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図書館って、いいですね。子どもとのアナログな時間が増えて、嬉しい。

hona一家。
今月から横浜市の図書館に、通い始めました

図書館に通い始めたきっかけ2つ

今までは、家からちょっと遠いし(駅を挟んで反対側)、絵本だって本だってそんなに高いものじゃないし、Amazon で家まで届けてくれるんだからと、あまり図書館のメリットを感じていませんでした。

しかしながら、絵本の収納スペースが最近溢れかえり始めていて、時折、夫が赤ちゃん時代の絵本は断捨離して減らしてはくれていますが、我が家の絵本ストレージの限界に直面していました。
電子書籍もあるけれど、大人の本は電子書籍でもいいけど、絵本はやはり紙の本の方がいいなと感じていました。

そんな時、松井るり子さんのこちらの本に出会いました。

子供との関わりや保育に興味がある私に、夫のお母さんがくださったものです。
松井るり子さんのことを知ったのはこちらの書籍が初めてでしたが、優しくてチャーミングな語り口調と、子供や絵本をみる・感じ取る感性の豊かさに、あっという間に惹かれていきました。

そしてこちらの書籍で紹介されている大量の絵本を、たくさん読みたい、そして子供たちに読み聞かせをしたいと思うようになりました。

こうして、家の絵本ストレージが限界であること、加えて古典的なものも含めて絵本をたくさん読みたい思ったことがあいまって、ある時から、図書館に行ってみようと考えるようになりました。


レッツゴー図書館。たくさん借りられるんですね!

というわけで2週間前、子供2人を連れて、本当に久しぶりに図書館に行ってきました!

横浜市の図書館は、1人10冊まで、2週間にわたり借りることができます。
ちなみに、返却期限までに電話かインターネットで手続きをすれば、一度だけ2週間延長できる制度もあるみたいですヨ。

そこで2週間前に初めて行った時に、子供達2人の貸出しカードを作りました。
ちなみに、私のカードを作らなかったのは、手続きができないと言われたから。ずいぶん昔にカードを作ったことがあったのですが、結婚後に苗字の変更をしていなくて、しかもその日持って行くのを忘れてしまったので、変更手続きがなかったためです。(しかし、その後カードを持って変更手続きに行ったら、有効期限が切れてるので、新規カードを発行しますか?と言われました。それなら2週間前もできたじゃん!という思いはこっそり胸に仕舞いました。)

そんな余談はともかく。

その日は、3人で児童図書のコーナーに1時間弱、居座り、それぞれが気に入った本を、合わせて14冊借りて帰りました。

子ども達が選んだ絵本も、すごく魅力的だった・・・!

借りている2週間の間、全てをまんべんなく読むわけではないですが、何度も読み聞かせをしたり、私はひとり読み返したり絵をじっくり眺めたりし て・・・たくさん楽しみました。

そして2週間後の日、また、図書館に行きました。
その日は、夫も図書館で借りたい本があるというので、平日でしたが仕事を早めに切り上げてくれて、4人で一緒に図書館に行きました。

そして、夫と私も、自分の貸し出しカードを作りました。
すると、4人で合わせて40冊まで借りれることに。わお!

というわけで、40分ぐらい図書館で時間を過ごした後、4人合わせて34冊の本を借りました。
さすがに34冊は重すぎました…^^; 夫談。笑

リビングの絵本置き場は、ほぼ全て図書館の本に!笑


図書館に通って、子どもによかったこと2つ


図書館に通い、たくさんの新しい絵本と出会うことができたことで、子供たちにも少なからず影響があったかなと思います。

1つ目は、先日の記事にまとめましたが、小1息子も年少の娘も2人とも、描いていく絵がまた、少しずつ変わってきていると感じたことです。

もちろん絵が変わってきたことに、図書館で絵本を借りたことが絶対に影響していると言い切ることはできません。
しかしながら、絵本を読むこと、物語を聞くこと、様々な絵を眺めることは、少しずつ心と頭のなかに積み重なってゆくもので、一朝一夕に手に入れられるものではないと思っています。
5年後なのか10年後なのか30年後なのかは分かりませんが、将来「重ねてきたなぁ」と思ったもののうちの、ほんのちいさなひと粒を、少しずつ重ねているんじゃないかなと、考えています。

2つ目は、アナログなものに触れる時間が増えていると感じたことです。

今朝の出来事です。
私は少し早く起きて、リビングでゆっくり読書をして過ごしていました。そこへ小1の息子が起きてきて、最初絵本を持ってきて「読んでー」というので読み聞かせをして、その後一旦「ゲームの本体どこだっけ?」と言いました。
私はちょっと朝から体が重くて動きたくなかったし、朝からゲームをしてほしくなかったので「わかんないよー」と、とぼけました。
ちょっとすると諦めたようで、図書館の絵本が入っている棚のところから本を出して自分で読んだり、恐竜のクイズがぎっしり詰まったお気に入りの本を持ってきて私にクイズを出してくれたり、その後は恐竜の図鑑まで出して、一緒に読みました。

もしもゲームの本体が見つかったら最初の絵本を読んだだけで、本の時間は終わって、その後すぐ息子はデジタルの世界に連れて行かれてしまったかもしれません。
ゲームを見つけなかったから、目の前にある紙と文字と絵と物語を、ゆっくり楽しむことができたと思いました。

先日読んだ「スマホ脳」で、印象的な言葉がありました。
それは、「現代の子供たちは、すぐにご褒美をもらうことに慣れてしまっている」という言葉でした。

スマートフォン、様々なテレビゲームに、あまりにも慣れ親しんでいる子供達は、設計者が巧みに作り込んだすぐ報酬が貰える仕組みにハマりこんでしまうだけでなく、すっかり慣れてしまって、ご褒美が出ない、つまりある程度スキルや経験の積み重ねが必要な分野について、取り組まないし、不得意になっている、というような記述でした。

絵本というのは、まさにそうしたスマホなどのデジタルツールとは、真逆の場所にいるように感じます。
文字を読んだだけで、面白おかしい物語もあるけれど、だいたいのものは何度も言葉を読み返したり、絵をじっくり見つめたり、もしくは同じ作者の他の絵本を読んでみたり、まったく違う本を読んでみたりしていく。
そうやって少しずつ、心と体に取り込んで行った物語や描写、語り口調、作者の思い等々が、ある時ふと、自分の中で感動的なものに結実するような瞬間があるのが、絵本かなと思います。

特に小さい子どもの時は、机の上であれこれ考えあぐねるよりも、自分が実際に経験したこと、実感したことがそのまま学びになると感じています。
そうしたアナログな経験についやす時間を、図書館で借りた絵本が増やしてくれたような気がして、嬉しいなあと思いました。


というわけでまた34冊…うち絵本は26冊、2週間でたくさん読みます!
そしてまた2週間後に図書館に行くのが、今から楽しみなのです(*^^*)



では、今日はこの辺で。

わーちょっと長くなり過ぎましたね・・・(;^_^A
にもかかわらず、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!


hona


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