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子どもとの関わり、時間も心も『余裕』が必要。ポケモンカード110枚、1枚ずつカードケースにしまう。

先日、もう少ししたら出かけよう、という時でした。

子ども達2人は、パパとそれぞれポケモンカードで対戦をしていました。
(パパは同時に2人と対戦。器用かw)

小2長男はバトル中、年中の娘はパパとのバトルが終わっていて、お出かけにむけて片付けを進めたいところ。

夫が「もうすぐ出かけるから、これしまっとこうかー」と声をかけてくれたけど、全然やらなそうだったので、どうしようかなと思って、ふと

「いーち!」

と言いながら、そして娘の顔をチラリと見ながら、1枚のポケモンカードを、カードケースに入れてみました。

幸運なことに、娘はその私の動きに引っかかってくれて、

「にーい!さーん!、、、」

と、続けてポケモンカードをケースにしまい始めてくれました。

最初は良かったんですが、子どもあるあるでしょうか、それがずーっと続きました。ぱっと見、カードは100枚くらいありそう・・・

「よんじゅに、よんじゅさん・・・」

いつもだったら途中で「もういいよ、全部入れちゃおう?」とか声をかけるところだったけど、その時は出かけるまでに少し余裕があったし、お兄ちゃんはまだバトルをしているし、彼女の気の済むまで付き合おうと思いました。

そして、最後の110枚まで一緒に数えて、カードケースにもギリギリ収まりました!

娘は、とーってもご満悦な様子でした。

蓋は閉まりませんでした(笑)


この遊びを振り返ったとき、子どもとの関わりがぎゅーっと凝縮されている時間だったなと思いました。

子どもがやりたいと思ったことを受け止めて、その気持ちに寄り添い、大人はただ隣にいるだけだけど、一緒に居る。もし助けを求められたら、応じる。
子どもの主体的な気持ちを尊重して、大人はあくまでも見守るだけ、という関わり方。

ここでもう1つ重要なのは、見守る大人がすごく余裕を持っていることです。
その時の私は、次の予定はあるけれども急ぐほどでもなく、時間的に余裕がありました。また、土曜の午後というまったりした時間帯で、特に何かやらなければならないこともなく、ストレスがほとんどない状態で、精神的にもとても余裕がありました。

だからこそ、カードを1枚1枚カードケースに入れて、それを110回繰り返すこと、言わば娘に付き合ってあげることができた、と思います。

私は、近頃凄惨な事件がいくつも明らかになる保育現場や、乳飲み子を抱えてワンオペで苦しんでいるお母さんは、まさにこの『余裕』がない状態なのだろうと考えています。

人手が足りない、だから時間が全然ない、でも次やらなきゃいけないことが山ほどある、そんな切羽詰まって時間にも心にも余裕がない状態では、もし子どもの主体的な気持ちに寄り添いたいと志していたとしても、絶対にできないと思います。

だからこそ、国・自治体は保育所の保育士配置基準は絶対に変えていく必要があると思うし、お母さんはワンオペで苦しいのであればどんどん家事や育児を外注するなり調理家電などのテクノロジーに頼るなりの行動をしたほうがいいと思います。
ありとあらゆる方法を使って、時間的そして精神的余裕を生み出すことで、子どもとの関わりが少しずつ充実していき、大人も子どもも幸せな時間が増えていき、さらには子どもの健やかな心身の発達を促す環境整備にも繋がってくる、と考えています。


関係ないけど、
またこんな時間に、寝ちゃったよ・・・。(;^_^Aドーシヨ


では今日はこのへんで~。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona



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