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ラグビーW杯、子どものリレー、なんでこんなに感動するの?『今この瞬間を生きる姿』、『ストーリー』。

スポーツの秋!

昨日のラグビーW杯、家族全員でTV観戦しました~!!

夫が学生時代ラグビーをやっていたということもあり、実は我が家にはもうテレビが無いんですけど、わざわざHuluを当日契約して、普段ゲームに使うモニターにつないで、息子と娘と4人で観戦しました!

残念ながら負けてしまって1次リーグ敗退となりましたが、本当に感動した~~~!!(´;ω;`)

ついでに似た話で、今週末に年中の娘の幼稚園で運動会があって、娘の一つ上の学年、年長さんのリレーがありました。

自分の子が出ているわけでもないのに、ゴールの間際には、涙腺ぎりぎりで泣くのを堪えるぐらい、めちゃくちゃ感動しました!!(´;ω;`)


で、なんでこんなに感動するのかな?ってふと思ので、改めて考えてみようと思います。


『今この瞬間』を生きる姿


ラグビーの試合と子供たちのリレーに共通して、私が感じたのは、きっと『今その時を懸命に生きる姿』ではないかと考えました。

人間、過去のことをくよくよ悩んだり、未来はどうだろう?って不安になったり、どうしても今目の前から目を自然と背けて考えることが、多い気がします。

特に私はくよくよ人間なので、過去の失敗を何度も反芻し、悔やむことばかり。

でも最近ヨガを通じて、『今ここ』の自分の感覚を感じ取ることで、心が穏やかになり、幸せを実感できると教わり、自身で体感しています。

私は、ラグビーの選手たち、リレーで走る子供たちから、まさに『今ここ』の強い思いを、感じ取ったんじゃないかと思います。

選手たちは、今、目の前の試合に全ての力を注ぐ。厳しかった過去の練習とか将来の栄光とかは置いといて、とにかく今目の前のボール追いかけて、次の瞬間、自分はどう動くか、を考え続ける。

リレーで走る子供達は、きっと勝ち負けなんてどうでもよくて、ただバトンを前の子から受け継いでそれを持って走る。ただただ走る。
無意識に、今、自分が持っている全ての力を出して、ゴールまでバトンをつないでいく。

ただ、今この瞬間を生きる。

現代の忙しい社会では、すごく難しいことだと感じます。

それを目前で行動している人の姿、その力強い目の眩しさに、心が動かされたのだと思います。


『積み上げてきたもの』が、見える


また、スポーツ観戦では共通しますが、『選手』をただ見ているだけというよりは、その選手がこれまで積み上げてきた練習、生活習慣、人間関係などの全てが結実したものを見ている、と感じます。

選手の皆さんは、私のような一般人には想像できないくらいたくさんの練習を積んで、食事や睡眠なども大変気を配り、人間関係を構築して、その間には様々な苦境も乗り越えて、今、そのフィールドに立っている。

そうした、いわゆる『キャリア』や『経験』と言われるようなものを、選手の後ろから感じる気がします。

その人々の『ストーリー』を感じ取る


さらに言えば、そうした彼らが積み上げてきたもの奥には、それぞれ全く異なるストーリーがあります。

例えば、あの選手は、大学でラグビーに出会ったとか。
途中でケガで離脱したけれども、一生懸命リハビリをして戻ってきた、とか。
選手それぞれに、たくさんのストーリーがあって、そのストーリーがあるからこそ、いまこの試合の瞬間がある。

リレーを走る子ども達にだって、ストーリーがある。
子どもたちは皆、この世に生まれてご両親のあいだで育てられた。
きっと親子のあいだで大小様々なご苦労や悩みがあったけれども、子ども達がたくさんの試行錯誤を重ねて、リレーが出来るほどに、こんなにも立派に成長したんだ。

あの子は、ひよこさんの時はお母さんから離れられなくて、よく泣いていたけど、こんなに立派にリレーで走れるんだ!とか。

あの子はいつもふざけて遊んでいるけど、リレーになるとこんなに真剣な眼差しになるんだ!とか。


これまでの彼らの人生は、楽しかった、嬉しかったことだけじゃなく、きっと辛かったこと、苦しかったことも、たくさんあっただろう。
彼らがひたむきに今を生きている姿を見ていると、そうしたストーリーが感覚的にインスピレーションされて想像させられ、心を打たれるのだろう、と考えました。


昔の自分と重なる


あとこれは非常に個人的な話なんですけど、私は学生時代、陸上部でリレーを経験してきたことが、子供たちのリレーを見てものすごく感動してしまう理由の一つかなと思います。

リレー、好きだったな。

陸上競技って基本個人競技だから、いつも練習とか試合とか一人なんだけど、リレーのときのみんなでバトンをつないでチームプレイしていく感じとか、練習もみんなで一緒にやる感じが、すごい好きでした。

思えば、自分の過去と共感することも、自分の過去のストーリーがあるからこと感じられるわけで、ここにもストーリーが関連してる、と気づきました。


結論。私たちは、ストーリーに感動する


というわけで、人様のスポーツを見て、どうしてこんなに心が動くのかなということを深掘りしてみました。

結論としては、スポーツをする人々が持つストーリーが、私の心を打っている、ということ。

近頃、どこかで聞いたようなフレーズですが、初めてしっかりと自分で思考した実感しました。

昨日のラグビーの試合1つとっても、後からニュースで『ワールドカップ予選敗退』という言葉だけ見るのと、実際に試合を画面越しでも観戦するのとでは、感じ方が全く違います。
それも、「試合展開」というストーリーを知るか否かで、心の温度が大きく左右される、と言えると思います。


ストーリー。
こんなにも、心を打つんだな~。


では今日はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona


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