中心に足を運んでいただきたい!
そして、若い世代の移住者を増やしたい!

②本島の魚の魅力、面白さ、魚さばき体験、本当の美味しさを届け
子どもたちの魚食文化離れをとめたい!

どちらの目的も、抽象的ですが
移住者は1人でも増えたらいいし、魚の魅力も1人でも多くの方に伝えれば
私たちはとっても嬉しいです。

1つずつ解説をします。

なぜ、若い方々に島へ来てほしいのか?

前回の記事でも少し触れましたが
本島の人口は約280人。半分以上が60歳以上と言われております。
ちなみに
5年前の人口は約350人。
10年前の人口は約500人。
20年前の人口は約770人。

冷静に考えてみてください。

部長のカズヒトは本島生まれ、本島育ちの現在25歳です。
カズヒトが産まれてから、25年間で人口が3分の1ほどに減りました。
あまりにも急速に人口減少&少子高齢化が進んでおります。

その背景で、島では
・島に人の出入りが少なくなって活気がなくなった
・お店や飲食店がなくなってきた
・お祭りや行事の規模が小さくなった
・本土へ渡る船の便が減った

要は、島での暮らしが不便になりつつあり
昔に比べると閉鎖的な雰囲気になっております。


でもね、本島って住めば都なんです。(声を張って言いたい!!)

理由としては

・丸亀から船で約30分。岡山(児島港)からも船で約20分と好アクセス!
 買い物も慣れれば全然不便しない。
 通販も95%のものは普通に配達してくれる
・空気がとってもいい!→体の調子がよくなる。
 お散歩や子どもたちの遊び場としては最高の島。
・新鮮な魚や野菜が手に入る
・土地が安い&空き家が多いので家賃を抑えることができる
・Wi-Fi環境が整っているのでリモートワークができる
などなど。

本島の島暮らしのメリットはたくさんあります!

何度も言いますが、住めば、勝ちです。

ただ、1つどうにかしたいことがあります。

今は本島に住んでいる子どもの数が非常に少ないです。

私の娘も今年で1歳。
今のところ、同級生はいません。
2つ上と3つ上の子どもが1人ずついます。
これではかくれんぼをしてもすぐに終わってしまいますね...

今、住んでいる島民で人口を増やすのにも限界があります。

子どもは多ければ多いほど良いです。コミュニケーション能力を一番高めることができる子供時代はたくさんの人と触れ合い、経験を積むべきだと私は思います。
島に子供がいればいるほど、自然と活気がでてきます。
島の方々はみんな喜びますよ。
別記事で本島の子育てについてはゆっくりと紹介したいと思っております。

とっても暮らしやすい島“本島”に
ファミリーの方、これから子育てをするかもしれない方々に
移住をしてほしいのです!!!

とはいえ
急に移住。となってもピンとこないですよね...
たとえ、暮らしやすいと言われても...となりますよね。

なので、まずは
本島を知る→行ってみる→実際に目で見て体感してもらう

ここの過程なしで、移住は難しいので
その過程をお届けすることが本島さかな部の役割だと思い
島に足を運んでもらえるイベント企画や
島を知ってもらうための情報発信をしております。

なぜ、子どもたちの魚離れを止めたい?

本島の一大産業が “漁業” です。

本島で暮らしている若者はみんな漁師をしております。

また、Honjima Standも魚料理をメインとして提供しております。

そう、本島は魚なしではやっていけません。
みんな魚を軸として生活をしております。

今、日本では子どもたちの魚離れが進んでいます。
正直、子どもたちだけではなく
私の年代の方(Z世代)も魚離れしている方、多いのではないでしょうか。
あまり、「魚食べに行こう~!」や「スーパーで魚を積極的に買う」ことは
見ない気がします。

一方で、回転寿司業界は今非常に伸びてきているみたいです。
確かに、新しい店がでたり、いつ行ってもたくさんの方がいたりと
人気だな。とは思います。

この現象が5年、10年と続くと、
将来、日本人は回転寿司の魚しか食べなくなり、魚=回転寿司
他の料理は知らない。という現象がおきてしまうかもしれません。

ん~。

もちろん、お寿司も美味しいけど
魚料理は数え切れないほど色んな種類があり
それぞれに美味しさが秘めています。

子どもたちに、若い方々に
魚をもっともっと色んな食べ方で食べてほしい!!

私達が魚を使ってできることとは。

本島さかな部には、漁師、シェフがいます。

〇魚を獲る

〇魚をさばく

〇魚を料理する

ということができます。

普段食べている魚がどのようなルートを辿って、どんな手の入れ方で
自分の口の中に入るかを、体験してもらおう!
そうすることで、魚を大切に思うこと、魚を積極的に食べよう。
と少しでも思ってくれるのではないか。と考え

【生きた魚を見て、触れて、さばいて、食べる】

この一連の流れを本島さかな部ではイベントにて体験してもらってます。

少しずつ見えてくる未来

実際に今まで実施してきたイベントの中で
「あまり鯛の刺身は好きじゃなかったけど、これならパクパク食べれる!!」という子どもさんの声や

「うちの子どもが、今まではタコを見てもなんも思わなかったけど、イベントでタコを触る体験をしたお陰で、テレビなどでタコを見かけたら、タコタコ!!!と喜ぶようになったんです!」とお母さんからお声を頂いたりとしました。

少しずつではありますが
1人でも多くの子どもたちが魚に対する意識が変わってきているのではないかと実感しております。

【生きた魚を見て、触れて、さばいて、食べる】

この一連の流れを魚さばき体験と私達は呼んでます。

魚さばき体験をしつつも、舞台は島。

非日常をフルに体験することで、記憶に残る日を過ごしてもらい
魚にも愛着がわき、島も好きになってくれる。

今後も、今の活動を主としつつ
もっと情報発信をし、たくさんの方に体験していただけるよう
前進していきます!!!


次は【部員制度について】紹介します。

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