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子ども歯磨き粉を使ったら、子どもの視点に立てた気がした。勝手に解釈しないで、子どもの立場に立つ。

突然ですが。
こども用の歯磨き粉って、使ったことありますか?


先日寝る支度をしているとき、小1の息子が、私の歯ブラシを準備して持ってきてくれたのですが、

「ママのも、ぶどうの歯磨き粉にしちゃったー」

と、私の歯ブラシに、子供用の歯磨き粉をつけてくれたのです。

私は、甘いからちょっとやだなぁ・・・と思いつつも、せっかく息子が準備してもってきてくれたものをリセットしてしまうのは悲しいなと思い、そのまま使ってみました。

もちろん、初めて使う歯磨き粉。

、、、なんだか、ぷちぷちしたものが、歯の間に挟まってくる気がする・・・?

そうか、これはきっと、歯の隙間の汚れや食べかすを磨くのに必要なものが入っているのかも。と思いました。

ぶどう味も、こんな味なんだな。
意外と甘ったるくなくて、使えるな。
このくらい、泡立つものなんだな。

などと、実際に使ってみると、様々な気づきや発見がありました。

そして同時に、子どもが使うものを、こうやって大人が使ってみることってあまりないけれど、大人から色々指示する前に、まずは大人が使ってみるのもいいな、と思いました。

大人になると、子供より長く生きているから色々知っているし経験している気がして、相手を思ってのことなんだけれども、あれこれ教えてあげようというスタンスになりがち。
そういうときって、子どもが戸惑っていることがあると、ああそんなことあるよね、じゃあこうやったらいいじゃないって勝手に解釈して解決方法だけさくっと提示するだけで、子どものことを勝手に理解したつもりになっていることが、少なくないんじゃないかなと思ったのです。

だから、子どもが困っていそうだったら、子どもの立場に立ち、同じ視点で見て、具体的にどう困っているのか、彼らが自分自身でその問題を解決するにはどうしてあげたらいいのか、一緒に考えてあげることも、必要なのではと思ったのです。

例えば、えんぴつで書いた字を、消しゴムで上手く消せない。とします。
うちの息子が今、まさにそこに直面しているのですが(^^;;

「ちゃんと消さないと、本当のテストとか、大事なときに困るよ!」と伝えるのは超簡単なのですが、それだけではなくて、なぜ上手く消せないのか?という問題に、共に向き合うこと。

力加減がまだうまくできないのか?もしかしたら消しゴムの形状が使いづらいのか?それとも筆圧が強過ぎて消しきれないのか?

子どもが本当に困っていることの原因を見つめるために、「消しゴムでうまく消せない」という結果だけをみるんじゃなくて、消しゴムで実際に消している様子を隣で見守り、そして自分でも使ってみて、同じ目線に立って一緒に考えるといいのかなと思っています。

我が子の場合、実際に私が消しゴムを使ってみたのですが、けっこう力を入れないと消えないし、とてもしなるものでした。
つまり、消しゴム自体がちょっと消しづらいのかなぁと思い、まとまるくんみたいなちゃんとした消しゴムを買ってみようかなと思っています^^

「子どもの立場に立つ」って意識しないとすごーく難しいけれど、今回気づいたように、子どもが使っているものを試しに大人も使ってみることは、とても効果的だなと感じました。

これからも忘れないように意識していこう〜。


では今日はこのへんで。

最後までお読みいただきありがとうございました!

hona

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